京橋「ホテルインターゲート東京 京橋」が開業5周年!文化体験やラウンジサービスが目白押し
国内に5施設を構える「インターゲートホテルズ」が2023年の3月でブランド誕生5周年を迎えました。そして、銀座線京橋駅および都営浅草線宝町駅から徒歩1分と抜群の立地に立つ「ホテルインターゲート東京 京橋」が2023年の4月で開業5周年を迎えます。5周年の節目にインターゲートホテルズの人気サービスがさらにパワーアップすると聞いて、編集部が宿泊してきました!
Summary
充実しすぎなラウンジサービスがすごい
銀座線で京橋駅へ。地図を見ながら歩いていると、あっという間に到着しました。東京駅の八重洲口からも徒歩約10分とのことで、複数の駅が利用できるのは便利ですね!
「インターゲートホテルズ」の特徴は、地域に密着した体験ができること、そして充実したラウンジサービス。チェックインを済ませ、さっそくラウンジへ向かいます。
わぁ…!広い…!こちらがラウンジです。写真の奥左側にもテーブルとイスが用意されており、多くの人がくつろげるようになっています。そしてこのラウンジサービスがとにかくすごい。朝から晩まで、いつ行っても何かしらのサービスを実施しているんです。その内容がこちら。
6:00~ 7:00 こだわりのコーヒー、スムージー
7:00~10:30 焼きたてパンとごちそう野菜の朝ごはん(※有料・大人1名2420円)
10:30〜20:00 こだわりのコーヒー、ソフトドリンク
15:00〜20:00 アフタヌーンサービス お茶菓子・ドリンクなど
17:00〜19:00 ハッピーアワー ワイン(赤・白)、オリジナルカクテルなど
20:00〜22:00 お夜食 お茶漬けバイキング
至れり尽くせりですね。7時からの朝食のみ有料となりますが、それ以外のサービスはホテルの宿泊者ならすべて無料、無制限で楽しむことができるんです。
ラウンジに着いたときにはちょうどアフタヌーンサービスが受けられる時間だったので、さっそくお菓子を…。ということで、ミニパンケーキ、マフィン、クラッカーを確保。プラスして、今回は特別に、通常は17時からのハッピーアワーで飲むことができるオリジナルカクテル「メモリアルファイブ」も一緒にいただきました。その名のとおり、5周年を記念してホテル所属のバーテンダーの手で新しく作られたカクテルだそう。最下層にあるグレナデンシロップ(ザクロの果汁から作られるシロップ)の上から、グレープフルーツジュースに白桃のリキュールとトニックウォーターを合わせています。今の季節にぴったりな春らしいピンク色で、気分もさわやかに。グレープフルーツの酸味はそこまで強くなく、誰でもおいしく飲めそうなさっぱりとしたカクテルでした。
地域ならではの体験メニューも
ラウンジサービスと一緒に体験したいのが、ホテルに用意されている伝統文化体験メニュー! 各ホテルによってその土地の文化を体験できる内容を用意しているそう。ここ東京では、釘を使わずに木に幾何学的な模様を組み付けた飾りである「組子細工」を体験できるほか、2023年4月1日(土)からは「ご当地京こま」の制作体験キット2200円も販売開始。
フロントで購入すると、制作に必要な道具も一式貸し出してくれるとのことで、さっそく体験してみました。
こちらは手書きの説明シート。これだけでほっこりしますね。
芯棒にテープをぐるぐる巻きつけ、のりでしっかり留めたら、胴体と顔を棒に通していきます。
腕とまわしをつけたら、完成まであとちょっと…!このまわしをつける作業が結構細かい作業で、少し難しかったです。
仕上げに定着液を筆で薄~く塗れば…
完成!立派なおすもうさんになりました。このまま少し置いて、定着液を乾かします。ちなみに、このこまも各地域の特色を反映しており、京都は舞妓さんが履く「こっぽり」がモチーフのよう。2023年4月現在は東京と京都で体験ができますが、今後広島、金沢、大阪でも販売開始予定とのことでした。お気に入りのこまを見つけて、その地域の「インターゲートホテルズ」に宿泊してみるのもよいかもしれません。
伝統文化体験が充実したエリアで思い出の品を
地域独自の文化体験ができることもあって、インバウンドのお客さんも非常に多いのだとか。ホテルの方も「エリアとしても、伝統的な文化体験は多い場所だと思います」と話してくださり、ホテルからタクシーで約10分のところにある「小津和紙」をご紹介いただいたので、手漉き和紙の制作体験にも参加してみました。
承応2年(1653)に紙問屋「小津清左衛門店」として創業してから370年。創業の地で手すき和紙を中心した、紙を扱う会社として日本の伝統を伝え続けている老舗中の老舗です。建物内にはショップや史料館などもあり、和紙漬けになれる時間を過ごせそう。さっそく体験へ!
