シフォンケーキの名店あざみ野「氷凛.kahon」で手作りシロップのかかったふわふわかき氷を!
横浜市のあざみ野に店を構えるシフォンケーキの店「kahon」がかき氷とシフォンケーキの店「氷凛.kahon(こおりんかほん)」として2023年5月にリニューアルオープン。これからの暑い季節や梅雨のジメジメを吹き飛ばしてくれそうな、「氷凛.kahon」のかき氷で「氷活」デビューしてみませんか。
シフォンケーキとかき氷の専門店
「氷凛.kahon」があるのは、東急田園都市線あざみ野駅4番出口から徒歩約6分の場所。2023年5月にリニューアルされたばかりの美しい店舗です。シフォンケーキの専門店である「kahon」は、あざみ野店以外に静岡、広島、横浜市青葉区の「こどもの国」に店舗があります。そのなかでかき氷を販売しているのはあざみ野の新業態「氷凛.kahon」のみ。
清潔感のある店内はカウンター席とテーブル席を完備。イートインで食べられるのはかき氷で、テイクアウトではシフォンケーキとスムージーを販売しています。店員さんが氷を削るガリガリという音に、食べる前からテンションがあがります!
氷はマイナス5度〜2度まで溶かして提供
使用されている氷にはこんなこだわりが。氷店から仕入れる氷は通常マイナス18度ほどで、そのまま削ってしまうと冷たすぎて、頭がキーンとなってしまうのだそう。そのため「氷凛.kahon」では写真の氷のようにマイナス5度〜2度まで溶かしたものを削って提供。氷自体も軟らかくなっているため、ふわふわな口当たりで食べることができます。
グラスがふわふわ氷で満たされていく様子は、見ているだけで涼を感じられます。
また、かき氷のシロップはすべてお店で手作り。使用するのは小田原にある契約農家から直接仕入れる旬のフルーツ。素材の味を生かした個性豊かなフレーバーのかき氷は、常時約10種類がラインアップしています。フレーバーは季節ごとに常に異なり、お店公式のインスタグラムなどで発信しているので、ぜひチェックを。人気のものはなくなり次第終了してしまいますので、お気に入りを見つけたらお店へ急ぎましょう!
おすすめのかき氷をご紹介!
まずご紹介するのは、「焦がしキャラメルミルク」。キャラメルのほんのりとした甘さとビターさが絶妙な、大人のかき氷といった印象です。じんわりと口の中で溶けていく氷とキャラメルソースが相性抜群で、食べる手が止まりません!
ポイントはトップにある生クリーム、ナッツ、グラノーラのトッピング。ナッツとグラノーラの食感がアクセントになっていて、飽きずに食べることができます。甘さ控えめなので、甘さを足したい場合は生クリームや中にあるパンナコッタと一緒に食べるのがおすすめ。
さっぱりしたかき氷なら青梅の甘露煮がどんとのった「青梅」がおすすめ。トッピングは自家製の青梅の甘露煮、青梅シロップ、梅ジャムのみとシンプルながら、梅の甘さと酸味がより氷の口溶けを引き立ててくれます。甘すぎず、酸っぱすぎない絶妙なバランスで、すっきり爽快な後味がやみつきになること間違いなし!
梅ジャムと一緒に食べるのはもちろん、大粒の青梅を丸ごと使った甘露煮はまずはそのまま食べてみて。肉厚な果肉はホロリと崩れるほど軟らかく、酸味の中に優しい甘さが広がる上品な逸品。氷と一緒に食べれば、ちょうどいいまろやかな口当たりでさくさくスプーンが進みます。もう少し梅を食べたいな〜と思って食べ進めていると、しっかり氷の中にも梅ジャムが入っていて、緻密に計算されたひと品に脱帽です。
テイクアウトにシフォンケーキ、スムージーも忘れずに
イートインはできませんが、もうひとつの看板商品シフォンケーキのチェックも忘れずに。毎日焼き上げるシフォンケーキは常時約10〜12種類で、人気はプレーン、チョコマーブル、抹茶、紅茶など。平日でも15時ごろにはほとんど売り切れてしまうので、確実にゲットするならオープン直後が安心です。
シフォンケーキに使用する素材はすべて保存料不使用。そのため購入したらすぐに食べることをおすすめしますが、冷凍しておけば2週間ほど日持ち可能です。独自の製法で焼き上げるシフォンケーキの生地はとってもエアリー。口の中で入れた途端一瞬で溶けてなくなるような絶妙なふんわり感は、ほかの店では味わえない唯一無二の食感です!
テイクアウトしてサクッと乾いた喉を潤すのにぴったりなスムージーも、しっかりフルーツから作っています。フレーバーは「いちごミルク」、「バナナミルク」、「パインマンゴー」、「ブルーベリーヨーグルト」の4種。取材時は季節限定で「ニューサマーオレンジ」というフレーバーもありました。「いちごミルク」はイチゴのツブツブ食感を感じることができ、クリーミーでほどよい甘さが特徴。いちごミルクとバナナミルクは牛乳か豆乳か選ぶこともできますよ。
ジメジメした梅雨の季節やこれからの暑い季節にぴったりのこだわりのかき氷が食べられる「氷凛.kahon」。フレーバーが豊富でボリュームもたっぷりなので、次はあの味を試してみようといつ訪れても楽しめそう。これからの季節は混雑必至なので、訪れる際は電話予約がおすすめです(当日は予約不可)。
Text&Photo:Maui Hara
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。