【おとなのソロ部】地上86mの天空地「池袋バッティングセンター」にひとり参戦!フルスイングでストレス発散、気分爽快♪
池袋駅から徒歩4分。大型商業ビル「グランドスケープ 池袋」の最上階にある「池袋バッティングセンター」は、WBCで優勝した侍ジャパンの活躍で、女性のグループやおひとりさま利用者が増えているそう。開放感あふれる天空のバッティングセンターで、バットを思いきり振ってストレス発散!屋内なので梅雨の時期でも楽しめますよ。
大型商業ビル「グランドスケープ 池袋」の14階へ
池袋駅東口からサンシャイン通りを4分ほど歩くと“grand scape”のロゴが入ったビルが見えてきました。「グランドスケープ池袋」は2019年に開業した大型商業施設で、最新上映システムを備えたシネコン「グランドシネマサンシャイン 池袋」が4階から12階までを占めています。映画館も気になりますが、エレベーターで14階の「池袋バッティングセンター」へ向かいます。
「池袋バッティングセンター」は昭和54年(1979)に開店した池袋唯一のバッティングセンターです。かつてこの場所にあったビルで営業をしていましたが、建物の取り壊しに伴い2016年に一時閉店したのち、2019年に「グランドスケープ池袋」の最上階に再オープンしました。キャッチフレーズは“地上86m、天空のバッティングセンター”。高所にあるバッティングセンターは日本全国でも珍しいのだとか。
レンタル品も充実で初心者も安心!バッティングセンターの流れをチェック
まずは券売機で回数カードを購入。カードは1プレイ20球400円、3プレイ60球1100円、11プレイ220球3300円、20プレイ400球5500円の4種類ありますが、“一番人気!”と書いてある3プレイをチョイス。ちなみにカードの有効期限は半年なので、使いきれなかった場合は次回の来店時に持ち越してもOKです。
フロントでは女性用シューズの無料貸出を行っているので、ヒールのある靴やサンダルを履いている人は履き替えましょう。ボールが頭にぶつかったらどうしよう…なんて心配する人はヘルメットのレンタルもあるのでご安心を。このほか、おしぼりの用意もありました。
続いてバッティングブースを選びます。「池袋バッティングセンター」は2〜7番まで全6ブースあり(1番ブースはストラックアウト)、それぞれ球速と打席が異なります。
2番ブース:球速80km/右打席
3番ブース:球速90・100・110km/両打席
4番ブース:球速100・110・120km/両打席
5番ブース:球速110・120、130km/両打席
6番ブース:球速100km/右打席
7番ブース:球速90km/右打席
どのブースがいいのかな…と考えてしまいますが、高校野球の平均球速は110km〜、プロ野球は145kmくらいなので、初心者は迷わず2番ブースへ。
天空のバッティングブースは開放感満点!
2番ブースへいざ入場。外に出ると空の近さが感じられ、“地上86m、天空のバッティングセンター”のキャッチフレーズに納得します。晴天時なら、なおのこと!
ブース内に備わるボックスに荷物を置いたら、まずはバットを選びます。写真の真ん中、一番長いのは軟式用、左右はジュニア用。初心者は短くて軽いジュニア用を使うのがベストです。
バットはどうやって持つ?どこに立てばいい?と初心者ならではの疑問が出てきそうですが、スタッフによると、みなさん見よう見まねでやっているとのこと…。その言葉を受け、小学生のころ、ソフトボールをやっていた記憶を呼び起こしてバットを握ってみます。そうだ、右バッターは左手の小指が一番下で右手の親指が一番上!
プレイボールとともにフルスイングで見事空振り!そう簡単にバットにボールは当たらないことを実感しつつ、“ボールを最後まで見逃さず、タイミングを合わせて振る”ことを意識しながらも空振りが続いて1プレイ終了。
後ろに並んでいる人がいなかったので、続けて同じ2番ブースで2プレイ目。少しずつボールの速さに慣れてきたのか、バットにかすってきました。“カキーン”の快音は鳴らずとも、ウエスト周りが引き締められるような、ほどよい運動でなんだか気持ちいい。
3プレイ目も2番ブースでスタート。かすってきたことに気をよくして、バットを高々と掲げる、予告ホームランのポーズをやるなど、野球パフォーマンスを楽しんでみます。「池袋バッティングセンター」では、ホームランボードにボールが当たって、ファンファーレが鳴るとホームランに認定され、月毎に合計本数が多い1〜5位の人には賞品がもらえます。
あっという間に3プレイ60球が終了しました。終わってみるとバットにボールが当たった回数はほんの数回ですが、思いっきり体をスイングすることで、心地いい疲労と爽快感を味わえました。バットに当たれば達成感も得られると思うので、これはリピート確定です!
スタッフによると、大型商業ビルにあることから、休日はグループやカップルで賑わっているとのこと。平日も夕方以降は混雑することが多いので、集中してじっくり楽しみたい人は、平日の午前や昼過ぎがおすすめです。バッティングブースは屋根付きなので、梅雨の時期も気にせず体験できますよ。
■おすすめの利用シーン:体を動かしてストレス発散したいとき、野球を少しでも体験してみたいとき
Text:木村秋子(editorial team Flone)
Photo:斉藤純平
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。