食・グルメ
2023.06.23
新大久保「BOM CAFE」で味わう韓国スイーツ“ソルギ”に夢中！
おしゃれな韓国カフェが続々と誕生している新大久保に、韓国雑貨カフェ「BOM CAFE（ボムカフェ）」がオープンしました。大阪に続く2号店で、名物は韓国の伝統菓子をアレンジしたお餅ケーキ「ソルギ」。原料となる米粉から手作りしているというこだわりのソルギをご紹介します！
大阪の人気韓国雑貨カフェが、東京に初進出！
新大久保駅から徒歩5分。大通りから一本裏に入った路地のビル2階にある「BOM CAFE」。大阪のコリアンタウン、鶴橋にあるお店の2号店で、本店は大人の女性を中心に人気を集めています。
東京店は、かつてなまず料理屋さんだったという広々とした空間に、韓国雑貨ショップとカフェが併設。
ショップにはカラフルなヌビバッグや、極太の糸（チャンキーヤーン）を編み込んだマンドゥバッグをはじめ、オリジナルグッズやセレクトアイテムが並んでいます。
カフェスペースは約40席で席の種類も豊富！こちらは自然光が差し込む「洋」の空間。
なまず料理屋さんだった頃の名残を生かした「和」の空間も趣きがあって素敵です。
食べるのがもったいない！まるでブーケのような紅芋ソルギ
看板メニューは、韓国の伝統菓子「ソルギ」。うるち米の粉末や砂糖を合わせた生地を蒸して作る温かいスイーツで、韓国では生後100日のお祝いなど“ハレ”の日に食べることも多いそう。
BOM CAFEでは原料のうるち米をすりつぶす工程をはじめ、ひとつひとつ手作りしています。
8種類が揃うソルギの中でも、人気NO.1はBTSの結成9周年を記念して作られた「紅芋のソルギ」。
紅芋ベースの生地にコグマ（さつまいも）ソースを混ぜ込んだソルギを蒸すこと約10分。
白いんげんの餡（あん）で作ったバラをデコレーションし、目の前で葉の部分絞って仕上げる演出も！
スタッフさんの鮮やかな手つきに、思わず動画を撮りたくなります。
気になるソルギのお味は、お米の甘みが生きた素朴な味わい。生地はきめが細かく、ほかにはないもっちり、むっちりとした食感が後を引きます。
こちらは「いちじくとクリームチーズのソルギ」。いちじくを混ぜ込んだソルギの生地の中には、甘酸っぱいいちじくのソース入り。
クリームチーズのなめらかな口当たりや、ほのかな塩気とのバランスが絶妙です。
このほか、バジルを混ぜ込んだ生地にチェダーチーズをたっぷり合わせた“おかず系ソルギ”の「チェダーチーズソルギ」580円や、オーナーがインドで飲んで感動したチャイの味を再現した「チャイソルギ」620円など、どれもおいしそう。
小麦や卵を使っていないので、アレルギーの人や、グルテンフリースイーツを探している人にもおすすめです。
韓国カフェらしいドリンクメニューも充実
ソルギと一緒に味わいたいのが、「チェジュ抹茶ラテ」。
済州（チェジュ）島産の抹茶にコーヒーとミルクを合わせた濃厚なドリンクで、こちらにも餡子（あんこ）でつくった小さなバラがあしらわれています。
「ジョリポンミスカル」もおすすめ！
「ミスカル」は玄米、麦、豆、ハトムギ、もち米、ゴマなどの穀物をベースにしたドリンクで、きな粉のような香ばしい味わい。栄養価が高いことから、韓国では“飲む美容液”といわれているそうですよ。
上にのっているのは、韓国っ子にはおなじみの小麦を使ったお菓子「ジョリポン」。サクサクとした食感で「ミスカル」とも相性抜群です。
話題の韓国雑貨カフェ「BOM CAFE」をご紹介しました。今後も、新作ソルギや、季節限定ドリンクが登場する予定だそう。ぜひ一度、足を運んでみてくださいね。
Text：近藤ひかり（エフェクト）
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
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