【台湾現地レポ】台北のNewリノベ観光スポット「榕錦時光生活園區」

【台湾現地レポ】台北の元刑務所官舎がリノベで観光スポットに!「榕錦時光生活園區」

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台湾では最近、日本統治時代の古い建物をリノベして、新たな観光拠点にする計画が進んでいます。「榕錦時光生活園區(ロンジンシーグァンションフォユェンチュー)」もその一つで、刑務所官舎だった建物を修復し、2022年9月に台北の新しいお出かけスポットとしてオープンしました。場所は、有名な永康街エリアから徒歩圏内とアクセスも抜群。今回は、エリア内にある16店の飲食・雑貨店から、台北っ子たちにも特に人気の4店をご紹介します!

Summary

台湾でベーグルといえばここ!「好丘On The Road在路上」

全面ガラス張りの店舗が、園内でも一段と目を引くのがこのお店。台湾のベーグルの代名詞とも言えるベーグル店「好丘」の新店舗です。

期間限定のマンゴーベーグル「芒果太郎(マングオタイラン)」
期間限定のマンゴーベーグル「芒果太郎(マングオタイラン)」NT$159

好丘といえば、タロイモやウーロン茶など台湾ならではのベーグルをはじめ、季節ごとに次々と登場する新商品も魅力のひとつ。今年の夏には、マンゴーが贅沢に入った「芒果太郎(マングオタイラン)」や、黒糖タピオカミルク味の「黑糖珍奶(ヘイタンジェンナイ)」が登場。マンゴーの入ったベーグルは夏だけの限定商品で、なかでも「芒果太郎(マングオタイラン)」はここと信義店のみの限定発売です。食べられたらとってもラッキー!

右上から、黒糖タピオカミルクベーグル、グアバレモン炭酸水、芒果香草乳酪(マンゴーバニラチーズ)ベーグル、ピーチティー炭酸水
右上から、「黒糖タピオカミルクベーグル」NT$75、「グアバレモン炭酸水」NT$99、「芒果香草乳酪(マンゴーバニラチーズ)ベーグル」NT$75、「ピーチティー炭酸水」NT$99

店内ではベーグルの他にも、スコーンやドリンクも売っています。爽やかなスパークリングドリンクは、台湾の暑い夏にぴったり。

明るい店内にはイートインスペースもあるほか、様々な台湾ブランドの商品が時期ごとに入れ替わり置かれています。ちょっとしたショッピングが楽しめるのも嬉しいですね!

■好丘On The Road在路上(ハオチョウオンザロードザイルーシャン)
TEL:0909-537-995
営業時間:11~20時(土・日曜は10時~)
定休日:無休

おみやげにスイーツを買えちゃう「金錦町」

落ち着いた店構えの「金錦町」では、スイーツのおみやげを買うことができます。レトロな店内には、色とりどりのパッケージが並び、選ぶのに迷ってしまいそう。

「金錦町」のパイナップルケーキ。「日曜」と「木犀」がそれぞれ5個入ったこのセットはNT$550
「金錦町」のパイナップルケーキ。「日曜」と「木犀」がそれぞれ5個入ったこのセットはNT$550

一押しはやっぱり、パイナップルケーキ!品種の違うふたつのパイナップルを合わせたオリジナル「日曜」と、真っ黒な竹炭パウダー入りの「木犀」の2種類があります。「木犀」は、生地が真っ黒なだけでなく、パイナップル餡にはキンモクセイが入っていて、とってもいい香り!どちらも表面には金箔がのっていて高級感があります。

まるで宝石のような「琥珀糖」
まるで宝石のような「琥珀糖」。小NT$350、大NT$500

そのほかにも、金箔カステラや、ゼリーのお菓子「琥珀糖」も売っています。カステラは、日本では珍しい麹の一種である紅麹や、白きくらげフレーバーなどもありますよ!