簀桁(すけた)とよばれる用具で原料が含まれる水を掬ったら、じゃぶじゃぶ、じゃぶじゃぶと縦に横に振っていきます。この振り方になかなかコツが必要で難しかったのですが、なんと奇跡的に一発成功。
成功するとこのように、簀桁に薄い膜のようなものができます。これが和紙になるんですね~。
簀桁から取り出したら布の上に置き、水を抜いた後にこのように少し熱い金属板の上に貼り付けて、乾燥させます。左側は布をはがして完成した和紙。初めは液状だったものがこんな風に丈夫な和紙になるなんて、驚きです!
私自身初めての和紙制作でしたが、先生が丁寧に、時折、海外の方向けの英語説明も交えて楽しく教えてくださったので安心でした。以前は「インターゲートホテルズ」に出張してのワークショップなんかも行っていたそう。JR新日本橋駅から徒歩約2分なので、日本橋や三越エリアに行く際はぜひ寄ってみてはいかがでしょうか。
■小津和紙(おづわし)
住所:東京都中央区日本橋本町3-6-2 小津本館ビル
TEL:03-3662-1184
時間:10~18時
料金:和紙体験(A4判1枚)500円
定休:日曜
※手漉き和紙体験は予約優先
鯛だしを使った日本料理に舌鼓
夕食はホテルから徒歩約3分の、南青山に店舗を構える「日本料理 僖成」の系列店「僖ニ成ル食 京橋」で。「ホテルインターゲート東京 京橋」内にはレストランはありませんが、夕食付のプランで予約をした場合はこちらのお店での夕食になるそうです。
この日はコース料理をご用意いただき、職人さんのこだわりが随所に行き届いた逸品をいただきました。なかでもおいしかったのは鯛だしを使った〆の塩せいろそば。通常のそばつゆで食べるそばとは違った風味で、魚介のうま味がつゆに溶け込み、そばに絡み合って絶品でした。思わず「あ~これこれ…!」と声が漏れてしまいそうな魚介とだしの味…たまりません。
ランチもやっているそうなので、「ちょっとぜいたくなランチを」というときにまた訪れてみたいです。
■僖ニ成ル食 京橋(きになるしょく きょうばし)
住所:東京都中央区京橋2-7-8
TEL:03-6263-2181
時間:11時30分~14時30分LO、17時~21時30分LO
定休:土・日曜、祝日
そして、この日の夕食はこれだけでは終わりません…!20時からのラウンジサービスがどんなサービスだったか、みなさん覚えていますか?
