横浜発「花より、ハンバーグ。」は、“焼肉スタイル”のハンバーグが斬新!
横浜駅西口から徒歩2分ほどの場所にある「花より、ハンバーグ。」。2022年4月のオープン以来、行列が絶えないと話題のお店です。食肉製造販売会社が2年かけて開発したという黒毛和牛100%のハンバーグに、虜になる人が続出。アクセスもコスパも抜群の人気店をレポートします。
ランチは行列必至!全席カウンターで女性のおひとりさまも大歓迎
お店があるのは飲食店がひしめく横浜駅の周辺。きた西口を出て鶴屋橋を渡り、右折したところにあるビル内です。階段を上って2階へ。真っ白なのれんが目を引きます。
店内はカウンターのみで18席。平日の15時を過ぎているにもかかわらずほぼ満席でしたが、回転が早いためにあまり待つことなく着席できました。各席に仕切りがあり、自分専用の鉄板が用意されているので、人目を気にせず食事ができます。お客さんの6・7割が女性だそうで、1人で来ている女子高生の姿も。乙女心くすぐるハンバーグとは、一体どんなものでしょうか?
ひと口サイズにカットして、お好みの焼き加減でいただこう
黒毛和牛のハンバーグは2種類。名物の「花より、和牛ハンバーグ」1070円~と、最高位A5ランクの肉を使った「特選和牛ハンバーグ」1300円~があり、S(120g)、M(160g)、L(200g)の3サイズから選びます。今回は「花より、和牛ハンバーグ」のMを注文しました。
提供されたハンバーグは、表面にほんのり焼き色がついている程度で、ほとんど生の状態。これをどうやって味わうかというと……まずはテーブルの下にある銀箸を取り出して、皿の上でひと口サイズにカットします。
鉄板にのせて、肉の厚みが2㎝以下になるように伸ばします。赤身の部分がなくなるまで、両面をしっかり焼きましょう。これが“焼肉スタイル”とよばれる所以。
焼き上がったら、竹割り箸に持ち替えて、肉をそのまま口の中へ。肉本来の甘みがじゅわ~っと広がります。まさに至福の味!どうしてこんなにおいしいの?と、その理由を知りたいところですが、肉の挽き方や部位はすべて企業秘密だそう。
タレや玉子で味変するのも楽しい!
次は、付属のタレなどをつけて味の変化を楽しみましょう。「輝石の岩塩」「香り極みわさび」「キリッと柚子胡椒ぽん酢」「元祖旨味やだれ」「万能たまねぎ醤油だれ」「万能黒ごま胡椒だれ」の6種類が付いてきます。
おすすめの「元祖旨味やだれ」は、昆布・カツオのうまみと甘みを独自に配合したしょうゆベースの特製ソースです。ニンニクやショウガが利いたソースは、肉の甘みをさらに引き立たたせます。
ご飯、国産牛スープ、サラダ、ソフトクリームはお替わり自由なのもうれしいポイント。国産牛骨を12時間かけて炊いた牛スープは絶品。ソフトクリームは濃厚なのにさっぱりとした後味が人気です。
サラダは温泉玉子に変更することが可能(お替わりは不可)。濃い黄身に絡めて味わうハンバーグは、たまらないおいしさです。あっという間に食べ終えてしまうので、「もう1サイズ上でもよかった」という声が多いのも納得。
また、店内全体に換気ダクトを完備しているので、煙や匂いは気になりませんでした。
安定供給が難しい和牛100%のハンバーグをこれだけリーズナブルに提供できるのは、食肉製造販売会社の直営ならでは。2023年9月にはみなとみらいに2号店がオープンする予定なので、ぜひチェックしてみてくださいね。
掲載している情報をはじめ、横浜についてもっと知りたい方は、発売中の『るるぶ横浜 中華街 みなとみらい24』をご覧ください。
Text&Photo:永田晶子(ウランティア)
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