早稲田「MID cafe」で芸術的なパフェとフランスの隠れ家カフェの雰囲気を堪能
まるでアートのような美しいパフェが話題となり高田馬場で人気を博していた「MID cafe(みっどかふぇ)」が、2023年5月、パワーアップして早稲田駅近くに移転・リニューアルオープンしました!メニューのクオリティはそのままに、アンティークやドライフラワーを使ったこだわりの空間が誕生。今回はそんなおしゃれな店内と夏季限定のパフェを中心に新しくなった「MID cafe」の魅力をご紹介します!
Summary
こだわりのアンティークとドライフラワーでフランスの隠れ家気分を味わえる「MID cafe」
早稲田駅から徒歩2分、学生で賑わう街の一角にヨーロッパのおしゃれなお店を彷彿とさせる雰囲気のカフェがあります。もともと高田馬場にあった「MID cafe」が2023年5月に移転。パフェをはじめとした人気のメニューはそのままに、よりおしゃれな空間を造り上げてリニューアルオープンしました。
新店舗のコンセプトは「パリの隠れ家」。店内にはオーナーが厳選したというフランスのアンティーク雑貨が揃います。無機質なコンクリートにすてきなアンティークが映え、映画に出てくるセットのよう。机とイスだけでもさまざまな種類が選ばれており、店内を見ているだけで気分が上がります。
店内をひと通り見回したところで上を向いてみてください。天井がおしゃれな店内をさらに華やかにするドライフラワーで埋め尽くされているんです。
こちらのドライフラワーは場所によって赤や緑など色味が異なります。春夏秋冬をイメージしているとのことで、店内にいながらすべての季節を感じられる遊び心あふれる空間です。座る席によってアンティーク家具や雰囲気が異なるため、何度も通っていろいろな席を楽しんでみてくださいね。
見た目も味わいも多くのファンを魅了する芸術的な「テラリウム・ヴェールパフェ」
おしゃれな空間でいただくスイーツもお店のこだわりが詰まっています。「MID cafe」ではそのときに一番おいしい旬のフルーツを使い、季節にあったスイーツを提供するため、通年メニューがありません。
6月から7月にかけていただけるのは「テラリウム・ヴェールパフェ」3400円(ドリンク1杯付き)。毎年夏の時期に販売しており「今年はいつからですか?」と尋ねるお客さまもいるほどの人気メニューです。
まるで美しい日本庭園をお皿に閉じ込めたかのようなこちらのパフェは、パティシエさんがもともとテラリウムが好きで、多肉植物を見た時に「おいしそう!」と思ったのが開発のきっかけだったそう。エピソード通りまるで植物のようなスイーツは見ているだけで癒やされて、食べるのがもったいなくなっちゃいますね。
苔をイメージした緑が美しいグラスの中身は、抹茶アイスと抹茶のスポンジ、チョコブラウニーでできています。抹茶は食欲がないときにもすっきりといただけるとのことで、夏バテしそうな暑い季節におすすめなんだそう。さらに食べ進めていくと夏にぴったりのポイントがあらわれてきますよ!
裏から見るとわかるように、苔のアイスの裏にはひんやりとしたフルーツがたっぷり詰まっているんです!ユズのソルベやマンゴー、洋酒につけたアンズなど、食べ進めていくとさわやかなフルーツが顔を出します。さらに底にはクランブルクッキーと黒ごまのパンナコッタ、抹茶ムースが隠れており、最後までどんな味と出合えるのかワクワクしながらさっぱりといただくことができました。
川の流れをイメージしたというお皿の上のアートは、抹茶のソースとマカロン、チョコレートでコーティングしたパッションフルーツのアイスでできています。さまざまなこだわりがぎゅっと凝縮されたアートなパフェ。目で見て癒やされ、食べてリフレッシュする、この夏必食の一皿です。
パンケーキに焼き菓子、ドリンクまですべてのメニューを要チェック!
もうひとつのおすすめが季節のパンケーキ。この夏はさっぱりとした「レモンパンケーキ」2800円(ドリンク1杯付き)を販売しています。瀬戸内産、シチリア産のレモンで作るさわやかなレモンクリームと厳選された卵を使った濃厚なカスタードがもちもちのパンケーキの上にかけられています。甘さと酸味のバランスが絶妙で、こちらも暑い日に元気をもらえる一品です。
「テラリウム・ヴェールパフェ」と「レモンパンケーキ」にはドリンクが1杯セットとなっています。「MID cafe」の近くにある「焙煎工場さかいち」にオーダーして作られた店舗オリジナルの「ブレンドコーヒー」(単品は620円)や、日本人の口に合うように作られたクセがなく優しい味わいの「和紅茶」(単品は800円)など、スイーツと合うように厳選されたものばかり。
店頭では「カヌレ」350円や「お花のマカロン」360円などすべて店内で作られる焼き菓子も販売中。おうちでのぜいたく時間や手みやげにもぴったりですよ。
フランス風の隠れ家でいただく芸術的なスイーツたち。写真だけではなくぜひ足を運んで、見て、味わって、感じてほしい魅力的なお店です。
Photo&Text:霜越緑(エフェクト)
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