食・グルメ
2023.05.03
大阪のモノトーンがステキな韓国カフェ「SHIU COFFEE」が話題です
近年、大阪に続々登場している韓国風カフェ。なかでも大阪・四天王寺にある「SHIU COFFEE（しう こーひー）」は、2022年4月のオープン以来SNSで人気が広がり、訪れる人が絶えません。メニューや店内の空間には、韓国で流行りの黒と白のモノトーンを取り入れ、超オシャレ！大阪にいながら“今の韓国”をいち早く味わえちゃいます。
独特の世界観が魅力の超スタイリッシュカフェ
地下鉄四天王寺夕陽ケ丘駅から徒歩4分、または地下鉄なんば駅から徒歩14分、お寺や大学が点在する閑静なエリアに立つビルの2階に「SHIU COFFEE」はあります。目印は、1階にある「秀」の文字を表した看板です。
2階の扉を開くと、黒と白の無機質な空間が広がります。かなり広めで、31席をゆったりと配置。中央にはグリーンが配され、照明とのもバランスも◎。シャープで大人っぽい空間です。お客さんには美容関係の方が多いそうですが、それも納得のオシャレさです。
カウンターもモノトーンで統一され、このスタイリッシュさ。メニューは前払い制で、カウンターでオーダーし、セルフで席まで持ち運びます。
まるでアート！なモノトーン色のメニュー
メニューもモノトーンの配色が多く、洗練されたビジュアルが特徴的。韓国で人気のメニューを参考にしたオリジナルメニューが揃います。
一番の人気メニューは「モノクローム」。アーモンドミルク、竹炭パウダーで色付けされたエスプレッソ、バニラ風味の甘いクリームの3層が丁寧に重ねられています。ラテの美しい層に思わずうっとり。漆黒の色を竹炭パウダーで出し、舌触りをココアパウダーでよくするなど、工夫が凝らされています。
まずはグラスに口を付け、やわらかいクリームの甘味をダイレクトに感じてみてください。それからストローでほろ苦いエスプレッソ、自然な甘さのアーモンドミルクをそれぞれ味わわいます。層を混ぜてみると、全体がなめらかでクリーミーなラテとなり、まったく違うおいしさが味わえます。
「モノクローム」は、同じモノトーン配色の「ホワイトパンナコッタ」と一緒にオーダーして、撮影を楽しむ人が多いそう。「ホワイトパンナコッタ」は、ホワイトチョコ風味のパンナコッタの上に、ホロホロ食感のブラックココアクッキーがたっぷりのったもので、ビジュアルも味も洗練されています。
キラキラ輝くバニラシュガーがグラスの縁を飾る「バニララテ」も人気。バニラシロップ入りのミルクにエスプレッが重ねられています。ブラックココアクッキーをベースに敷き詰め、「SHIU COFFEE」らしい黒がポイントになった「バスクチーズケーキ」と合わせてぜひ。
そのほか、チーズ風味のクリームブリュレをバーナーを使って目の前で炙る「チーズコーヒー」650円など、まるでスイーツのようなコーヒーメニューが充実しています。
デカフェでは、韓国で人気の「美酢（みちょ）」を参考に、酢に漬け込んだイチゴが入る自家製エイド（サイダー）がおすすめ。春は写真の「ストロベリー」で、時期によって変わる旬のフルーツが使われています。
「キャラメル洋梨ケーキ」500円や「チョコレートケーキ」600円など、ショーケースには美しいケーキが5種類前後並んでいます（ケーキは時期よって一部変更あり）。
何色を着ていく？店内にはフォトスポットも多数
モノトーン調の店内は、どこを切り取っても絵になる場所ばかり。店内をバックに撮影するなら、黒い服だとスタイリッシュに撮れそう。リップを赤にしたり、バッグに色物を入れてもいいかも。店内には「秀」の文字をモチーフにしたコンクリートのオブジェもあるので、自由に撮影を楽しんでみてください。
韓国で人気のウェーブミラーもフォトスポット。アングルによって写り込むものが変わるのもおもしろい！
夕方からガラリと変わる、夜カフェも人気です
昼間は明るく、BGMにヒップホップが流れていますが、夕方からは夜カフェに様変わり。ムーディーなライトになり、各机にはロウソクが置かれ、BGMもゆったりとしたR&Bに。夜カフェを目当てに訪れる人も多いそう（夜カフェの開始時間は、時期によって変更あり。2023年4月現在は18時～）。
「雰囲気が抜群」「無機質な空間がかえって居心地がよい」など、口コミも評判の「SHIU COFFEE」。週末は混み合うことも多いので、オープンの11時から13時ごろまでが比較的スムーズに入れておすすめです。非日常の気分を味わいに、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
■SHIU COFFEE（しう こーひー）
住所：大阪府大阪市天王寺区下寺町1-3-46 2F
TEL：06-7221-0559
営業時間：11～19時（18時30分LO）
定休日：金曜（祝日の場合は営業、前日休の場合が多い）
アクセス：地下鉄谷町線四天王寺前夕陽ケ丘駅2番出口から徒歩4分
Text：こばやしみもざ
Photo：沖本明
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