松本城

【長野・松本】北アルプスの玄関口で歴史とアートに親しむ、おとなの遠足へ

アート 美術館 城下町 伝統工芸 高原ミュージアム
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自然豊かな長野・松本には、歴史ある建物が多く残り、レトロな風景が続く商店街は街歩きスポットとして人気です。またものづくりとアートの街としても注目を浴びており、地元アーティストによる作品を集めた博物館やモダンな工芸品を扱うショップも点在しています。北アルプスの玄関口で、歴史とアートに親しむお出かけを楽しみましょう。

Summary

「国宝 松本城」戦国と太平の世の両方を生きた430年の歴史がここに

松本城
大天守の最上階にある西の窓からは北アルプスの山々が見渡せる
現存する五重六階の天守のなかでは日本最古の歴史を誇る城。戦国の薫り残る堅牢強固な造りに、江戸期の辰巳附櫓と月見櫓が複合した、日本で唯一の連結複合式構造がみどころです。1つの城から2つの時代を感じ取れる、珍しい名城なんですよ。17時30分から21時まではライトアップも行われるので要チェック!
城内は、大天守、乾小天守、渡櫓、辰巳附櫓、月見櫓の5棟で形成されます
城内は、大天守、乾小天守、渡櫓、辰巳附櫓、月見櫓の5棟で形成されます

■国宝 松本城(こくほう まつもとじょう)
住所:長野県松本市丸の内4-1
TEL:0263-32-2902(松本城管理課)
料金:入場700円
営業時間:8時30分〜17時(最終入場16時30分)※時期により変動あり
定休日:12月29日~31日
アクセス:JR松本駅から徒歩20分
駐車場:110台(有料)

「松本市美術館」水玉のアートがお出迎え

松本市美術館
開館に合わせて制作された草間彌生の野外彫刻《幻の華》(2002年)は美術館のシンボル的存在
珠玉の美術品を限示するコレクション展や企画展のほか、ワークショップやイベントも開催している美術館です。松本出身の世界的前衛芸術家・草間彌生の常設展示は必見!水玉の蝶々や、犬のトコトンなど草間彌生の作品が出迎えてくれます。レストランや休憩スペースも併設されているので、ゆっくり見学しましょう。

■松本市美術館(まつもとしびじゅつかん)
住所:長野県松本市中央4-2-22
TEL:0263-39-7400
料金:コレクション展410円
営業時間:9〜17時(最終入場16時30分)
定休日:月曜(祝日の場合は体業、翌平日休館)
アクセス:JR松本駅より徒歩12分
駐車場:67台

「美ヶ原高原美術館」ユニークな野外彫刻美術館

美ヶ原高原美術館
遊歩道が整備されており、快適に芸術鑑賞が楽しめます
緑あふれる草原の野外展示場を中心に、現代彫刻作品が350点展示されています。光も風も刻々と姿を変える開放感あふれる大自然のなか、一瞬一時新しい表情を見せるアートを楽しむことができますよ。散策しながら芸術鑑賞と絶景を同時に堪能しましょう。

■美ヶ原高原美術館(うつくしがはらこうげんびじゅつかん)
住所:長野県上田市武石上本入美ヶ原高原
TEL:0268-88-2331
料金:入場1000円
営業時間:9〜17時(最終受付16時30分)
定休日:11月中旬~4月中旬
アクセス:中央自動車道諏訪ICから約50km
駐車場: 800台

「MOKU glass gallery cafe」(モク グラス ギャラリー カフェ)センスが光るギャラリー&カフェ

MOKU glass gallery cafe
席はカウンター席だけでなくテーブル席もあります
長屋をリノベートした店舗で木と硝子を合わせたグラスを販売しています。店内では実際に器を使ってドリンクやスイーツを提供。器のほか木工のアクセサリーなども販売されていますよ。完全予約制なので、お出かけ前に予約をお忘れなく。
MOKU glass gallery cafe
ワッフル各種700円〜。モチモチ食感のベルギーワッフルは、竹墨、抹茶、ココア、イチゴの4種類を用意

■MOKU glass gallery cafe(もくぐらす ぎゃらりー かふえ)
住所:長野県松本市深志3-1-7
TEL:070-3778-1486
営業時間:予約時に要確認
定休日:不定休
アクセス:JR松本駅から徒歩10分
駐車場:なし

「GRAIN NOTE」(グレイン ノート)木のぬくもりを感じる地元作家の木製小物や陶器

MOKU glass gallery cafe
センスの良い小物雑貨がズラリ
築70年超の建物を改築した店内には、地元作家を中心に木製小物や陶器、アクセサリー、ガラス製品などが並んでいます。木目の美しさを生かした作品は思わず見とれてしまうこと間違いなし。2階では木工作家であるオーナーのテーブルや椅子を展示販売しています。
GRAIN NOTE
陶芸作家・岡本一道さん作のりんご皿1100円(右) とりんごはしおき 550円(左)

