【新宿】東急歌舞伎町タワーに誕生したホテル「HOTEL GROOVE SHINJUKU, A PARKROYAL Hotel」の気になる客室をルームツアーします♪
2023年5月、新宿・歌舞伎町に開業したホテル「HOTEL GROOVE SHINJUKU, A PARKROYAL Hotel(ホテル グルーヴ シンジュク ア パークロイヤル ホテル)」。話題の新スポット「東急歌舞伎町タワー」の18・20〜38階に東急ホテルズ&リゾーツの新ブランドとして誕生し、すでに国内外から多くのゲストが訪れています。るるぶ&more.編集部が客室を中心に詳しくレポートします!
新宿・歌舞伎町のど真ん中にステイ♪
西武新宿線新宿駅から徒歩1分という好立地に立つのが、ライフスタイルホテル「HOTEL GROOVE SHINJUKU, A PARKROYAL Hotel」(以下、HOTEL GROOVE SHINJUKU)です。
映画館やボウリング場などがあった複合施設「新宿TOKYU MILANO」の跡地に、2023年4月、複合施設「東急歌舞伎町タワー」がオープン。同タワー内に東急ホテルズ&リゾーツが運営する2つのホテルが開業しました。
そのうちの一つが、今回レポートする「HOTEL GROOVE SHINJUKU」です。1階のホテルエントランスで、それぞれのホテルの入口が左右に分かれているのでご注意を。「HOTEL GROOVE SHINJUKU」のゲストは、左側に進みましょう。
もう一つあるホテル「BELLSTAR TOKYO, A Pan Pacific Hotel(べるすたー とうきょう あ ぱんぱしふぃっく ほてる)」はラグジュアリーホテルとなっていて、今回お邪魔する「HOTEL GROOVE SHINJUKU」は、よりカジュアルに街を楽しめるライフスタイルホテルになっています。
新宿・歌舞伎町という“まちと繋がる、まちを遊び尽くす”というコンセプトのもと、館内にはその思いを表現すべく、アートや音楽、新宿の街にまつわるモチーフが散りばめられています。
なかでも印象的なのが、レコードのモチーフ。歌舞伎町のまちと呼応した高揚感に包まれるよう、そのグルーヴを感じてステイを楽しんでほしいという、ホテル名にも繋がる思いが込められています。
「東急歌舞伎町タワー」の18・20〜38階に位置する「HOTEL GROOVE SHINJUKU」は、眺望の写真を見て分かるとおり、街を見渡すのにちょうどいい高さ。まさにまちと繋がっている気分を味わえます。
館内には、18階にレセプション、20階にLANDRY & SUNDRY(コインランドリーと自動販売機が並ぶコーナー)、そして20〜38階に538室の客室があります。客室を中心とした設備に、街を遊び尽くす拠点に!という潔さを感じずにはいられません。それでは、気になる客室をチェックしてみましょう♪
旅好きさんにおすすめの客室3タイプをご案内
■Deluxe Twin(2名利用可)
最初にご紹介するのは、こちらの「Deluxe Twin」。デラックスルームは、全538室のなかでも最も多くの部屋数を占める客室です。2人並んで眺望を見られるようにベッドが配置されているのが、うれしいですね。
客室インテリアは、ミッドセンチュリーモダン。チェアや木目調の家具が落ち着きを与えつつ、リズミカルなデザインのカーペットにワクワクもする、ちょうどいい高揚感があります。窓際にお茶や食事で使える丸テーブルがありますが、別にデスクがあるのもパソコンを使うワーカーにはうれしいポイント!
