“かきごおらー”大注目!代々木公園「茶房オクノシブヤ」で味わう、和菓子職人が手がける絶品かき氷
2023年4月、代々木公園と渋谷を結ぶ“奥渋谷”エリアに、かき氷専門店「茶房(さぼう)オクノシブヤ」が誕生しました。和菓子職人で、“かき氷界の巨匠”としても知られる江良保正さんが手がけるお店です。注文ごとに抹茶を点てて仕上げる「抹茶」をはじめ、季節のフルーツを味わう限定かき氷など、絶品かき氷をご紹介します!
アレンジは無限大!ほかでは味わえない、個性豊かなかき氷が大人気
「茶房オクノシブヤ」があるのは、代々木公園駅と渋谷駅、どちらからも徒歩10分ほどの“奥渋谷”エリア。
かき氷ファンなら、かつてかき氷の名店「セバスチャン」があった場所と聞けば、すぐにわかるかもしれません。
店内はカウンター6席、テーブル9席の計15席。
店主の江良さんは老舗和菓子店出身の和菓子職人で、2022年に独立し、新宿「茶寮億万」(現「茶寮億万 はなれ」)をオープンしています。
「セバスチャン」の移転が決まった際に、店主から誘いを受けたのをきっかけに、思いを引き継ぐ形で「茶房オクノシブヤ」が誕生しました。
メニューは「一杯点て抹茶」と「和三盆練乳」の2種類の定番氷のほか、フルーツの旬に合わせてどんどん変わる限定メニュー、常時10種類前後がラインアップ。
何杯も食べたい!という“かきごおらー”のために、ややミニサイズの「おかわり氷」(2杯目から注文可能)も用意されています。
氷そのものが無味無臭だからこそ、アイデア次第で無限大のアレンジができるのがかき氷の魅力。
自家製の餡子(あんこ)や、フレッシュなフルーツで作るシロップ、ジャムをはじめ、ナッツやチーズ、味噌、醤油など、どんな食材を合わせてもおいしくできると江良さんは言います。
抹茶ファン必食!濃厚な抹茶のうま味と香りが広がるかき氷
まずは定番のかき氷「一杯点て抹茶」からいただいてみました。
注文ごとに点ててからシロップを仕上げるという抹茶は、京都・宇治の老舗茶問屋「山政小山園」のもの。
濃厚な香りのなかに、ほんのり広がるお茶の苦みが心地よく、すっきりとした味わいです。
シンプルながら、これを目当てに何度も足を運ぶファンがいるというのも納得!
「和三盆ミルク」150円や「白餡」200円、「こし餡」200円などトッピングを組み合わせることも可能です。
また、すべてのかき氷には温かいお茶がセットになっていて、抹茶、玄米茶、ほうじ茶、和紅茶のなかから選ぶことができるのもうれしいポイント。
主役は旬のフルーツ。オリジナリティにあふれる限定かき氷
限定メニューより「パッションレアチーズ」をチョイス。
チーズミルク、パッションフルーツのシロップ、クリームチーズのエスプーマがトッピングされた見た目も華やかなかき氷です。
中心部にはチーズケーキ、底には白餡が隠れていて、食べ進めるほどに変化する味わいが楽しめます。
甘酸っぱいパッションフルーツとチーズや白餡との意外な相性にも感動!
自家製甘酒を使った「甘酒さくらんぼ」は、江良さんがイチオシのかき氷で、こちらも限定メニューです。
広島の「中尾醸造」の純米大吟醸酒の粕で作る甘酒をベースにしたミルクとシロップは、そのまま食べても絶品!
さらに果肉たっぷりのチェリージャムや桜餡、マスカルポーネクリームが加わり、和と洋が絶妙にマッチしています。
さくらんぼ以外にも、甘酒×季節のフルーツの組み合わせで新しいメニューを展開していくとのことで、楽しみです。
メニューは随時更新されるので公式Instagram(@saboh_okushibu)をこまめにチェックするのがおすすめ。
今後は抹茶のフィナンシェやテリーヌなどのお菓子も販売する予定だそう。新作かき氷に加えて、こちらも要チェックですね!
■茶房オクノシブヤ(さぼうおくのしぶや)
住所:東京都渋谷区神山町7-15 ホワイトハイム大嵩102
TEL:03-6804-9889
営業時間:11~19時(18時30分LO)
定休日:火曜
Text・Photo:タナカイチカ (vivace)
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