鎌倉好き厳選|アジサイを満喫するおすすめ散策ルート!穴場からアジサイスイーツまで♩

鎌倉好き厳選|アジサイを満喫するおすすめ散策ルート!穴場からアジサイスイーツまで♩

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6月上旬〜7月中旬にかけて楽しめるアジサイ。鎌倉では明月院・長谷寺・成就院がアジサイの名所として知られていますが、3大名所以外にも地元民が知る密かなアジサイスポットや、アジサイスイーツがあります。そこで、SNSで鎌倉の魅力を発信している「鎌倉、住んでみました。(@kamakura_sundemimashita)」さんに、アジサイに染まる鎌倉1日散策プランを紹介してもらいました。

Summary

朝10時

朝一番、花手水が美しいアジサイスポットへ/一条恵観山荘

鎌倉駅を出発し、最初のアジサイスポットへ。
駅から約10分路線バスに乗り、バス停「浄明寺」から歩いて2分ほどの場所に、和の趣漂う「一条恵観山荘(いちじょうえかんさんそう)」があります。
この山荘はもともと、370年前の江戸時代初期に、皇族である一条恵観(兼遐・昭良)によって京都で営まれていましたが、1959年(昭和34年)に鎌倉へ移築されました。
敷地内には、当時の京都の庭を再現した庭園があり、ゆっくり散策しながら自然や四季折々の草花を堪能するのが楽しみ方のひとつです。

鎌倉、住んでみました。さん's コメント
お庭の間を流れる小川と花手水、敷地の横を流れる「滑川」が風流。川の近くのベンチに座って自然の景色や香り、音を感じながら深呼吸すると、非日常を感じられてリラックスした気持ちになれます。
5月上旬からは、在来種の「山アジサイ」が咲き始め、6月から7月にかけてヨーロッパから渡ってきた「西洋アジサイ」や「アナベル」が満開になります。

鎌倉、住んでみました。さん's コメント
庭園内にはたくさんのアジサイがあるので、自身ですてきだなあと感じた場所を写真に収めながら、お気に入りのアジサイを探せるのも魅力です。
7月には、見頃が過ぎたアジサイが川辺や手水に浮かべられ、まるで色とりどりの花束のような美しさに。この花手水は特に人気で、老若男女問わずに喜ばれるスポットなのだそう。

鎌倉、住んでみました。さん's コメント
花手水は庭園内にいくつかあり、どれもカラーが異なっていてとてもすてきです。
庭園だけでなく、山荘自体も癒やしのスポット。
この山荘は一条恵観が自ら設計し、部屋の中にいても野の趣が感じられるように配慮がされています。庭園を満喫した後は、山荘で普段は味わえない穏やかな時間の流れを体感してみては?

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皇族の別荘であったという背景が感じられる雰囲気と景色で、寺社仏閣とはまた異なった趣を感じるスポットです。

■一条恵観山荘(いちじょうえかんさんそう)
住所:神奈川県鎌倉市浄明寺5-1-10
TEL:0467-53-7900
営業時間:10~16時(最終入園 15時30分)定休日:シーズンにより異なる ※公式サイトの開園カレンダー要確認
入園料:大人・子ども 500円
※山荘内の見学は指定日開催となります。(事前予約制・別料金)


11時

アジサイを眺めながら抹茶をいただく/かふぇ楊梅亭

「一条恵観山荘」に来たらぜひ訪れてほしいのが、園内にある「かふぇ楊梅亭(ももやまてい)」。ここでは、入園者のみ和スイーツが楽しめます。
カフェの大きな窓からは庭園を眺めることができ、室内でゆっくりアジサイを堪能できるのが魅力です。

鎌倉、住んでみました。さん's コメント
カフェの前には川が流れていて、鎌倉では比較的珍しい景観ではないかと思います。茅葺き屋根の山荘ということもあり、寺カフェのような雰囲気のお店です。
「抹茶と季節の上生菓子セット」1100円
「抹茶と季節の上生菓子セット」1100円
おすすめメニューは、「抹茶と季節の上生菓子のセット」。
生菓子は西鎌倉の和菓子店「茶の子」から仕入れているというこだわりも。商品によっては、「かふぇ楊梅亭」オリジナルを製作してもらうこともあるのだそう。