客室アメニティは、グラスやマグ、スプーンなどの食器類、電気ケトル、無料のボトル水、コーヒーや緑茶の用意があります。
なかでもドリップバッグ式のオリジナルコーヒーは、新宿にある老舗喫茶店「新宿但馬屋珈琲店」とのコラボ。イラストがかわいいと、すでに話題です。
ベッド以外をチェックしてみると、個室ではない開放的な洗面スペースが印象的です。東京のようなコンパクトな街のホテルにはこのスタイルが増えてきましたが、とてもモダンで清潔な洗面スペースです。
バスルームはシャワーのみですが、上部にあるレインシャワーに切り替えれば、全身をやさしく包み込んでくれます。シャンプー、コンディショナー、ボディソープもあるので、持ち物は少なくて済みそうです。
最後は、気になる眺望をチェック!どの客室も床から天井まで届く広い窓があり、全客室はタワーをぐるっと一周するように配置されているので、どの部屋からもきれいに新宿の街を眺めることができます。
さらに、窓辺の天井や壁には光を反射する特殊な素材を使っていて、夜景の輝きが客室内に広がり、まちと繋がる感覚を楽しめます!ぜひ泊まって確かめてみてくださいね。
■Garden Suite King(4名利用可)
次にご紹介するのは、最大4名まで宿泊可能な客室タイプ「Garden Suite King」。この客室は、ホテルから南東方向に広がる公園「新宿御苑(しんじゅくぎょえん)」を一望できる素晴らしい景色と、広々とした空間でくつろげるスイートタイプの客室です。
スイートルームなので、ベッドルームとリビング&ダイニングエリアに分かれています。さらに、電子レンジやシンクを備えたミニキッチンもあるので、おいしいご飯や飲み物を買い込んで、ホームパーティー気分でステイを楽しめそうですね。
■GROOVE ROOM「開発好明アーティストルーム/カセットテープ」(2名利用可)
最後にご紹介するのは、3人のアーティストが3部屋ずつ手がけた客室「GROOVE ROOM」。なかでもインパクト大なのが、開発好明(かいはつよしあき)の客室、GROOVE ROOM「開発好明アーティストルーム/カセットテープ」です。
壁を埋め尽くすカセットテープは、視聴可能なものもあるというから驚き!実際に開発好明さんが、さまざまな場所で録音した音が収録されています。
客室内に3台あるラジカセを同時に流して音の交わりを楽しむのがおすすめとのこと。ここでしかできないオンリーワンの音体験をぜひ!
もちろん、洗面スペースやバス・トイレも完備。この客室にはバスタブがあり、カセットテーブだらけの客室とその先に広がる新宿の街を眺めながら入浴できます。アートと眺望を楽しむぜいたくなバスタイムになりそうですね。
窓の下には線路が遠くまで伸びていて、電車が行き交う様子を見ることができます。
ホテルが運営するダイニング&バー「JAM17 DINING & BAR」もチェック!
「HOTEL GROOVE SHINJUKU」は18・20〜38階にありますが、ひとつ下の17階には、ホテルが運営するダイニング&バー「JAM17 DINING & BAR(じゃむ17 だいにんぐ&ばー)」が広がります。宿泊者以外も自由に利用可能です。
まずは、ダイニングをチェック。オープンキッチンで活気があり、カウンターやテーブル席、個室など複数のゾーンに分かれているので、いろいろなシーンで使えそうです。キッチン中央にある石窯で調理されるうま味を閉じ込めたお肉や産地直送野菜の料理がおすすめ。
こちらは、ダイニングの隣にある「JAM17 BAR(じゃむ17 ばー)」。数々の受賞歴を持つスターバーテンダーが日本に初出店したバーが監修したオリジナルカクテルをいただけたり、ゲストバーテンダーが立つイベントを開催したり、バーシーンのお楽しみがたくさん!新宿の街に繰り出す前の待ち合わせに利用したいですね。
最後は、このフロア全体の入口にあるジェラテリア「JAM17 GELATERIA(じゃむ17 じぇらてりあ)」をチェック。フレッシュな素材そのものの味わいを大切にSDGsにも配慮したジェラートを片手に、新宿副都心の摩天楼を眺めることができます。
展望台のような広い窓が特徴で、窓際にはスタンディングカウンターを配置。「東急歌舞伎町タワー」を見に来た多くの人たちが、この「JAM17 GELATERIA」を訪れています。
東京に新しく仲間入りした新ホテル「HOTEL GROOVE SHINJUKU, A PARKROYAL Hotel」。新宿のまちと繋がるグルーヴ感を味わう仕掛けがたくさんありました。都内在住者でも泊まる価値ありの一軒です。
■HOTEL GROOVE SHINJUKU, A PARKROYAL Hotel(ほてる ぐるーゔ しんじゅく あ ぱーくろいやる ほてる)
住所:東京都新宿区歌舞伎町1-29-1 東急歌舞伎町タワー18・20〜38F
TEL:03-6233-8888
チェックイン:15時〜
チェックアウト:〜11時
料金:Delux Twin1室2名(食事なし)4万7234円〜、Garden Suite King1室2名(食事なし)7万2094円〜、 GROOVE ROOM「開発好明アーティストルーム/カセットテープ」1室2室(食事なし)5万5935円〜 ※サービス料13%・消費税込み。※季節や混雑状況により料金変動あり。
■JAM17 DINING & BAR(じゃむ17 だいにんぐ&ばー)
住所:東京都新宿区歌舞伎町1-29-1 東急歌舞伎町タワー17F
TEL:03-6233-8217
営業時間:ダイニング11時30分〜22時(21時LO)、バー17時〜午前2時(午前1時LO)、ジェラテリア10〜22時
定休日:無休(施設に準じる)
Text:山田裕子(editorial team Flone)
Photo:斉藤純平
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