【京都】祇園の人気ラーメン店「麺処 むらじ」が烏丸に移転!京町家の空間にも注目!
2015年に祇園の裏路地にオープンするやいなや、連日行列が絶えない人気店として話題を集めた「麺処 むらじ」。その第2章が2023年春に幕開けとなりました。舞台は、京都らしい風情あふれる柳馬場六角。築100年以上の歴史ある京町家で、スープまで飲み干せる鶏白湯ベースのラーメンや、写真に撮りたい美しさが話題の檸檬ラーメンをいただけます。
「坪庭」に「離れ」!?京町家をリノベーションしたおしゃれな店内
阪急烏丸駅から徒歩5分。京都の街なからしい落ち着いた風情ある場所にたたずむのが、2023年4月に移転した「麺処 むらじ」です。味はもちろん、盛り付けの美しさや栄養のバランスも考慮したラーメンが人気のお店です。
築100年以上の京町家をリノベーションした店内は、「本当にここがラーメン店!?」と驚いてしまうほどのシックな雰囲気。所々、むき出しになった土壁や昔の落書きが敢えて残されており、初めて訪れたのにどこか懐かしい気持ちになれる空間となっています。
店内には、カウンター6席と4人掛けテーブル2セット、8人掛けの大きなテーブル席のほかに離れに10席の全32席を用意。格子窓の向こうに通りを歩く人の姿が見え、京都らしい風情を感じながらラーメンを味わえます。
店の奥にはリノベーションにあたって新たに坪庭が設けられ、こちらは特に外国人観光客から好評なのだそう。ラーメン店で坪庭を眺められるお店は、京都市内でもなかなかお目にかかれないですね。
坪庭の奥には、こちらもラーメン店では珍しい離れが設けられ、坪庭を間近に眺めながら優雅にラーメンを味わう、新しい京都体験を楽しめます。祇園時代と同様、空間づくりにもこだわる店主の連(むらじ)恭子さんの思いがここでも形になっています。
王道の鶏白ラーメンと人気の檸檬ラーメン!どちらを選ぶ?
それでは、麺処 むらじが誇るラーメンから人気の2品をご紹介します。定番の「鶏白ラーメン」は、店主の連さんが国産の鶏ガラや厳選された食材を6時間かけてじっくりと煮込み、うま味を凝縮した鶏白湯スープを使用。中細麺が濃厚なスープによく絡みますが、後味がしつこくないので、あっさり系が好きな方もきっと美味しく味わえるはず♪
具材のセレクトも秀逸!定番の穂先メンマに加え、食物繊維が豊富なゴボウの素揚げが放つシャキシャキ食感が心地良いアクセントを生み出します。さらに自家製鶏肉チャーシューのうま味がスープに溶け出して、より深みのある味わいに。コラーゲンたっぷりのスープは、最後の一滴まで飲み干してしまうおいしさです。
輪切りレモンを鶏白湯スープの上に浮かべた「檸檬ラーメン」は、可憐に咲き誇る花をイメージした美しい姿がSNSで話題となり、麺処 むらじの知名度を高めた傑作。レモンを浸しながら食べると酸味がまろやかなスープに爽やかなアクセントを加えてくれます。普段ラーメンを食べる機会が少ない方にもおすすめの一杯です。
五感を刺激する鉄板チャーハンにクギヅケ!
サイドメニューにももちろんこだわっています。なかでも、目の前で混ぜる「鉄板チャーハン」は、その名前の通り、目の前でスタッフが卵液を流し込んで提供してくれます。濃厚な卵と焦がし醤油が生み出す香ばしさに、いただく前からテンションも爆上がりです!
「むらじの鶏唐揚げ」も、人気のサイドメニュー。外はサクサク、中はジューシーな唐揚げが、5つとボリュームも大満足!こちらもぜひ注文してみてください!
ラーメンやサイドメニューはもちろん、ロケーションや空間づくりにもこだわり続ける麺処 むらじ。オープン以来、祇園時代から足繁く訪れるファンはもちろん、たくさんの海外からの旅行客も訪れているそうです。京都を訪れたなら、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
■麺処 むらじ(めんどころ むらじ)
住所:京都府京都市中京区柳馬場通六角下ル井筒屋町404
TEL:なし
営業時間:11時30分~14時30分LO、17時~20時30分LO(土・日曜、祝日は11時30分~20時30分LO)
定休日:無休
アクセス:阪急烏丸駅から徒歩5分
Photo:鈴木誠一
Text:津曲克彦
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