鎌倉、住んでみました。さん's コメント
季節によって主菓子が変わり、アジサイの時期にはアジサイになぞらえた和菓子が出てくることもあります。
カフェでちょっとひと休みしたら、再び庭園へ繰り出し、心ゆくまでアジサイを満喫してみてくださいね。

鎌倉、住んでみました。さん's コメント
ここでは、都会の喧騒から離れ、アジサイが広がるすてきな景色や川のせせらぎ、上品な和菓子のおいしさ、抹茶の香りを五感で味わうことで、全身で安らぎを感じられます。非日常の時間を堪能できますよ。

■かふぇ楊梅亭(かふぇ ももやまてい)
住所:神奈川県鎌倉市浄明寺5-1-10 「一条恵観山荘」施設内 滑川沿い
TEL:0467-53-7900
営業時間:施設に準ずる
定休日:施設に準ずる

徒歩5分

12時

お腹が空いたら体が喜ぶ糀ランチを/sawvi

お腹が空いてきたらご近所へランチに繰り出しましょう。
ちょうど、「一条恵観山荘」から徒歩5分のところに、丁寧な糀(こうじ)料理やスイーツが味わえるカフェ「sawvi(そうび)」があります。
「糀とスパイスの米粉地鶏唐揚げ定食(ドリンク付き)」2310円
「糀とスパイスの米粉地鶏唐揚げ定食(ドリンク付き)」2310円
お楽しみのランチタイムを彩るのは、糀と米粉を使った国産地鶏の唐揚げ定食。
唐揚げには塩甘糀のほかに、シナモンやコリアンダー、八角などのスパイスを使用し、大人な味に仕上げているのだそう。

鎌倉、住んでみました。さん's コメント
「日本の古き良き糀文化を取り戻す」というコンセプトのもとで生まれるおいしい料理や、洗練された空間がすてきなお店です。
さらに、揚げ油には玄米のぬか層から生まれたこめ油を、お米は農薬や化学肥料不使用のコシヒカリをチョイスするというこだわりも。
「パフェセット」の季節限定パフェ
「パフェセット」の季節限定パフェ
糀を使ったスイーツも用意されています。各ランチメニューに本日のスイーツと甘糀ジェラートがついた「デザートセット」2970円や、季節限定パフェがついた「パフェセット」3850円もあるので、ランチとセットでぜひ味わってみて。
お店は自然と調和したナチュラルな雰囲気で、庭には竹林が涼しげなテラス席も。この時期には自生しているアジサイが咲き、さわやかな夏の訪れを感じることができますよ。

鎌倉、住んでみました。さん's コメント
浄明寺の山奥にひっそりと佇み、「緑あふれる自然」×「モダンかつクール」を兼ね備えたお店の雰囲気です。外で感じる木々などの自然の香りが、普段は味わえない特別な食事にしてくれます。「食事や過ごし方を豊かにしていこう」と思わせてくれる場所です。

■sawvi(そうび)
住所:神奈川県鎌倉市浄明寺5-6-1
TEL:0467-37-5188
営業時間:11〜18時(17時LO)
定休日:月・火曜

バスで20分

14時

穴場スポットで静かにアジサイ×竹林を堪能/英勝寺

画像提供:鎌倉トリップ
画像提供:鎌倉トリップ
おいしいランチと心地よい空間でお腹も心も満たされたら、続いてのアジサイスポット「英勝寺」へ向かいます。
「sawvi」近くのバス停「泉水橋」から路線バスに乗り「八幡宮[鎌倉市]」で下車。そこから2分ほど歩くと到着です。
「英勝寺」は鎌倉で唯一の「尼寺」で、徳川家にゆかりがある歴史深いお寺。
境内では四季ごとの花が楽しめ、春はフジ、夏はアジサイ、秋はヒガンバナ、冬はスイセンやウメなどが見事に咲き誇ります。

鎌倉、住んでみました。さん's コメント
一年中花が咲く「花寺」で、いつ訪れてもすてきな花が咲いているのが魅力。
画像提供:鎌倉トリップ
画像提供:鎌倉トリップ
「英勝寺」のアジサイは決して派手ではありませんが、自然や建物と調和しているところが魅力。知る人ぞ知る落ち着いた場所で、アジサイを堪能することができます。

