クセ強パン大集合!個性的な見た目のパンを楽しめる都内のベーカリー4選

クセ強パン大集合!個性的な見た目のパンを楽しめる都内のベーカリー4選

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おいしいパンを食べたいけれど、そのパンのビジュアルがユニークだったらさらにうれしくなりませんか?そこで今回は、パンを年間2000個以上食べるパンマニア・東京パン生活。さん(@tokyo_pan.life)に、インパクトのあるパンに出合える東京都内のベーカリーを4店紹介してもらいました!

Summary

クセ強&ボリューミーなパンの宝庫!「パン工房 BOULANGERIE Ken」/下赤塚

東武東上線下赤塚駅から徒歩2分ほどの場所にある「パン工房 BOULANGERIE Ken(ブランジェリー ケン)」。
テレビ番組『マツコの知らない世界』や『ヒューマングルメンタリー オモウマい店』などで紹介されたこともある人気店です。



東京パン生活。さんのおすすめポイント
クセ強パンに出合えるお店といえば、真っ先に思い浮かぶのが「BOULANGERIE Ken」。特に人気なのは独創性にあふれるベーグル。1個で400gを超える「超重量級」の商品や、あれもこれも食べたいものが詰まった欲張りな組合わせのフィリング、色鮮やかな生地の商品など、ほかのお店では出合えない個性的なものばかりです。

毎週月曜日は「ベーグルマンデー」。店内がベーグルで埋め尽くされ、さらに全品190円という破格の値段設定に大行列ができます。
(写真左)「サクラあん イチゴ ティラミス ザマンド」520円(写真右)「サクラあん マスカルポーネ イチゴ サクラあん」580円 ※いずれも販売は終了
(写真左)「サクラあん イチゴ ティラミス ザマンド」520円、(写真右)「サクラあん マスカルポーネ イチゴ サクラあん」580円 ※いずれも販売は終了

「BOULANGERIE Ken」では、どんどん新作が誕生するため、いつ訪れても新しいパンに出合えるのも魅力のひとつ。

東京パン生活。さんのおすすめポイント
2023年春の季節商品だった「サクラあん イチゴ ティラミス ザマンド」は、たっぷりの桜餡(あん)に、イチゴがごろごろ。マスカルポーネクリームと苦味のあるチョコレートと合わせて食べると、まんまティラミス!

過去イチ好きだったのは、2022年の「サクラあん マスカルポーネ イチゴ サクラあん」。下の段には桜餡・マスカルポーネ・イチゴ。上の段には粒餡・道明寺・桜の葉が入った、「BOULANGERIE Ken」さんのなかでも屈指の重量級ベーグルです。
「クロワッサン キウイ」270円
「クロワッサン キウイ」270円

思わず二度見するほどビビットなカラーリングの定番商品「クロワッサン キウイ」もおすすめ。この鮮やかなミントグリーンは、ブルーキュラソーで色付けされているそう。サワークリームと生のキウイで、さわやかな味わいです。

東京パン生活。さんのおすすめポイント
見た目のインパクトに目が行きがちですが、生地感も個性的。みっちり詰まった生地は、噛めば噛むほどうまみがあって中毒性のある味わい。1回食べるよりも、2回3回と通うことでハマっていきます。

■パン工房 BOULANGERIE Ken(ぱんこうぼう ぶらんじぇりーけん)
住所:東京都板橋区赤塚2-2-17 東永地産ビル1F
TEL:03-5383-2216
営業時間:7〜21時 ※火曜のみ12時〜
定休日:無休

遊び心あふれるネーミング&ルックスにキュン♪「ぱんや照光」/富士見ヶ丘

京王井の頭線富士見ヶ丘駅から徒歩12分ほど。「ぱんや照光(てるみつ)」は、ご夫妻が営むかわいらしいベーカリー。個性的なネーミングとキュートなルックスのパンが、小ぢんまりした店内に約80種類も並びます。

東京パン生活。さんのおすすめポイント
パンの見た目だけではなく、ユニークな商品名も「ぱんや照光」さんの特徴。元ネタが分かるかどうか、みんなで話し合ってみるのも楽しいかも。

新商品も続々登場するのでこまめにチェックを。お店の公式Instagram(@terumitsu_bakery)または「sacri」というアプリで、事前のお取置きが可能なのもうれしいポイント。
(上から)「リンダ・ズンダ」430円、 「ミルミルチャチャチャ」420円
(上から)「リンダ・ズンダ」430円、 「ミルミルチャチャチャ」420円

なかでも、その四角い見た目のかわいさとフィリングの多彩さで大人気なのが「跳び箱シリーズ」。新商品も絶えず誕生しています。

「リンダ・ズンダ」は、玄米生地にずんだ餡・クリームチーズ・クルミ・ドライアップルがぎっしり。パンスタグラマーのまつこさん(@pan_matsuko)とのコラボ商品である「ミルミルチャチャチャ」は、アールグレイとオリーブオイルの生地に、白餡・クリームチーズ・アーモンド・ロータスクッキーが入っていたりと、どの跳び箱パンも個性豊かでチョイスに迷ってしまうほど。

東京パン生活。さんのおすすめポイント
「跳び箱シリーズ」は、定番の人気シリーズ。薄皮なのにもっちりとした食感と、圧巻のフィリング量を巻き込んだ、ほかのお店にはないニュージャンルでファンが続出。好きなフィリングをたっぷり食べたい!という人にははとにかくおすすめ。生地も薄いながらに存在感があり、もうひと口、もうひと口が止まりません。
「クリ・栗・レンジャー」300円
「クリ・栗・レンジャー」300円

