おでかけ 2024.11.22

【おとなのソロ部】自分史上最高の「ひとり映画」を体験。「109シネマズプレミアム新宿」の魅力をご紹介

おとなのソロ部おひとりさまソロアート映画るるぶ&more.編集部

新宿のランドマーク「東急歌舞伎町タワー」の9・10階に、ひときわスペシャルな体験ができる映画館があるのをご存じでしょうか。こちらの「109シネマズプレミアム新宿」は、とっておきのひとり映画を楽しめる場所。ひとり映画は好きだけど、いざ行ってみると周りがカップルや友達同士ばかりでなんとなく集中できずに終わってしまった…という経験がある人もいるのでは？「109シネマズプレミアム新宿」なら、自分と映画の世界だけに浸ることのできる、映画体験が待っています。映画を観る前や観た後に、ラウンジやバーでのひとり時間も楽しめますよ。

上映開始の1時間前に来てラウンジで「映画耳」をつくる

今回「おとなのソロ部」で目指すのは、新宿のランドマーク「東急歌舞伎町タワー」の9・10階にある映画館「109シネマズプレミアム新宿」。都内に映画館はいくつもありますが、こちらではほかとは違う映画体験を味わうことができるんです。

エレベーターでダイレクトに映画館を目指してもいいですが、全面ガラス張りの窓から新宿の景色を楽しみつつエスカレーターで上がっていくのがおすすめ。取材時は午前中だったので、澄んだ景色がとってもさわやか！夜景はもちろん、夕焼けはさらにエモーショナルな気分になれます。日が長い季節なら、会社終わりでも間に合うかも！映画を観る前から、たっぷりと情緒に浸ることができます。

こちらが10階の受付。落とし気味の照明と、ほんのり漂うオリエンタルな香りが、まるでラグジュアリーなデザイナーズホテルを訪れたかのよう。

あらかじめWebでチケットを購入した場合は、チケットを発券しなくてもスマートフォンに表示されるQRコードで入館が可能。館全体を通してなるべく決済をスムーズにすることで、少しでもストレスフリーに、という心遣いのシステムです。前売りを買っていても「思い出に映画の半券をとっておきたい」という人は、チケットを発行することも可能。

荷物が多い日はこちらの荷物ロッカーを利用するのもスマート。機内持ち込みサイズのスーツケースを入れておけるくらいの大きさのロッカーもあります。

チケットの発券も荷物の預けもない場合は、エスカレーターを降りたらスマートフォンにQRコードを表示させてかざすだけで入館完了。エントランスからラウンジへ抜けるほの暗い廊下を進むにつれ、気持ちがたかぶっていきます。

エントランスを抜けると、メインラウンジが広がります。映画上映の1時間前から利用することが可能なので、上映前の時間に余裕をもってゆっくり訪れるといいでしょう。深く体を預けられるくつろぎのソファやアートでリラックスし、映画を観るテンションを高めていきます。

「109シネマズプレミアム新宿」の大きな特徴の一つが、坂本龍一さんがプロデュースした音の数々。メインラウンジで流れる『109 Shinjuku – Lounge』は、五感にすっと入ってくるほどよいボリュームの、BGMというよりは「音」。開場時間になるとシアターの入口の光の演出とともに『109 Shinjuku – Chime』がラウンジ内に響き、スクリーン内では上映開始直前のスペシャルサウンドとして『109 Shinjuku – Clarifier』を聴くことができます。これらはすべて、いい音響の映画を観るための前準備。「いい音で映画を楽しむにはいい耳になっているべき」という坂本さんの考えのもと、「耳をひらく音楽」として作られたオリジナルのサウンドです。

エントランスを背にして左に広がるのは、また違った趣のインテリアの空間。こちらは10階の写真。置かれているソファなどのインテリアは、往年の名作映画をモチーフにしているものも多いそう。

9階・10階両方にあるドリンクスタンド「WELCOME CONCESSION（うぇるかむこんせっしょん）」では、こだわりのポップコーンやバラエティ豊かなソフトドリンクが楽しめます。こちらの利用料金はチケット代に含まれているため、チケットのQRコードを提示するだけで利用できます。鑑賞作品の本編開始時刻まで、11種類のドリンクや塩・キャラメル・ミックスと3種類のポップコーンがおかわり自由！おしぼりは厚みがあり、さりげないところにも気配りが。

映画を観る前はトイレを済ませておきたいものですが、「109シネマズプレミアム新宿」では、トイレに続く廊下の照明もすてき。なんだかもう、映画の世界に迷い込んだかのようです。

館内にいる間はずっと映画の世界観を崩さずに没入できる映画館って、意外とあるようでなかったりします。「109シネマズプレミアム新宿」では、身も心も整えて、最良の状態で本番の映画鑑賞ができるのです。

ソロおすすめ Point

メインラウンジではソファとの間にある程度の余裕があるため、ほかのお客さんがいても気になることなくアートや音に浸ることができます。

いざ映画鑑賞！いつもと聞こえてくる音が全然違う

ラウンジで映画を観る準備を整えたら、いざスクリーンへ。いつもの映画館をイメージして入ると、座席のゆとりあるスペースにまずびっくり！「109シネマズプレミアム新宿」で買えるチケットは、通常料金4500円の「CLASS A」と、6500円の「CLASS S」の2種類。通常の映画チケットよりは割高となっていますが、前述の「WELCOME CONCESSION」の利用にプラスしてこの座席と映像・音響を体感できるのなら、むしろ安いくらいかも、と思うほど。

座席はリクライニング機能（「CLASS A」は手動、「CLASS S」は電動）、サイドテーブル、荷物置き、傘立てを備えた、全席プレミアムシート。「CLASS A」をさらにハイグレードにしたのが「CLASS S」となっています。

音響は、ジャンルを超えて多彩な音表現を可能にする109シネマズオリジナル規格のプレミアムサウンドシアター「SAION」のよさをそのままに、坂本龍一さん監修のもと設計された「SAION -SR EDITION-」を採用。クリアで繊細なやわらかい音は、まるで映画のなかに入り込んでいるかのような没入感を体験することができます。ほかの映画館でも既に観たお気に入りの映画を再度観に来るという人も多いそうで、「前に観たときには聞こえなかった音がクリアに聞こえた」という意見もあるとか。お気に入りの作品を、ぜひこの環境で観てみたい！

ソロおすすめ Point

通常のシネコンの座席の2・3倍は幅を広くとっているため、隣客がいても気になりません。実際に座ってみましたが、隣に座っている人も全然見えませんでした！「CLASS S」シートは仕切りもあり、まさに個室のような空間でひとり映画に没入できます。

映画を観た後も余韻に浸りつつ、しばし楽しむ

映画が終わったら、すぐに外の雑踏に出てしまうのはもったいない。館内には余韻に浸れる環境が揃っているので、もう少し館内をぐるり。

メインラウンジに戻り「WELCOME CONCESSION」横にある「THE BAR（ざばー）」で、アルコールやノンアルコールカクテルを手に観てきたばかりの映画の世界観に浸りつつ、興奮冷めやらぬうちに感想を綴るのもオツです。「シポラタソーセージのプレミアムマスタードホットドッグ」1100円〜や「黒トリュフ・チーズ・フレンチフライ」1600円などの素材にこだわったフードも提供されていて、お腹も満たすことができます。こちらの利用はチケットに含まれていないので、カウンターに備え付けのQRコードを読み込んで、追加オーダーするシステムになっています。