「ハラジュク201cafe」はメンカラフード×かわいいインテリアで映えな推し活ができるカフェ!
通称「メンカラ」とよばれるメンバーカラーをイメージしたフードが目白押しで、推し活にはもってこいの「ハラジュク201cafe」。原宿・竹下通りを一本入った静かな通り「ブラームスの小怪」沿いのビルの2階にたたずむ隠れ家的なカフェです。コンセプトは「原宿でのひとり暮らし」。かわいいインテリアを背景にしてメンカラフードの写真が撮れる!と、推し活にいそしむオタクにじわじわと人気のスポットとなっています。
原宿でのひとり暮らし。そんな妄想を楽しみつつ…
JR原宿駅を出て竹下通りを明治通り方面へと下り、マツモトキヨシの手前の路地を右へ入ると現れるビルの2階に「ハラジュク201cafe」はあります。脇にはヨーロッパの街並みを思わせる雰囲気の原宿の隠れた名所「ブラームスの小径」が。すてきな隠れ家を見つけたようで、なんだかちょっと得した気分。
ビルの一室だと入るのに少しドキドキしてしまいそうですが、入口ドアは開放されているので安心して店内へ。入口は、友達の家もしくは自分の家の玄関そのもの。靴を脱ぎ、用意されているスリッパに履き替えてから店内へと入ります。靴を脱いで過ごすため、せっかくならお気に入りの靴下やタイツを選んで訪れたいもの。
ひとり暮らしの部屋がコンセプトということは少しクローズドな空間なのかな?と思いきや、店内は全方面ガラス張りで自然光が差し込み、とても開放的で明るい雰囲気。店内に入ったら、まずは席を確保。席の雰囲気もさまざまで、テーブルにソファに、ドレッサーの席やベッド席も。迷いつつも、その日の気分や直感で一番楽しめそうな場所を選ぶといいかも。人気のベッド席がもし空いていたらラッキー!
こちらのベッド席は、好きなドリンクとお祝いケーキが付く「バースデープラン」での利用も可能。2名以上からで予約ができます。プランは3つで、3時間滞在できる「ルームウェア付きリッチプラン」(1人1万1000円〜、推しカラーのルームウェア付き)、2時間滞在できる「ノーマルプラン」(1人5500円)、1時間滞在できる「カジュアルプラン」(1人3300円)。これらのプランではバルーンなどの特別装飾もされるそうなので、推しの誕生日などにぜひ推し仲間たちと利用してみたいですね。
どの席もインテリアがとにかくかわいくて、こんな部屋に住めたらなあと、とてもわくわくします。ほかのお客さんがいてもまるで自分の部屋にいるみたいに落ち着ける理由は、細かい置物や雑貨にもこだわっているからこそ。さらに推し活をしている人なら分かる雑貨なども置いてあって、共感の嵐です!
メンカラフードを注文!カスタマイズ可能メニューも
席を確保したら入口横のレジに戻り、いざ注文。メニューが豊富で迷ってしまいますが、お客さんの大多数はメンカラフードを目がけてやってくるそうです。代表的なメニューは、「メンカラティラミス」910円、「メンカラソーダ」910円、「メンカララッシー」1100円、「iroiro soda float」800円、「カラフルティーティラミス」770円など。このなかでイートインで頼めるのは「カラフルティーティラミス」と「iroirosoda float」で、あとはテイクアウトのメニューとなります(テイクアウトの商品も店内メニューと一緒に注文すると、イートインが可能)。
テイクアウトメニューはラベルのカスタマイズが可能なので、おみやげ用として頼む人も多いとか。それぞれのフレーバーが気になりつつも、やっぱり頼むのは推しのメンカラ一筋という人がほとんど。メニューによっては自分の推しのメンカラがない場合などもあるので、あらかじめメニューをチェックしておいて、これ!と目がけて来店するのがオススメです。入口横のレジで注文したら、スタッフさんが運んでくれるのを席で待ちます。
今回頼んだメンカラは、青。どのグループかは…ナイショです(笑)。席に運ばれてきたら、しばしこうして眺めます。少なくとも推し活で訪れたなら、すぐにいただきまーす!と食べてしまうなんて、もったいない。いろんなアングルから写真を撮ってベストな1枚をSNSにあげる、それが推し活の醍醐味です。
「カラフルティーティラミス」は、スポンジに濃く抽出した紅茶を染み込ませて、マスカルポーネチーズと生クリームを泡立てたクリームをのせた紅茶のティラミス。甘さ控えめでやさしい味わいです。フレーバーは、ココア(黒)、ピンクストロベリー(ピンク)、抹茶(緑)、赤ストロベリー(赤)、バタフライピー(青)、オレンジ(オレンジ)、紫いも(紫)、パンプキン(黄)の8種類。
バタフライピーで色付けたという青が、なんとも鮮やか。メンカラを目にするだけで推しのことを想像してしまうオタクにとっては、メンカラのスイーツを食べられるなんてたまらない幸せなのです!
おみやげのテイクアウトも忘れずに。オンラインショップもチェック
こちらは、2023年5月に新しく登場した「メンカララッシー」。推しの名前や誕生日を入れる人が多いそうです。下の「HAPPY BIRTHDAY」の部分にも自由にメッセージを入れることができます。青のフレーバーは、さわやかなブルーキュラソー。
カスタマイズラベルは紙ではなく丈夫な素材で作られているので、ドリンクを飲み終わった後もとっておくことができます。これは記念になる!帰ってから推しグッズばかりを収納している「推し棚」に飾るのもいいですね。
オンラインからセミオーダーできるグッズもあります。こちらのホテルキーホルダーは、好きなカラーに、入れたい15文字程度(数字なら12文字程度)の文字をオーダーすることが可能。入金確認後10日程度で発送されます。
「推し」の文字が入ったカラフルなキャンディも。こちらは、赤、青、黄、緑、紫、オレンジ、ピンク、黒、白の全9色。ラベルのカスタマイズも可能です。推し仲間へのおみやげに買っていく人も多いそうです。
こちらはテイクアウトメニューで大人気の「メンカラティラミス」にアルファベットや数字のカスタマイズトッピングを追加したもの。メンカラ+推しの名前チョコレートで彩れば、最強に映えそう。
テイクアウトしやすい「メンカラソーダ」も人気。ラベルのデザインも8種類から選ぶことができ、好きな文字&カラーでカスタマイズできます。ちなみに黒は、あんこフレーバー。甘さとソーダの組合わせが、クセになりそうな味です。カラーはオレンジ、パープル、ピンク、イエロー、グリーン、レッド、ブルー、黒の8種類。黒いメンカラフードは珍しいので、メンカラが黒の推しがいるという人は、ぜひゲットしたいですね。
メンカラ以外のフレーバーもおいしそうだけど、やっぱりメンカラ優先…。推し活をする乙女心は、複雑です。原宿でのひとり暮らしを疑似体験しつつ楽しい推し活ができちゃうスポットはここだけなので、ぜひ一度は訪れたいものですね。
Text:松崎愛香
Photo:斉藤純平 ※一部、ハラジュク201cafe提供あり
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