「跳び箱シリーズ」以外にも、「ぱんや照光」には遊び心あふれるパンがたくさん。
戦隊ヒーローのゴーグルに見立てた渋皮栗がのった「クリ・栗・レンジャー」は、抹茶とマカダミアナッツの生地に、クリームチーズと渋皮栗餡をたっぷり包んだ、栗ラバーにはたまらない逸品。通年商品なので、オータムシーズンでなくとも食べられるのもうれしいポイントです。

■ぱんや照光(ぱんやてるみつ)
住所:東京都世田谷区北烏山1-61-6 サンメイト烏山1-B
TEL:03-6909-0277
営業時間:8時30分〜18時 ※売り切れ次第閉店
定休日:月~水曜

斬新な組合わせに女性シェフのセンスが光る!「San jū san」/八幡山

京王線八幡山駅から徒歩3分ほどの場所にある「San jū san(サンジュウサン)」。2022年11月にオープンして以来、多くの人が訪れる人気店です。

東京パン生活。さんのおすすめポイント
店内に入った瞬間に、独創性あるパンたちがずらりと並ぶカウンターに囲まれて、パン好きさんにはたまらない空間です。日によっては「サンドイッチDAY」や「ベーグルDAY」など、ジャンルを絞ってたくさんのパンが並ぶ日もあり要チェック。

かわいらしい見た目とは裏腹に、パンと料理に対する並々ならぬ熱いハートを持った網代ミレイシェフには、同業者からも絶賛する声が多数。
「ブリのサンド」780円 ※現在は販売終了
「ブリのサンド」780円 ※現在は販売終了

具材の相性を常に考え、日々研究を重ねているというシェフのアイデアは無限大。次々と斬新な組合わせのパンが生み出されています。
「ブリのサンド」もそのひとつ。鹿児島の熟成ブリに、トマトやエシャロット、アンチョビやオリーブにハーブ類とレモン汁を使用した南仏風のソース「アンティポワーズソース」を合わせた、さわやかなサンドイッチです。

東京パン生活。さんのおすすめポイント
ベーカリーで「いいブリが入りました!」なんて初めて聞くワードすぎて思わず買ってしまいました。とにかく「San jū san」では、ボリューミーでぜいたくなサンドイッチは必食。シェフ自ら農家や漁港に赴いて仕入れをすることも多いのだとか。こだわり抜いた食材に得意のソースを合わせ、一つでお腹も心も満たされるサンドイッチです。
「和」470円
「和」470円

よもぎ生地にきなこペースト、大納言黒豆と栗、白玉まで入った「和(なごみ)」もおすすめ。表面にたっぷりまぶされたゴマも相まってまるで和菓子のよう。

東京パン生活。さんのおすすめポイント
「San jū san」では、スイーツ系のパンも大人気。ほかでは見たことのない組合わせのパンが多く、味を想像しただけでワクワクしてしまう取り合わせばかりです。

■San jū san(さんじゅうさん)
住所:東京都世田谷区上北沢4-34-12
TEL:090-6499-0033
営業時間:10時〜売り切れまで
定休日:日~火曜、不定休

美しいバイカラーのクロワッサンにうっとり♪「Le Lieu Unique」/武蔵小山

東急目黒線武蔵小山駅から徒歩8分ほど。「Le Lieu Unique(ル リュー ユニーク)」は、近年パン激戦区としても知られる武蔵小山で、フランス人シェフが営むブーランジェリーです。

東京パン生活。さんのおすすめポイント
2014年から2020年まで「ル・コルドン・ブルー東京校」でパン講師をされていたフランス人シェフ、マニュエル・ローベルさんが独立して開業したお店。

店名の「Le Lieu Unique」は、フランス語で「ほかにはない場所」という意味とのことですが、その名のとおり、ここでしか出合えない美しくて絶品のクロワッサンが有名です。
「ピスタチオクロワッサン」380円
「ピスタチオクロワッサン」380円

その芸術的なビジュアルに思わず見とれてしまう「ピスタチオクロワッサン」は、パン好きの間でも話題になったバイカラーのクロワッサン。

割ると、ピスタチオの名産地、イタリア・シチリア産のピスタチオペーストで作られた濃厚なピスタチオクリームがあふれます。

東京パン生活。さんのおすすめポイント
おすすめはなんといってもバイカラーが美しいクロワッサン。ピスタチオとラズベリーの2種類があります。 見た目の鮮やかさだけではなく、濃厚でとろりとした食感の絶品クリームがたっぷり詰まって至極の味わい。最近ではクリーム入りのクロワッサンもよく見かけるようになってきましたが、「Le Lieu Unique」のクロワッサンは、他店のそれとは一線を画す逸品です。
「ラズベリークロワッサン」350円
(写真右)「ラズベリークロワッサン」350円

甘酸っぱいラズベリークリームが詰まった「ラズベリークロワッサン」と並べると、まさにアート作品のよう。両方購入してぜひ食べ比べてみて。

■Le Lieu Unique(る りゅー ゆにーく)
住所:東京都目黒区目黒本町4-3-14 ミチノサキ1F
TEL:03-6451-0563
営業時間:10~17時 ※売り切れ次第閉店
定休日:火・水曜
 

見た目のクセが強いパンに出合える都内のベーカリー4選、いかがでしたか。ぜひ参考にして、ビジュアルだけでない味のこだわりも実感してみてくださいね。

【監修者プロフィール】
東京パン生活。
Instagram:@tokyo_pan.life
パンやベーグルを年間2000個超食べるパンマニア。食べログ「パンTOKYO百名店」2020~2023年連続コンプリート中。Instagramで都内のパン情報を日々発信している。

Photo:東京パン生活。
Text:小山亮子(vivace)


●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

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