入谷のモダンなアジアンレストラン「HENGEN」で体も心も喜ぶ食体験を

入谷のモダンなアジアンレストラン「HENGEN」で体も心も喜ぶ食体験を

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北上野エリアに2023年2月にオープンした美容と健康を追求するモダンアジアンレストラン「HENGEN(ヘンゲン)」。中国式の粥や薬膳、スパイスなど東洋の食文化を取り入れつつ、日本の旬の食材を生かした、体にやさしい料理を届けています。そんなお店の魅力をたっぷりとご紹介!

Summary

薬膳とスパイス×日本の味を追求した“健美粥”に舌つづみ

東京メトロ日比谷線 入谷駅から徒歩約5分。かっぱ橋道具街や上野にもほど近い下町に、モダンアジアンレストラン「HENGEN」があります。緑の窓が印象的な店構えは、日本ではないどこかの国を訪れたかのような雰囲気です。
「健美粥セット」1650円 ※ランチのみ
「健美粥セット」1650円 ※ランチのみ
「HENGEN」では、“東洋の食の知恵”と“日本でなじみのある味”を掛け合わせ、おいしく食べて、内側から健やかになれる料理を揃えています。

ランチは、「健美粥セット」1680円と「健美粥コース」3850円(コースは予約推奨)があり、「健美粥コース」は、健美粥のほかに季節の野菜料理、メイン料理(肉or海鮮)、季節のブレンド茶、デザートで構成されています。

今回は健美粥と「季節野菜のせいろ蒸し」がセットになった「健美粥セット」をチョイス。粥には選べる4種類の付け合わせが付いてきて、見た目にも華やかです。
メインの健美粥は「玄米、雑穀米、もち麦」から選ぶことができ、今回はもち麦を。
中国式の粥の作り方を取り入れ、炊いたお米に水を加えるのではなく、生米に油を絡め、約3時間ほどじっくり煮込んで作り上げているそう。鶏のスープで煮た粥は、とろっもちっとした食感と、シンプルながらも奥行きが感じられる味に。
さらに、粥の上にはカリカリに炒った「大豆」と、ふっくら炊き上げた「とら豆」がトッピングされ、食感のコントラストも楽しめます。
付け合わせは、計4つ選ぶことができます。種類は季節によって変わるので、訪れてみてからのお楽しみ。
今回は、「揚げワンタン皮」「桜エビ」「そら豆の香港オリーブ醤和え」「中国腸詰と黄ニラ炒め」をお粥と一緒に食べてみました。
今回オーダーした副菜を手前から時計回りにご紹介します。「揚げワンタン皮」は、パリパリ食感を楽しめる一品。「桜エビ」は紹興酒で漬けているので、香ばしいだけではないうま味が感じられます。「そら豆の香港オリーブ醤和え」は、そら豆にエスニックな風味を加えたメニューで、粥の味変にぴったり。「中国腸詰と黄ニラ炒め」は、中国式のソーセージから八角の風味を感じるアジアンな副菜です。
これらの付け合わせで、シンプルな粥をさまざまに楽しむことができますよ。
「季節野菜のせいろ蒸し」は旬の野菜を揃えているそうで、みずみずしさがたまりません。そのままで野菜の甘みをダイレクトに味わうも良し、うま味の詰まった「大豆と干しシイタケのソース」を付けても良し、な一品です。


アフタヌーンセットや自家製のドリンク、焼き菓子も

「アフタヌーンセット」2750円 ※予約制
「アフタヌーンセット」2750円 ※予約制
カフェタイムには「アフタヌーンセット」も提供。選べるブレンド茶と、アジアン軽食1品、デザート5品で構成され、薬膳やスパイス・ハーブを使用した、心にも体にもヘルシーなセットです。
「季節のブレンド茶」1100円
「季節のブレンド茶」1100円
単品で、薬膳を取り入れたドリンクも楽しめます。
人気は「季節のブレンド茶」と「自家製果実酒」。「季節のブレンド茶」はランチコースで、食前茶としていただくことができます。体の内側から健やかになれるドリンクです。
「自家製果実酒」各種950円 ※ソーダ、水、お湯、ロック割から選択
「自家製果実酒」各種890円 ※ソーダ、水、お湯、ロック割から選択
「自家製果実酒」は、紅玉と生姜のほのかな甘みの「りんご・生姜」、ジャスミンティーに杏仁の香りの「ジャスミン茶・杏仁」、アプリコットとナツメにシナモンが香る濃密な味わいの「あんず・ナツメ」、ライム・ミント・レモングラスがさわやかな「ライム・レモングラス」の4種類があり、好きな割り方で楽しめます。これらは自家製で、2ヵ月以上漬け込んで作っているのだそう。
「パイナップルケーキ」1個 380円  ※テイクアウトまたはコースのみ
「パイナップルケーキ」1個 380円 
人気の「パイナップルケーキ」は、酒粕や味噌などの発酵食材を練り込んでいるなど、体への配慮を欠かしません。
こちらはコースのデザートとして食べられますが、店頭で販売もしていて、おみやげにする人やこれだけを求めにくる人もいるのだとか。


洗練された器や店内にも注目!空間ごと楽しむトータルの食体験

店内は2階建ての開放的な空間。1階には脚の長いテーブルやチェアが並び、すぐ横にはキッチンカウンターが。2階には落ち着いたテーブル席が用意されています。
モダンアジアンな店内は、ダウンライトで落ち着いた雰囲気。まさに大人が集う隠れ家のような空間で、心穏やかに料理を味わうことができますよ。
(左奥から)「Φ250直火鍋 シルバー」16170円、「Φ176直火リムボウル ブラック」10890円、「Φ240直火プレートブラック」11550円、「Φ214直火リムボウル シルバー」11990円
(左奥から)「Φ250直火鍋 シルバー」1万6170円、「Φ176直火リムボウル ブラック」1万890円、「Φ240直火プレートブラック」1万1550円、「Φ214直火リムボウル シルバー」1万1990円
店内に飾られた器は、オリジナルブランド「HEGE(ヘゲ)」のアイテムで、美しい曲線と、使うほどになじむアルミ素材が特徴。機能性に優れ、直火加熱可能で調理器具としても活躍します。調理後はそのままダイニングへ並べることができるそうで、お店では「健美粥」などの料理に使用されています。店頭での購入も可能です。
今回は、東洋の食文化を取り入れたモダンアジアンレストラン「HENGEN」をご紹介しました。洗練された場所で、心も体も潤う食体験をしてみてはいかが?

■HENGEN(へんげん)
住所:東京都台東区北上野2-20-2 上野なでしこビル1階
TEL:03-5246-3385
営業時間:ランチ 11時~最終入店16時30分、カフェ 14時30分〜18時(17時30分LO)、ディナー 不定期 ※公式Instagramで確認を
定休日:火・水曜

Photo・Text:土井彩寧(vivace)

●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
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