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緑色のトゥクトゥク

【タイ・プーケット】2023年最新プーケット旅行の移動手段まとめ トゥクトゥク・Grabタクシー・バスなど

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再び観光客が戻ってきたプーケット。これからプーケット旅行を計画している人も多いのではないでしょうか?プーケットは基本的に車社会なので、移動手段は必須!しかし、トゥクトゥクやソンテウ、それに個人タクシーに配車アプリと選択肢が多すぎて、どれに乗ればいいのかわからない…なんてことも。プーケット旅行に欠かせないプーケット内での移動手段をまとめてご紹介します。

Summary


ソンテウ(公共バス)

地元の人々も多く利用するソンテウは、島内を循環する公共バスです。トラックの荷台を改造したタイプと大型バスタイプがあります。青色のソンテウはプーケット・タウンを起点に各ビーチまでの決まったルートを30分おきくらいの間隔で、6〜18時ごろの間運行しています。ピンク色のソンテウはプーケット・タウン周辺を複数のルートで巡るので、タウン内での移動に便利です。
ソンテウのイラストやアイコンが書いてある看板が停留所の目印です。ランドマークなどの建物の横や、道路沿いに周期的にこの看板が立っています。プーケット・タウン以外の停留所では、手を挙げて乗車するスタイル。プーケット・タウンからパトン・ビーチまでB35程度で、ほかの移動手段に比べて格安なのがメリットです。料金は距離に関係なく一律料金。乗車中にスタッフが料金を回収しているので、そのスタッフに支払いをしましょう。

トゥクトゥク

タイの観光に欠かせない交通手段といえば、トゥクトゥクです。トゥクトゥクといえば、原動機付三輪自動車のイメージがあると思いますが、プーケットのトゥクトゥクは小型トラックやワンボックスカーを改造して後ろにシートを付けたもの。料金は交渉制ですが、運転手から割高で提示されることもあるので、事前に相場の料金を調べておいて交渉するのがおすすめです。同エリア内の移動でおおよそB200〜程度が相場です。

プーケットの主要観光スポット間のトゥクトゥク料金の目安

プーケット・タウン ⇔パトン・ビーチ B600〜
プーケット・タウン ⇔ カロン・ビーチ B600〜
プーケット・タウン ⇔ カタ・ビーチ B600〜
パトン・ビーチ ⇔ カタ・ビーチ B400〜
パトン・ビーチ ⇔ カタ・ビーチ B400〜
カロン・ビーチ ⇔ カタ・ビーチ B200〜

主要な観光スポットには必ずと言っていいほどトゥクトゥクが停まっているので、プーケットで最も手軽で捕まえやすい交通手段でもあります。
車体の色もさまざまで、街中には赤や緑、黄色などのカラフルなトゥクトゥクが走っています。なかには、大音量の音楽とともにシートに取り付けられたミラーボールが輝く、まるでクラブ会場のようなトゥクトゥクなども!オリジナリティあふれるトゥクトゥクに乗るのも楽しい思い出になりそうです。

バス

プーケットの主要観光スポットは、それぞれ距離が離れているため、観光スポットを周遊するバスの運行が盛んです。ソンテウもバスのひとつですが、一般的に想像されるようなスマートバスの運行もあります。特にスマートバスの利用がおすすめなのが、空港からのアクセスです。例えば、空港からパトン・ビーチまでタクシーで向かうとB800かかるところ、バスを利用するとなんとB100!

空港からは、プーケット・タウン方面、カロン&カタ・ビーチ方向、ラワイ・ビーチ方向の3つのルートがあります。空港内のバス停に停車場所一覧の看板もあるので、宿泊するホテルのエリアに合わせてバスに乗車しましょう。

タクシー

プーケットで「タクシー」とよばれるものは、大きく分けて3つ。1つ目は先ほど紹介したトゥクトゥクで、2つ目は行き先や乗車人数などで値段が決まる乗用車タイプの個人タクシー、3つ目はメータータクシーです。乗用車タイプとメータータクシーはトゥクトゥクに比べてやや値段はかかりますが、クーラーが効いた車内で快適な移動ができるのが利点。
メータータクシーは会社経営のタクシーで、車体は赤と黄色のカラーリングに統一されています。基本的に待機や流しもないので、街中でメータータクシーを拾うのは難しいでしょう。空港に多く待機しているので、大抵は空港からのアクセス時に利用されることが多いです。空港からメータータクシーに乗る場合は、メーター料金プラス空港利用料がかかります。

配車アプリ「Grab」

最近注目を集めているのが、先ほど紹介した乗用車タイプの個人タクシーを簡単に手配できる配車アプリです。アプリ内で乗車位置と目的地を設定できるので、言葉に自信のない人でも簡単にタクシーを手配することができます。配車アプリの「Grub」では、距離や車種に応じて事前に料金を設定してくれるので、面倒な値段交渉も必要ありません。アプリの登録には電話番号の認証が必要なので、旅行前に日本で登録しておきましょう。
手配が完了するとタクシーのナンバーとドライバーのプロフィールが表示されるので、あとは設定したピックアップ場所で待っているだけでOK。配車したタクシーの現在地がマップ上で確認できたり、ドライバーと直接やりとりをすることもできるので安心です。
アプリ内で決済方法を選択でき、事前にカード情報を登録をしておくと現金のやりとりをしなくて済むのもポイントです。支払い方法は現金またはGrabPayを選べますが、GrabPayは事前に現地でクレジットカードの登録が必要です。日本では登録できないので、注意です。


知っておきたい!ワンポイントアドバイス

プーケットを走る車を見ていると、緑や赤、白などさまざまな色のナンバープレートがあることに気がつきます。正規のタクシーの目印は2つあります。①ナンバープレートは緑色です。②車体の側面に黄色のマークがあります。
プーケットの観光スポット付近ではよく「タクシー!ヤスイヨー!」などと声をかけられることも多いですが、乗用車タイプのタクシーの場合はしっかりとナンバーの色と側面のマークをチェックするようにしましょう。


プーケット内の移動では、現在地から目的地まで直行し、値段も事前に決まるGrabタクシーが最も便利! ただ、台数が少ないためほとんど捕まらず、交渉制のタクシーが現状主流です。プーケットでは、タクシー料金に関するトラブルも多く、メータータクシーが街中でメーターを稼働させずに交渉制でお客さんをのせていることなども少なくありません。トゥクトゥクやタクシーの料金交渉に不安がある人は、ソンテウを利用するのが無難と言えそうです。


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Text:小島浩隆
Photo:粟屋千春

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