そう、20時からはお茶漬けバイキングが夜食として用意されているんです。だし好きの私としても見逃せないサービスで、お腹はやや膨れていましたが、しっかりいただいてきました。
お茶漬けは白だしをベースに醤油を混ぜた、東京色の強い少し濃いめの味。ここでも地域に根差した文化を体感することができるんですね。好きな具を好きなように盛り付け、だしを注いで、お気に入りの席でゆったりひと休み。
宿泊者の皆さんがコーヒーを片手に会話を楽しまれていた昼間とは違い、夜のラウンジは静かでとても落ち着ける空間。まるでその場所に自分しかいないような感覚に浸れました。作業をしたり音楽を聴いたり、1人で集中する空間としてもぴったりです。もちろん、外で飲んできた帰りの〆にお茶漬けを食べながら、友だちなどとしっぽりトーク、なんてのもいいですね。
ふかふかのマットレスで心地よい朝を
今回宿泊したのはスタンダードシングルルーム。奥の壁にも切子のグラフィック柄があしらわれており、部屋でも地域の伝統を感じられます。ベッドマットレスはシモンズ社と共同開発したオリジナルのもので、横になってみると確かにふかふか!沈みすぎないほどよい柔らかさです。用意されていたルームウェアも着心地がよく、ぐっすり眠れました。ホテルの1階にはファミリーマートが併設されており、コンビニにも外へ出ることなく行けちゃうのは高ポイント。
チェックインの際に女性の方には化粧水などが入ったアメニティと入浴剤のプレゼントがあるそう。もちろん男性の方でも、欲しい旨を伝えればもらうことができますよ。
また、チェックイン時から追加の精算がない場合はお部屋のテレビでの操作で、エクスプレスチェックアウトが可能。フロントカウンターに並ぶ必要がないので、出発前に時間がかかって…なんてこともなくなります!便利~♪
特製スムージーと野菜たっぷり朝ごはんで気持ちいいスタート
ふかふかのマットレスのおかげで気持ちよく起床!う~ん、いい目覚めです。朝にもラウンジサービスがあるので、さっそく2階へ。6時から7時まで、サニーレタスや小松菜、バナナなど8種類の青果をミックスしたスムージーをいただけます。ゴクッと飲んでみると、フルーティーな味わいでほんのりとした酸味を感じられ、後からセロリや小松菜など野菜の風味がじわじわ押し寄せてきました。これは朝の目覚めの一杯にちょうどいい…!もちろんコーヒーも飲むことができますが、コーヒー好きの方でもまずはスムージーを!とおすすめしたくなります。
朝食は焼きたてのパンにサラダ、おかずや汁物、ごはん等、50種類以上がずらーっと並ぶバイキング。ホテルステイの醍醐味の一つですよね。「インターゲート東京 京橋」の朝食バイキングでは、サラダ・グリル・蒸すなど、さまざまな調理法で作られたおいしい野菜をたっぷりいただくことができます。
インカのめざめのポテトフライやスープカレーなど、北海道を思わせるメニューも。もちろん地域ならではのメニューも用意されており、総品数は50種類以上もあるそうです! 日替わりで提供されるので、連泊されるお客さんでも違ったメニューを楽しむことができます。これはうれしい。
さらに、休日の朝限定で、スパークリングワインも飲むことができるのだとか!朝活ならぬ「泡活」で1日のスタートを優雅に切ることができちゃいます。時間も7時~10時30分(10時LO)と幅広く取られているので、早起きが苦手な方も安心。自分のタイミングで食べられますよ。
※朝食バイキング利用は有料。大人2420円、小学生1210円、幼児(4歳以上)550円、3歳以下無料
ラウンジのギャラリーには知的好奇心を刺激する厳選された本が並ぶほか、窓からは鍛冶橋通りが眺められます。
外の街並みを見ながら、家族や友人との会話を楽しんだり、仕事を進めたり、心ゆくまで思い思いの時間を過ごすことができる場所になっていました。電源席があるのも出張などで利用するワーカーさんにはうれしいポイント!
リーズナブルな価格帯でアクセスも抜群ながら、大充実なラウンジサービスのおかげでゆったりステイを楽しめそうです。出張のお客さんも観光の方も、ブランド5周年を迎えてますますパワーアップした「インターゲートホテルズ」にぜひ泊まってみてくださいね♪
■ホテルインターゲート東京 京橋(ほてるいんたーげーととうきょう きょうばし)
住所:東京都中央区京橋3-7-8
TEL:03-5524-2929
チェックイン:15時~
チェックアウト:~11時
宿泊料金:スタンダードシングルルーム2名1室 1名様1万円~(税・サービス料込)
アクセス:銀座線京橋駅1番出口から徒歩1分、都営浅草線宝町駅A4出口から徒歩1分、JR東京駅八重洲中央口から徒歩10分
Text&Photo 鈴木優輔
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