カフェ「錦金町金華門店」でイートインできるスイーツ(画像提供:金錦町)
カフェ「錦金町金華門店」でイートインできるスイーツ(画像提供:金錦町)

また、道を挟んで向かい側(エリア外)には同店のカフェ「金錦町金華門市(ジンジンディンジンファメンシー)」があります。まずカフェで味見をして、気に入ったらおみやげに買って帰ってもよし!です。

■金錦町榕錦時光店(ジンジンディンロンジンシーグァンディエン)
TEL:02-2395-2688
営業時間:11~19時
定休日:無休

世界一のバリスタのコーヒー店「興波咖啡超級棧 Simple Kaffa Super Kiosk」

世界のバリスタ選手権で2016年に優勝した吳則霖さんが開いた新店舗として、注目を集めているのがこちら。吳さんのお店は台北と桃園空港にも全5店舗ありますが、こちらは世界レベルのコーヒーを手軽に楽しめる、初めてのテイクアウト専門店です。

ここでは、注文したコーヒーがドリップされる様子や、バリスタの丁寧な手作業が目の前で見られるのも楽しみの一つ。また店頭では、厳選されたコーヒー豆やドリップバッグコーヒーを買うこともできます。コーヒー好きの友達へのおみやげにしたら、喜ばれそう!

ここでしか食べられないアフォガードNT$200
ここでしか食べられない「アフォガード」NT$200

ハンドドリップやカプチーノ、ラテなどはもちろん試してほしいのですが、2021年の台湾クリエイティブコーヒー大会で3位に輝いた「アフォガード」もおすすめ。アイスクリームには焼き芋とキンカンジャム、茶粥が練り込まれ、刺蔥(ツーツォン)という原住民料理の香辛料をひとふり。最後に熱々のエスプレッソをかけて完成!アイスのフレーバーは不定期で変わっていくそうで、ほかの味も気になります!

隣接するカフェ「Simple Kaffa The Coffee One」でコーヒーを淹れるバリスタ
隣接するカフェ「Simple Kaffa The Coffee One」でコーヒーを淹れるバリスタ

またお隣には同じ「興波咖啡」のカフェ「Simple Kaffa The Coffee One」があり、バリスタが特製のコーヒーワゴンを客席まで持ってきて、目の前でドリップしてくれる究極のコーヒー体験ができます。扱っている豆も世界各地から探し出された一流の高級豆。当日空きがあれば利用可能だそうですが、基本は完全予約制なので、興味があったらオンライン予約してくださいね。

ご予約はこちらのサイトから:
tinyurl.com/dwc5mce4

■興波咖啡超級棧 Simple Kaffa Super Kiosk(シンポーカフェチャオジーザン) 
営業時間:11~18時
定休日:無休

クラフトビールと餃子で乾杯「臺虎居餃屋」

画像提供:臺虎
Draft High「嗨酒(ハイジョウ)」NT$260と焼き餃子NT$120(画像提供:臺虎)

最後は、台湾で最も勢いのあるクラフトビール会社「臺虎酒釀」プロデュースの居酒屋さんです。こちらの魅力はずばり、台湾のクラフトビールが飲めること!焼き餃子をおつまみに、マンゴーやパッションフルーツをはじめ、台湾ならではのフレーバーのビールはいかがですか?

画像提供:臺虎
画像提供:臺虎

外にはカウンター席があり、夜になると園内がライトアップされます。幻想的な雰囲気の中でビールを片手に語り合い…旅の特別な思い出になること間違いなし!

■臺虎居餃屋(タイフージュージャオウー)
TEL:02-2391-0150
営業時間:月~木曜16時~23時30分、金・土曜11時~午前0時30分、日曜11時~23時30分
定休日:無休

昔と今が共存する「榕錦時光生活園區」

園内には元台北刑務所の壁も残されています
園内には元台北刑務所の壁も残されています

リノベにより見事に息を吹き返した元刑務所官舎。海外からの観光客も多いので、ほとんどの店舗で店員さんは簡単な英語でも話してくれます。歴史が息づく新リノベスポットへ、ぜひ遊びに行ってみてくださいね!

■榕錦時光生活園區(ロンジンシーグァンションフォユェンチュー)
住所:金華街167號
TEL: 02-2321-8896
営業時間:11~20時(各店舗の営業時間は店により異なる)
定休日:無休

Text/Photo:栗原怜里(台北ナビ)

●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

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