■GRAIN NOTE(ぐれいん のーと)
住所:長野具松本市中央3-5-5
TEL:0263-32-8850
営業時間:10〜18時
定休日:水曜日
アクセス:JR松本駅から徒歩14分
駐車場:なし

「ヒカリヤニシ」ウェルネスガストロノミーを提唱

ヒカリヤ ニシ
ランチコース クー・ド・ラパン1万円。全9品程度のコース料理
蔵をリノベーションしたおしゃれな空間が魅力のレストラン。ウェルネスガストロノミーを提唱する田邉真宏シェフは、熟練の調理と独創的な組み合わせで地元素材の本来のうま味を引き出し、料理を彩り豊かに美しく仕上げます。
ヒカリヤ ニシ
明治20年(1887)に建てられた蔵屋敷はウエディングの会場としても使用されるおしゃれな空間
ヒカリヤ ニシ
140年前の米蔵をリノベーション

■ヒカリヤ ニシ(ひかりやにし)
住所:長野県松本市大手4-7-14
TEL:0263-38-0186
営業時間:11時30分~13時最終入店、17時30分〜19時30分最終入店
定休日:水曜、平日のランチ、日曜のディナー
アクセス:JR松本駅から徒歩15分
駐車場:13台

「ちきりや工芸店」民芸に生きた丸山氏の想いを受け継ぐ

ちきりや工芸店
陶磁器から染織、硝子、玩具、木工などあらゆる民芸品が揃います
柳宗悦が提唱した「民藝」の思想に感銘を受けた、丸山太郎氏が昭和22年(1947)に開業。大分県の小鹿田焼や、愛媛県の砥部焼など全国各地の陶磁器1000円〜が並びます。日本各地のほか、アジア、南米などの海外のものまで、数々の民芸品のどれもが使い勝手がよく、美しいのが特長です。

■ちきりや工芸店(ちきりやこうげいてん)
住所:長野県松本市中央3-4-18
TEL:0263-33-2522
営業時間:10時〜17時30分
定休日:火曜・水曜(祝日の場合は営業)
アクセス:JR松本駅より徒歩15分
駐車場:なし

「セラミカ 松本」日常の食卓に彩りを

セラミカ松本
目移りしそうなほど多彩な作品が並ぶ
ポーランド陶器の品揃えが日本随一のショップ。ボレスワヴィエツのトップメーカーであるセラミカ・アルティスティッチナ社の製品を専門に扱っています。一点一点手作業で作られているため、絵柄や形が異なっているのも魅力ですね。
セラミカ松本
マルチプレート5280円。ボレスワヴィエツ陶器の代表ドヌーブ柄。クジャクの羽根がモチーフに
セラミカ松本
セルフカフェを併設。コーヒー500円とカプチーノ600円は15種類のフレーバーがあり、好きな柄のカップを選ぶことができます

■セラミカ 松本(せらみか まつもと)
住所:長野県松本市大手4-4-2
TEL:0263-31-3177
営業時間:11~17時
定休日:水曜(祝日の場合は営業)
アクセス:JR松本駅から徒歩15分
駐車場:要問合せ

「松本民芸館」国内外の日常品の美しさを再認識

松本民芸館
企画展も定期的に開催
昭和37年(1962)、丸山太郎氏が創館した松本民芸館。丸山氏が生涯をかけて集めた品々や、自身の作品などが展示され、民芸の魅力に寄り添いながら見学することができます。

■松本民芸館(まつもとみんげいかん)
住所:長野具松本市里山辺1313-1
TEL:0263-33-1569
営業時間:9〜17時(入館は~16時30分)
料金:入館310円
定休日:月曜(休日の場合は翌日)
アクセス:JR松本駅より車で15分
駐車場:20台

「蕎麦倶楽部 佐々木」昔ながらの信州そばを

蕎麦倶楽部 佐々木
ひと口目はそばそのものの味が引き立つ岩塩で。「もりそば」1000円
長野・茅野や聖高原の契約農家と土から育てた在来種のそばの実を使用。9割3分以上の細打ちで、甘みが強くもっちりとした舌ざわりのそばをいただけます。夜には〆のそばを中心としたコース料理や、一品料理も充実していますよ。

■蕎麦倶楽部 佐々木(そばくらぶささき)
住所:長野県松本市大手4-8-3
TEL:0263-50-4387
営業時間:11時30分~14時(そばがなくなり次第終了)、18~20時
定休日:月曜、日曜と第1・3・5火曜の夜(木〜日曜の昼はコースのみ)
アクセス:JR松本駅から徒歩15分
駐車場:なし

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