横浜元町で韓国へプチトリップ! コリアン気分を味わえる「韓国スイーツカフェNADO」
2023年4月に横浜・元町にオープンした「韓国スイーツカフェNADO(かんこくすいーつかふぇなど)」は、横浜エリアでは珍しい本格韓国スイーツの専門店。横浜中華街からも近い場所にあり、休憩スポットとしても最適な知る人ぞ知る隠れ家風のカフェなんです。店内にいるだけで韓国気分を味わえる「韓国スイーツカフェNADO」をご紹介します。
元町通りのビル内にひっそりとたたずむ隠れ家カフェ
JR石川町駅から徒歩5分。お店があるのは、横浜元町のメインストリートである元町通り沿いのビルの2階。一見見逃してしまいそうですが、写真の看板が目印です。階段かエレベーターを使って2階へ。
奥まった廊下を歩いていくとお店の看板を発見!元町通りの店というと、西洋風でレトロな店が多いなか、突如として現れる洗練された空間に心が躍ります。
店内は韓国カフェのトレンドでもあるインダストリアルな雰囲気。モノトーンの店内はどこを切り取っても絵になります。
店名「NADO」に込めた思い
お店を運営するのは代表の權容珪(コン・ヨンギュ)さん。いつか自分の店を持ちたいと国内外の飲食店などで経験を積み、コロナ禍を乗り越え2023年4月満を持してのオープン。店名の「NADO」は韓国で「私も」という意味で、お店を訪れた人を見て「私も行ってみたい、食べてみたい!」と思ってもらえるような店になるように、という思いが込められているそう。
インダストリアルでおしゃれな店内の装飾は、權さんとスタッフで行ったそう。モノトーンの中にも權さんの遊び心あふれるポップなインテリアが散りばめられています。
インテリアは一部韓国から仕入れているものもあり、お店で過ごすときは少しでも韓国の雰囲気を感じられるよう工夫しているそう。ハングルで書かれたトイレの案内プレートなど、店内のあちこちで韓国を感じることができます。
マストで食べたい本格韓国スイーツを紹介
そんな韓国気分を味わえる店内でいただきたいのが、本場韓国のオリジナルスイーツ。日本人の舌にも合うよう常に試行錯誤を重ね改良しているといいます。まずオーダーしたい看板メニューが、韓国で火が付き日本でも少しずつ認知度が広まっているという「クロッフル」。
「クロッフル」とはその名の通り、クロワッサン生地を使って作るワッフルのこと。通常のワッフルよりも軽い食感で食べられるのが特徴です。「韓国スイーツカフェNADO」では7種類もの「クロッフル」があり、どれも魅力的で目移りしてしまいますが、おすすめは写真の「クッキー&クリーム」。たっぷりのクッキーとクリームが3段のクロッフルでサンドされています。たっぷりのクリームと、アイスクリームを絡めていただきましょう。
「クロッフル」と一緒にオーダーしたいのが、コロナ禍で世界的に大人気になった「ダルゴナ」ドリンク。コーヒーと砂糖をふわふわに泡立てたダルゴナクリームにミルクやアメリカーノなどを合わせて作るドリンクで、その美しい見た目が話題になりました。「韓国スイーツカフェNADO」でいただけるのは「ダルゴナコーヒー」550円、「ダルゴナラテ」、「ダルゴナカフェラテ」各700円の3種。それぞれダルゴナクリームに、アメリカーノ(ダルゴナコーヒー)、ミルク(ダルゴナラテ)、エスプレッソ&ミルク(ダルゴナカフェラテ)を合わせたドリンクです。
「ダルゴナラテ」はドリンクの上部のダルゴナクリームをよく混ぜることでカフェラテのようなまろやかな味わいに。トッピングされたカルメ焼きを溶かせば甘さを足すことも可能で、飲んでいくうちに味の変化を楽しめるのも特徴です。「プレーンクロッフル」と「ダルゴナラテ」がついてくるお得な「NADOセット」1300円もあります。
こちらは最近韓国で話題になっているという「バターバー」というスイーツ。アーモンドパウダーで作ったクッキー生地に、ねっとり食感のバター生地がオン。サクサクのクッキー生地とキャラメルのようななめらかな舌触りのバター生地が相性抜群で、食後のデザートにぴったり。フレーバーは日替わりなので、お店を訪れてからのお楽しみ。写真は自家製ラムレーズンの「バターバー」でした。
フードメニューも要チェック!
「韓国スイーツカフェNADO」ではスイーツがメインではありますが、サンドイッチメニューもあります。元町通りや横浜中華街での散策で疲れたときでも、しっかりお腹を満たせるので安心です。
おすすめはこちらの「NADOサンドイッチ」。チーズ、ベーコン、トマト、レタス、アボカドをクロッフルのバンズでサンドしたボリューミーなひと品。バンズがクロッフルなので生地が軽く、食べやすいのがうれしいポイント。コチュジャンを使用した自家製のピリ辛ロゼソースがアクセントになっていて、あと引くおいしさです。
本場韓国の味が楽しめる「韓国スイーツカフェNADO」。今後、サンドイッチ以外のフードメニューやアルコールが楽しめるバーも計画中とのことで、ますます目が離せません!横浜中華街や元町でのショッピングの途中に立ち寄って、韓国気分を味わってみてはいかがでしょうか。
Text&Photo:Maui Hara
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