おでかけ
2023.05.02
大自然だけじゃない！フォトジェニックな絶景スポット4選｜プロによる写真撮影Tipsも
絶景と聞くと、つい大自然を想像してしまいがち。でもそれだけじゃないんです！今回は、絶景好きのフォトグラファーAyaneさん（@ayane7628）に、個性的でスタイリッシュな絶景写真が撮れるおすすめスポットと、映える写真を撮影するコツを教えてもらいました。
Summary
日本最大級の数の300鉢を超えるフラワーシャンデリアが咲き誇る温室や、沖縄の華やかな海水魚×緑鮮やかな水草の大型アクアリウムなどが楽しめる、エンターテインメント型フラワーパークです。
数ある施設内スポットの中でも特にAyaneさんのおすすめは、圧巻のプロジェクションマッピングを体験できる「花とデジタルのアートショー」。
Ayaneさんのおすすめポイント
「HANA・BIYORI」の室内では、定期的にお花とデジタルアートのショーを見ることができるので、暑い時期や雨の日でも、季節や天候を問わず楽しむことができておすすめです。
花とデジタルが融合した幻想的なショーは約10分間。その場にいるゲストの感情をリアルタイムで分析する「マルチエンディング」が採用されていて、「喜び」と「感動」の2種類のエンディングがあるのだそう。
Ayaneさん’s 撮影Tips
アートショーは少し暗めなので、一眼レフで撮る場合はF値を小さめ、ISOを高めで撮影するときれいに撮ることができます。スマホの場合は×1のレンズで撮影すると、ノイズを抑えて撮ることが可能です。
ショーの内容は季節によって変わるので、公式サイトを要チェック。プロジェクションマッピングが常設された日本唯一のフラワーパークで、最先端の絶景写真を撮ってみては。
■HANA・BIYORI（はな・びより）
住所：東京都稲城市矢野口4015-1
TEL：044-966-8717
営業時間：10〜17時 ※時期により変動あり
定休日：公式サイト要確認
入園料：大人（中学生以上）1200円、シニア（65歳以上）1000円、小人（3歳～小学生）600円
14～45階の移行空間「SKY GATE（スカイゲート）」、46階の屋内展望回廊「SKY GALLERY（スカイギャラリー）」、屋上展望空間「SKY STAGE（スカイステージ）」の3つのゾーンで構成されています。
Ayaneさんのおすすめポイント
「SHIBUYA SKY」は、いわずと知れた東京の観光名所。チケットはWEBで事前購入しておくのがおすすめです。入場時間は指定しなければいけませんが、退場時間は決められていないので、夕暮れの1、2時間前から入場しておきましょう。そうすると日中、夕日、夜景のすべての時間の景色を堪能することができます。
Ayaneさん’s 撮影Tips
屋上エリアへは荷物の持ち込みが禁止されていますが、スマホや首から下げられるカメラなどの持ち込みはOKです。ですので、一眼レフを持ち込む場合は、私は広角レンズをつけていくようにしています。そうするとエスカレーターから見下ろす夜景や、東京の広い街中を撮影することができます。
なお「SKY STAGE」では、2023年11月30日（木）までの期間限定で、ルーフトップバー「THE ROOF SHIBUYA SKY（ザ ルーフ シブヤスカイ）」がオープン中。東京の夜景を眺めながらドリンクやスナックが楽しめます。
絶景写真撮影の際に、立ち寄ってみるのもおすすめです。
■SHIBUYA SKY（しぶやすかい）
住所：東京都渋谷区渋谷2-24-12 14F・45F・46F・屋上 渋谷スクランブルスクエア
TEL：03-4221-0229
営業時間：10時〜22時30分（最終入場 21時20分）
定休日：無休
入場料：大人 2200円、中学生・高校生 1700円、小学生 1000円、幼児（3〜5歳）600円 ※窓口で購入の場合はそれぞれ追加料金あり
北関東自動車道太田藪塚ICから車で5分ほど。商売繁盛と五穀豊穣の御利益で知られる「小泉稲荷神社」は、拝殿前に大小さまざまなサイズの赤い鳥居が、三列に約100m並んでいるのが特徴です。
Ayaneさんのおすすめポイント
群馬県伊勢崎市の広大な田畑の中に、突如現れる鳥居の集合体。京都でもなかなかお目にかかることができないレベルでの鳥居の密集具合で、その迫力に圧倒されること間違いなしです。都会に比べてあまり人が多くないので、のんびりと鳥居を見たり撮影したりできます。
京都の伏見稲荷大社を彷彿させる赤い鳥居のトンネルはまさに壮観！異世界へ迷い込んだような幻想的な気分に浸れます。
Ayaneさん’s 撮影Tips
広角レンズで撮ると鳥居の大きさを表現することができ、望遠レンズで撮ると鳥居の密集度合いを表現することができるので、どんなレンズで撮影しても絵になる場所です。
境内には狐の像がたくさんあり、狐の好物である油揚げを奉納できるのもユニーク。油揚げは境内で販売しているのでぜひお供えしてみて。
また、境外には、群馬県一の高さを誇る大鳥居（22.17m）もあるので、そちらでも絶景写真撮影にチャレンジしてみるのもいいかも。
■小泉稲荷神社（こいずみいなりじんじゃ）
住所：群馬県伊勢崎市小泉町231
TEL：0270-62-7171
参拝時間：境内自由
拝観料：無料
ラベンダーやミント、カモマイルなど約400種類の花々が、季節毎に咲き誇る癒やしのハーブ園です。
中でもAyaneさんのおすすめは「アンブレラスカイ」というイベントだそう。
Ayaneさんのおすすめポイント
「猪苗代ハーブ園」の「アンブレラスカイ」は、とてもカラフルなイベントスポット。最近流行しだしている「アンブレラスカイ」ですが、ここほど傘が密集していて撮影しやすい場所はレアです。室内なので、雨の日のお出かけにもおすすめです。
Ayaneさん’s 撮影Tips
カラフルな傘の前に池があり、その水面ギリギリから撮ると、きれいなリフレクション（反射）を撮ることができるので、一眼レフでもスマホでも簡単に絶景写真を撮ることができます。
なお、園内のラベンダー畑は6月下旬から見頃になり、花摘みもできるそうなのでそちらもおすすめです。
■ホテルリステル猪苗代 猪苗代ハーブ園（ほてるりすてるいなわしろ いなわしろはーぶえん）
住所：福島県耶麻郡猪苗代町川桁天王坂2414-16
TEL：0242-66-2690
営業時間：10～16時（土・日曜、祝日～17時）※最終入場30分前
営業期間：2023年は4月22日（土）～11月5日（日）
定休日：公式サイトで営業日カレンダー要参照
入園料：大人450円 、小学生300円 ※幼児無料
一味違った絶景スポット、いかがでしたか。ぜひ訪れて、スタイリッシュな絶景写真を自分の手で撮ってみてください！
【監修者プロフィール】Photo：Ayane
Ayane
Instagram：@ayane7628
フリーランスフォトグラファー。1993生まれ、福岡出身。某製薬メーカーに就職し、薬の研究開発開発に携わるも卒業旅行でウユニ塩湖に行ったことをきっかけにカメラにハマってしまったため2年で退職。退職後、オーストラリアに渡りフリーランスフォトグラファーとしてデビュー。1年で200組以上の挙式や前撮りの撮影を担当。帰国後もクライアントワークを行うかたわら、各SNSで写真や映像についての発信も行い、総フォロワー数は100万以上。2022年には会社を設立し、写真・映像やPhotoshopを使ったアート作品など幅広く手がけている。
Text：小山亮子（vivace）
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