鎌倉、住んでみました。さん's コメント
地元でも知らない方が多く、ベンチに座ってアジサイを眺めながら、ゆったりとした時間の流れを感じることができます。歴史や季節のすばらしさが表れていて、お気に入りのお寺です。
画像提供:鎌倉トリップ
画像提供:鎌倉トリップ
また、お寺に続く竹林の道も名物。鎌倉の竹林というと「報国寺」が思い浮かぶ方もいると思いますが、「英勝寺」もまた、隠れた絶景スポットなのです。
アジサイや竹林の景色を楽しみながら、緑を身近に感じてみてくださいね。

鎌倉、住んでみました。さん's コメント
ほかにも、裏山と隣接している何とも涼しげな書院もおすすめですね。時期によっては、抹茶をいただきながら竹林を眺められるのも魅力です。

■英勝寺(えいしょうじ)
住所:神奈川県鎌倉市扇ガ谷1-16-3
TEL:0467-22-3534
拝観料:大人300円、高校生 200円、小中学生100円
拝観時間:9〜16時
定休日:木曜

徒歩10分

15時

“アジサイのクリームソーダ”で締めくくり/ゆりあぺむぺる 鎌倉

最後のアジサイスポットへ向かいましょう。
「英勝寺」から徒歩約10分。鎌倉駅付近にある「ゆりあぺむぺる 鎌倉」は、吉祥寺で愛される喫茶店の2号店。赤と白を基調とした、洋館のような佇まいが何とも魅力的です。
「Kamakura rain(カマクラレイン)」1000円
「Kamakura rain(カマクラレイン)」1000円
お店の名物は、11種類以上もあるカラフルなクリームソーダ。このシーズンには、鎌倉店限定で、鎌倉のアジサイをイメージした「Kamakura rain」が登場します。
鮮やかにテーブル上に咲くクリームソーダは、晴れの日も雨の日も気分をパッと華やげてくれますよ。

鎌倉、住んでみました。さん's コメント
「ゆりあぺむぺる」さんのクリームソーダは、ついつい写真を撮りたくなる見た目と、昔ながらの喫茶店を思い出す味がとてもすてきです。
「プリンパフェ」1000円
「プリンパフェ」1200円 ※コーヒーor紅茶セットは1500円
クリームソーダのほかにも、豊富なスイーツや軽食が楽しめます。中でも、鎌倉店限定の「プリンパフェ」は「濃厚なプリンが贅沢にのっていて絶品!」と、鎌倉、住んでみました。さんもおすすめの一品です。
店内はレトロな洋館の雰囲気。実は、神社仏閣のほかに明治維新以降の西洋館が多く残る鎌倉。そんな歴史を感じさせる開放的な空間に、吉祥寺店と同じくアールヌーボー調の家具やクロスが合わさり、クラシカルな雰囲気に。
まるでかつての鎌倉にタイムスリップしたかのような気分を味わえます。
鎌倉、住んでみました。さん's コメント
駅近ですが、ゆったりとした時間が流れています。ここでアジサイ巡りの一日を振り返りつつ、散策の疲れを甘味で癒やせるのもうれしいポイント。

■ゆりあぺむぺる 鎌倉(ゆりあぺむぺる かまくら)
住所:神奈川県鎌倉市御成町15-7 樹々ビル2F
TEL:0467-38-6076
営業時間:11〜20時(19時30分LO)
定休日:月曜(月曜祝日の場合、火曜定休)


心ゆくまでアジサイを堪能したら、最後は鎌倉駅付近でおみやげ探しを。小町通りなどを散策しながら、最後まで鎌倉を満喫してみて。
鎌倉にはまだまだ知られていないアジサイスポットがたくさん。今回のプランを参考にしつつ、あなたのお気に入りのアジサイを見つけてみてはいかがでしょうか?
【監修者プロフィール】
鎌倉、住んでみました。
Instagram:@kamakura_sundemimashita
鎌倉好きが高じて実際に移住までしてしまった、鎌倉の魅力を発信するSNSアカウント。住んでいるからこそ伝えられる鎌倉の日常風景や、鎌倉好きならではのおすすめスポット紹介が話題になり、SNSのフォロワーは1.5万人以上に。
Photo:鎌倉、住んでみました。/鎌倉トリップ
Text:土井彩寧(vivace)

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