食・グルメ
2023.05.24
【西麻布】企画展にあわせた限定スイーツでアート観賞「GALLERY MERROW CAFE」
西麻布にニューオープンした「GALLERY MERROW CAFE（ギャラリー メロウ カフェ）」は、アートギャラリーに併設されたカフェ。バリスタが厳選した豆で淹れるコーヒーをはじめ、毎月変わる展示作品に合わせて登場する、個性豊かなスイーツが味わえます。
もっとアートを身近に！毎月展示作品が変わるアートカフェ
「GALLERY MERROW CAFE」があるのは、六本木駅から西麻布の交差点へ向かって徒歩約10分、六本木通り沿いにあるビルの1階。
美術館へ足を運ぶのは好きだけれど、街に点在するアートギャラリーに対して「入りにくい」と感じている人も多いのでは？
そんな人々に向けて、もっとアートを身近に感じてもらうために、アート作品を眺めながらくつろげる場所を作ろうと誕生したのがこちらのカフェです。
自然光が差し込む明るい店内。
一見すると無機質な印象の壁面を、新進気鋭の若手アーティストを中心に、毎月さまざまなアーティストの作品が彩ります。
取材時に開催されていたのは東洋美術の山水画、浮世絵、洋風画や⻄洋美術のモチーフなど過去の美術作品を参照しながら油彩画を手がける画家・小津航さんの企画展「on the Table」。
今回の企画展のために制作された「Furits on the Tabele」をはじめ、さまざまなフルーツを描いた作品全5点が展示されていました。
ちなみに前回開催されていたのは、美しさと表裏一体の醜美の世界観をペイントと写真で表現する戸田沙也加さんの新作写真展「The glitter of the shadow and color of the light」。
展示作品が変わるたびに、同じ空間とは思えないほどがらりと雰囲気が変わるのがギャラリーの魅力です。
アートに合わせて作られる、一期一会のクリエイティブなスイーツ！
アートと一緒に楽しみたいのが、パティシエのsugarilo（シュガリロ）さんが、毎月展示される作品からインスパイアを受けて作るという特別なデザート。
取材時のデザートは、企画展「on the Table」で描かれているイチジク、白ブドウ、りんごを使った「パウンドケーキ」でした。
しっとりとなめらかな生地のなかには、白ワインとマデラ酒に漬け込んだ3種類のドライフルーツがたっぷり！
フルーティな香りのコーヒーと合わせるのがおすすめです。
前回は、数種類の柑橘ピールを使用した「CITRUS CHEESE CAKE」、濃厚な「MOCHA CHEESE CAKE」、2種類のチーズケーキが登場しました。
sugariloさんのスイーツは会期中限定のため、一度逃すともう味わうことができません。
バリスタが選び抜いた、とっておきのコーヒーをハンドドリップで
ドリップコーヒーはブレンドやシングルオリジンなど、その時々によって異なる4種類の豆を、「ホット」600円、「アイス」650円、あるいは「ホットカフェオレ」700円、「アイスカフェオレ」750円から好みの飲み方を選ぶことができます。
バリスタが厳選している豆は二子玉川「New Valley」のもので、「果実感のある味わい」や「深煎りが好き」など、好みの豆を選ぶことができますよ。
紙カップで提供されるので、このままテイクアウトすることも可能です。
ミルクとコーヒーの層が美しい「オ・レ・グラッセ」は店内限定メニューです。
混ぜずにそのままゆっくり味わうことで、コーヒーのビターさのなかに、少しずつミルクのまろやかな甘みが広がります。
展示情報や、新作スイーツは「GALLERY MERROW CAFE」の公式サイトやInstagramで随時紹介されるので、要チェック！
六本木、西麻布エリアには美術館やギャラリーがたくさんあるので、アート散歩を楽しむのもおすすめです。
Text：近藤ひかり（エフェクト）
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