【大阪】「タルトスクエア」で5つ星ホテル出身シェフ&パティシエの絶品タルトをカジュアルに堪能
「TART SQUARE(タルトスクエア)」は、その名の通り“四角いタルト”の専門店。スイーツタルトはもちろん、甘くない食事系のセイボリータルトもあり、さまざまなおいしさが発見できるお店です。これらを作り上げるのは、なんと5つ星ホテル出身のシェフとパティシエなのだそう。ホテルクオリティの逸品がカジュアルにいただけると話題です。
ラグジュアリーホテル出身のシェフが手がける話題のタルト店
「TART SQUARE」があるのは、Osaka Metro四ツ橋駅から北へ徒歩約5分の新町エリア。人気の堀江エリアと隣接していて、オフィスや住宅、すてきな個人店が並ぶ、閑静な場所です。
タルトを手掛けるのは、5つ星ホテル「インターコンチネンタルホテル大阪」の立ち上げに携わり、7年連続で世界的ガイドブックの星を獲得したドイツ出身シェフ、トビアス・ゲンスハイマー氏と、同ホテルのエグゼクティブペストリーシェフとしてゲンスハイマー氏とともに活躍した近藤大介氏。
肩書きだけでも驚いてしまうお二方。あえてこの場所でタルト専門店をオープンさせた理由は「肩ひじ張らず、気軽に食を楽しんでほしい」との思いからです。材料ひとつひとつにこだわり、地元のカフェや生産地などのコミュニティも大切にしながら、ひいては地球環境にも気を配るお店。そんな、“誰も取り残さないやさしい場所”を自分たちの手で育てていきたいと、ゲンスハイマー氏が個人的にも好きだったタルトを軸に、お店づくりがされました。
人々が集まる広場、という意味も持つ“スクエア”。四角いタルトというだけでなく、タルトを囲んでたくさんの人に幸せな時間を過ごしてほしいとの思いも店名には込められています。
セイボリータルトとワインのすてきなランチを堪能
TART SQUAREでぜひ味わいたいのが、「タルトとスープ、サラダ、ドリンクのセット」1800円です。タルトはスイーツでもセイボリーでもOKで、ショーケースから好きなものが選べるスタイル。日替わりのスープとサラダとともに、ドリンクをプラス400円でグラスワインに変更すれば、ちょっと贅沢なごほうびランチになります。
こちらはホタテやエビとともにアボカドを盛り込んだ「シーフードとアボカドのタルト」です。たったひと口で感動をよぶおいしさ! 全粒粉を使用したザクザク食感のタルト生地がまず絶品で、ここにエビのビスクのブリュレ仕立てとキヌアのサラダ、シーフードが加わり、うま味と風味、食感のハーモニーが堪能できます。
もちろん、スープもサラダも驚くほど美味。ロスを極力出さないように今ある食材を活用して作られており、食材のポテンシャルを最大限に引き出しつつスペシャルなひと皿が完成します。ちなみにこの日は「さつまいものスープ」と「キヌアのサラダ」でした。ワインとともに、ぜひじっくり味わっていただきたい逸品です。
多彩なスイーツタルトにも心躍る
一方スイーツタルトは、セイボリータルトとはまた違った配合の生地を使用し、ザクザク感はそのままに、小麦やバターの風味を生かした味わいです。「スイーツタルトといっても、アーモンドクリームで焼き上げる一般的なタルトではなくて、どちらかといえばケーキにクッキー生地を組み合わせた印象で仕上げています」と近藤さん。
例えば「大阪府河南町の紅ほっぺイチゴショートケーキタルト」950円なら、タルトの中にカスタードクリームとスポンジ、生クリームを盛り込み、農場直送のイチゴをたっぷりトッピング。タルトならではの香ばしさに、クリーミーで甘酸っぱい味わいが寄り添います。
「ティラミスタルト」750円は、マスカルポーネチーズのティラミスクリームとともに、コーヒーのブリュレやコーヒーゼリー、コーヒーを浸したビスキュイを重ねています。軽やかな後口になるよう甘さは控えつつも、重層的な味わいで満足感は抜群です!
スイーツ・セイボリーともにヴィーガン仕様のものもラインアップ。さまざまな志向の人が気軽に集える“スクエア”で、とびきりのおいしさを味わってみてください。
※1日に提供できるタルトの数には限りがあるため、完売した場合は閉店時間が早まる場合があります。
■TART SQUARE(たると すくえあ)
住所:大阪市西区新町1-7-17 1B
営業時間:11~19時(ドリンク18時LO) ※タルトは売り切れ次第終了
電話番号:06-4393-8034
定休日:月曜
Text:木村桂子(ウエストプラン)
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