シンガポール航空のビジネスクラス&チャンギ空港のラウンジ利用で、旅のワクワク感をブースト!
世界のエアラインのなかでもハイクラスなサービスで知られているシンガポール航空。「エコノミークラスでも十分快適!」と評判ですが、今回はビジネスクラスということで、さらに期待で胸が高鳴ります。どんなサービスが受けられるの? エコノミークラスとの違いは? 気になるビジネスクラスの極上フライトをレポートします♪
Summary
シンガポール航空のビジネスクラスが最高なワケ
今回私が利用したのは、ボーイング737-800NGのビジネスクラス。インドネシア・バリ島のデンパサール空港からシンガポールのチャンギ空港への約2時間30分間のフライトでした。…結論から言って、「フライト時間が足りないくらい充実している」!
その理由は、
・ビジネスクラス専用ラウンジを利用できる
・機内で無料Wi-Fiが使い放題
・ワンランク上の機内食
・機内食のメイン料理を事前に選べる(東京発のみ)
・専用タブレットで映画鑑賞
などなど…
実際に私が体験したサービスを紹介していきますね♪
充実の機内サービスで“休日の自分の家”レベルのくつろぎ感
プチセレブなフライト体験は、実は搭乗前からすでにスタートしています。まずはシンガポール航空のモバイル・アプリをスマホにインストールして機内エンタメをチェック。どんな映画や音楽がラインナップされているか、あらかじめ確認することができるんです(これはどのクラスでも利用できるサービスです!)。
気になったものは「お気に入りリスト」に登録。搭乗したら機内のガジェットとスマホをリンクさせて、リストに登録した作品をすぐに視聴できる、という優れものです。
しかもビジネスクラスは、前のシートに備え付けられているモニターではなく、専用タブレットが用意されているので、まるで休日に自宅で映画鑑賞しているようなプライベート感なのです。
十分に足をのばせる広いシートに専用タブレット、さらにウェルカムドリンクのシャンパンを提供され、着席して3秒でくつろぎモードに突入です!
まるで“空のレストラン”! グルメな機内食を堪能できる
その日の機内食は座席のシートポケットに入っているメニュー表でチェック。メインはウェスタンスタイルの魚またはお肉、アジア料理の3種類から選べます。すでに東南アジア気分の私は、インドネシアスタイルのグリルチキンをチョイス。彩りもよく、文句なしのお味です!
シンガポール航空の機内食といえば、日本発便のビジネスクラスもスゴイんですよね。京都の名料亭・菊乃井のオーナーシェフが開発に携わった和食コースがあって、それが機内食のレベルを超えているともっぱらのウワサ。
ビジネス&ファーストクラスおよびその上のクラスのスイートは事前にネットで機内食を予約できるそうなのですが、その種類が約40もあると聞いて驚きです。路線により内容は異なりますが、フランスのミシュラン3つ星シェフ、ジョルジュ・ブランがプロデュースするメニューなどなど、スペシャル感満載の料理を空の上で堪能できるのだとか。写真は別の路線のものですが、前菜に小さな瓶に入ったキャビアが提供されるなんて、なんともセレブな機内食ですよね。
「次に利用したとき何食べよう…?」などと想像を膨らませていると、あっという間にシンガポールに到着。正直、あと5時間は乗っていられた!と後ろ髪を引かれつつ、飛行機を後にしたのでした。
チャンギ空港にあるシンガポール航空ラウンジに潜入
しかしシンガポール航空のビジネスクラス体験のステキさはこれだけではありません。そう、忘れてはならない空港ラウンジです! 私は今回、帰りの便の出発前に利用したのですが、ここでもまたプチセレブ気分を味わえるのです。
シンガポール航空利用者が利用できるチャンギ空港のラウンジは、ビジネスクラス以上に搭乗すると利用できる「シルバークリスラウンジ」と、プレミアムエコノミークラス、またはエコノミークラス搭乗のクリスフライヤー・エリートゴールド、およびスターアライアンス・ゴールド会員が利用できる「クリスフライヤー・ゴールドラウンジ」の2つ。
私が利用したシルバークリスラウンジは、バーエリアやダイニングエリアなど4つの空間に分かれており、空港の中であることを忘れてしまうほど広々! ブッフェスタイルの軽食コーナーにシャワールームなど、ここだけで半日は過ごせそうな充実ぶりでした。 もちろんスマホやノートPCの充電もできるので、フライトまでの空き時間にサクッとひと仕事できる環境が整っています。
ちなみにスイート&ファーストクラスの専用ラウンジはご覧通りのキラキラ感! バーカウンター内の壁に飾られているクリスタルは、ラリック工房によるものだとか。
オーダー式のレストランエリアや仮眠ができる個室も備わっており、まるでホテルのようなクオリティです。
自分にはちょっと贅沢かも、と思ってこれまで使ったことがなかったビジネスクラス。こんなに快適に過ごせるなら、もっと早く利用すればよかった!と考えが変わってしまうほどの衝撃でした。 東南アジアの伝統的なバティック柄をモチーフにした制服を身に着けたCAさんに、シンガポールの名物カクテル…。これから始まる旅のワクワク感を一層増幅させてくれる、ステキなサービスが用意されていました!
ボーイング737-800NGはシンガポールから東南アジアの国々やインド、オーストラリアの一部路線でも利用できるので、トランジットで空港ラウンジを利用することを前提に(ココ重要)、乗り継ぎで利用するのもおすすめです。
text&photo : Saki Wakamiya
撮影協力:シンガポール航空
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