食・グルメ
2023.04.11
【東京ドーム周辺】まるでフランス！「フランス大衆食堂ブイヨン本郷３」は旅好きにおすすめ♡
地下鉄本郷三丁目駅から徒歩3分。レストラン「フランス大衆食堂ブイヨン本郷３」は、“もっと気軽にフレンチを！”と2022年にオープンしました。メニューも空間もまるでフランスで、海外旅行気分を楽しめると聞き、行ってみました！場所柄、東京ドームまで歩いて10分ほどなので、ライブ前後の女子会にもぴったりの一軒です。
「フランス大衆食堂ブイヨン本郷3」とは？
フレンチと聞くと、まだまだ敷居が高いイメージを持つ人も多いのでは？ そこで、もっと気軽にカジュアルにフランス料理を楽しんでほしいとオープンしたのが、レストラン「フランス大衆食堂ブイヨン本郷3」です。
店名の“ブイヨン”とは、フランス語でスープのベースとなる“だし”の意味ですが、同時に“大衆食堂”の意味もあるのだとか。まさにお店のコンセプトを体現している店名なんですね。
フランスにあるお店のように黒板に手書きされたメニューには、キッシュやパテ、コンフィなど、“これぞフレンチ！”という定番メニューが揃います。おいしいフレンチを、みんなでワイワイたっぷり食べてほしい！との思いから、こだわったのがボリュームと価格。
ランチには、バゲットとスープが付いたプレートランチが1000円前後でいただけるとあり、周辺で働くワーカーがこぞって訪れているとか。ディナーのメインは2000〜3000円台ですが、どれもボリュームがあるので2名で１皿、3名で2皿をシェアするのがおすすめです。
「ブイヨン本郷3」は、料理はもちろん、空間作りにもこだわりが！店内にはエッフェル塔やトリコロールなど、フランスを感じる装飾が多く、ワインボトルやグラスがたくさん並ぶ店内は、フランスに来た気分になれます。
店自慢の前菜・メイン・デザートを実食！
それでは、前菜からいただいてみましょう！ワインにぴったりの前菜が20種ほどありますが、おすすめは名物ばかりが4品のった「ブイヨン前菜盛り合わせ」1290円です。
写真上から時計回りに、玉子好きは必食の「ウフマヨ」、シャキッとした食感の「キャロットラペ」、ゴロゴロに切った豚肉や鶏レバーがジューシーな「田舎風パテ」、バジルオイルとレモンのビネグレットソースでさっぱりいただく「鮮魚のカルパッチョ」が並びます。
なかでも印象的だったのが名物の「ウフマヨ」。半熟ゆで卵をマヨネーズソースでいただくフレンチの定番メニューですが、こちらでは刻んだ黒トリュフとフライドオニオンをトッピング。黒トリュフのリッチな香りと半熟卵の濃厚さがマッチして、これだけでワインを延々と飲めそうな味わいでした！
続いて、メインに選んだのは「国産骨付き鶏もも肉のコンフィ」2200円。国産鶏を低温の油で3時間ほどじっくり火入れし、注文時に焼き目を付けるため、外はパリパリ香ばしく、中はしっとりで鶏肉のうま味が口内に広がります。
玉ねぎの名産地であるフランス・リヨンの名が付いたリヨネーズソースは、玉ねぎの甘みとワインの酸味をもつ、コクがありながらさっぱりした味わい。鶏もも肉との相性バツグンです。
最後はやっぱりデザートで締めたいですよね！おすすめは、こちらも名物の「自家製プリン バニラアイス添え」550円。季節ごとに変わるデザートもありますが、こちらのプリンは通年提供。
卵と牛乳のおいしさをそのまま味わえるようなシンプルなレシピ。カラメルも濃厚でしっかり苦味があり、卵のうま味やバニラアイスの甘さを引き立ててくれます。
おいしい！コスパよし！ワインもチェック
フレンチといえば、料理はもちろん、ワインも気になるところ。おいしいフランス料理を気軽にたっぷりと！という思いは、ワインも同じ。泡、白、赤と各種グラスワインが都内で500円〜いただけるとは、かなり貴重なお店です。
フランスを中心に、イタリアやドイツなどヨーロッパのワイン産地の銘柄のほか、チリやアルゼンチンなどワイン生産の歴史が新しいニューワールドのワインもあるので、各自予算にあわせて選べるのがうれしいですね。たくさん食べて、たくさん飲みたい！そんな女子会にもおすすめです。
フランス料理を多くの人に味わってほしいと、定番メニューを中心に、誰もがおいしいと感じられるシンプルな味付けにこだわる「フランス大衆食堂ブイヨン本郷3」。フランス料理の扉を開くのに、ぴったりな一軒です。
Text：山田裕子（editorial team Flone）
Photo：斉藤純平
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