早稲田「おにぎり屋かわしま」の、具だくさんでボリューム満点のおにぎりに目移り
早稲田大学のすぐそばに、「おにぎり屋かわしま」がオープンしました。常時30種類以上が揃うおにぎりは、お好みでチーズやバターをトッピングしたり、アイデア次第で組み合わせは無限大。そんなとっておきのおにぎりをご紹介します!
目の前で作られる、できたておにぎりを味わいたい
東西線早稲田駅と、副都心線西早稲田駅、どちらからも徒歩で約7分。
西早稲田交差点からすぐ、早稲田大学の第二西門前にオープンした「おにぎり屋かわしま」。紺色ののれんと、店主・川島亮人さんの似顔絵が描かれたのぼりが目印です。
川島さんは、日本の伝統食である「おにぎり」を日本人はもちろん、海外の人にも楽しんでもらいたいと、東京・大塚の人気おにぎり専門店「ぼんご」での修行を経て独立しました。
店内にはカウンター4席をメインに、小ぢんまりとしたテーブル席も用意。
できたてのおいしさを味わってもらいたいと、作り置きはせずに、オーダーごとに目の前で握ってくれます。
おにぎりは「ごはんで具材を包んで握る」というシンプルな料理だからこそ、ひとつひとつの食材を厳選。
おいしさのカギとなるお米は、川島さんの故郷でもある福島県会津産のコシヒカリ。ガス釜を使って芯までふっくらと炊きあげています。
さらに、おにぎりに欠かせない相棒の海苔は香り豊かな有明産、塩は秋田県男鹿産の粗塩を使用しているそう。
メニューにはシンプルな「塩むすび」「味噌にぎり」各200円をはじめ、「しゃけ」「高菜」「ツナ」各250円などの定番、さらに「ウィンナー」「ヒレカツ」「ねぎとろ」各300円などの変わり種まで、約30種類がラインアップ。
プラス100円でバターやチーズ、クリームチーズをトッピングしたり、具材の倍盛りや複数の具材をかけ合わせることもできたり、無限大の組み合わせが楽しめます。
このほか、おにぎりと一緒に味わいたい「たくあん」100円や、「豆腐」「なめこ」「あおさ」各200円の3種類のお味噌汁も用意されています。
ごはんの中でとろけるバターとねぎとろの絶妙なコンビネーションに感動!
今回いただいたのは、女性を中心に人気が高いという「ねぎとろ」+バターの組み合わせ。
ごはんの中にはわさび醤油で味付けしたねぎとろと、ひとかけらのバター。
型は使わずに、目の前で一つひとつ握ってくれます。
ひと口目から楽しめるよう、上にもねぎとろをトッピング。
意外な組合わせですが、ごはんの熱でとろけたバターがねぎとろに絡んで、絶妙なおいしさです!
おにぎりのサイズはそれぞれ1個約160gとやや大きめ。
具もたっぷり入っているので、少食な人なら1個でも満足できるかも。
何度も通って、お気に入りの組合わせを見つけたい!
こちらも人気の「卵黄醤油漬け」。
殻ごと冷凍した卵から卵黄だけを取り出し、醤油に漬け込んだ「卵黄醤油漬け」はねっとりとなめらかな舌ざわり。
味わいは濃厚で、お米の甘みがグンと際立ちます。
川島さんがイチオシする「海苔の佃煮」+バターの組合わせもいただいてみました。
海苔の風味や佃煮ならではの甘辛味に、バターのコクが加わって、クセになりそうなおいしさ!
ほかにも「肉そぼろ+卵黄醤油漬け」400円や、「明太マヨネーズ+ヒレカツ」350円などのガッツリ系コンビネーションも人気なのだとか。
いろいろ試してみたくなりますね。
席数が少ないこともあって、平日の12~13時はテイクアウトのみ。
また、午後からは「肉巻きおにぎり」300円などスペシャルなおにぎりが登場するほか、おにぎりの具材をつまみにお酒を飲むこともできるそう。
できたてをその場で味わうなら、お昼のピークタイムをはずすか、夕方以降に足を運ぶのがおすすめです。
■おにぎり屋かわしま(おにぎりやかわしま)
住所:東京都新宿区西早稲田1-4-19 スリーベル3 1F
TEL:090-5357-7716
営業時間:10~21時(平日12~13時は持ち帰りのみ)
定休日:不定休
Text・Photo:タナカイチカ (vivace)
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