京都駅近くのおしゃれな日本酒専門店「SiZUK-サケノシズク」で角打ち

京都駅近くのおしゃれな日本酒専門店「SiZUK-サケノシズク」で角打ち

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JR京都駅から北へ徒歩約5分、七条烏丸という便利な場所に、一見酒屋さんだとは気付かない雰囲気のお店があります。冷蔵庫に並ぶレアな日本酒を試飲して、好みのものを買うことができます。酒屋さんの片隅で飲む「角打ち」は、昔はオジサンの楽しみでしたが、今や女子にも大人気。こんなおしゃれな店なら角打ちデビューも安心です。

Summary

一人飲み女子にも人気のスタイリッシュな日本酒専門店

古い建物が残る七条通りに立つハイセンスなビルの1階に「SiZUK-サケノシズク」があります。バーなのかカフェなのか、ちょっと不思議な雰囲気ですが、ここは酒屋さんなのです。

カーブを描くカウンターに沿って、床もなだらかなスロープになっています。店の内側を向いたり、外をながめられたり、ポジションによって見える景色が違います。冷蔵庫に並ぶのは地酒好きでも見たことがないような珍しい銘柄ばかりで、現在は11の蔵元のお酒が並んでいます。

特徴を聞いて、試飲して選べば間違いなし!

日本酒の味は、素材となる米や造り方によって多種多様です。まず目についた華やかな色のボトルは福岡県、LIBROM(リブロム)のクラフト酒。定番のレモンバーベナのほかにもさまざまな福岡県産の副原料をもろみに加えて搾ったお酒をリリース。副原料由来の味わいと風味を楽しめ、贈り物にも人気だそうです。

ナチュラルティストなお酒の中でも、ひときわやさしい味が「KINO/帰農(きのう)」です。三重県の元坂酒造の新ブランドで、自社で栽培した酒米「伊勢錦」が原料。30年以上前から愛されている同酒造のブランド「酒屋八兵衛」と飲み比べてみるのもいいですね。

選ぶのに迷ったら、好みの味を伝えてアドバイスをもらうのもOK。宮城県の山和酒造店の「山和(やまわ)」も関西ではあまり見かけないお酒です。穏やかな香りと旨み、きれいな酒質でお店でも人気の銘柄の一つです。

同店のオリジナルブランドは、京都の酒蔵とのコラボです。伏見の招徳酒造、城陽の城陽酒造と一緒に造ったもので、スタイリッシュな500mlのボトルに入った飲みやすいお酒です。

ちなみに冷蔵庫のボトルは基本が四合瓶(720ml)で、持ち帰りやすく家庭の冷蔵庫に入りやすいサイズです。

壁際にあるのは500円でコインを買ってセルフでお酒を注ぐコイン式試飲機。常時適温に冷やされており、品質が保たれています。

京都ならではのおつまみで角打ちを楽しむ

今週のおすすめ3種飲み比べ1300円
今週のおすすめ3種飲み比べ1300円

さて、カウンターに立って飲み比べセットをオーダーしました。「山田錦の味の違いを試してみますか?」とお店の方に選んでもらった3種類をいただきました。同じ種類の原料米でも産地や造り手による味の違いがあるのは面白いですね。

日本酒に合うおすすめのアテも個性的。京都ならではの味として、四条大宮で人気の「おでんムロ」の姉妹店、「酒と肴MURO」の「かにみそクリームチーズ」500円が食べられます。和洋折衷、とっても日本酒に合います。

「山椒タプナード」500円は、ご近所の石窯バル「CENTRO(セントロ)」のもの。オリーブとアンチョビの味が山椒できりっと引き締まっています。

「サボテンチョコレート」500円は、ひとくちかじると香りを感じ、そのザクザクとした食感、ほろ苦さも心地よい大人の味。シチリアのモディカで作られている伝統の味が、日本酒に合うから不思議です。

かけつけ一杯、あるいは締めの一杯にビールがほしくなる人は、カウンターの専用スペースで、たっぷりの氷で冷やされている瓶ビールを楽しみましょう。

2022年11月にオープンするやいなや地元で話題になった日本酒専門店。日本酒のセレクトもさることながら、心憎いアテも充実しているので、京都旅行の行き先の一つに加えるのもおすすめです。

■SiZUK-サケノシズク(さけのしずく)
住所:京都市下京区西境町162
TEL:075-748-1062
営業時間:10~19時(金・土曜は~22時)
定休日:月曜

Text:松田きこ(ウエストプラン)

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