北鎌倉みやげは「Retour」のバスクチーズケーキに決まり!
北鎌倉駅から徒歩15分の小袋谷にある、バスクチーズケーキとパンの店「Retour(レトゥール)」。東京・青山の老舗「リストランテ・サバティーニ」出身の須々田洋(すすたひろし)さんが作るバスクチーズケーキは、奇をてらうことなく、とことん繊細な香り、味、食感にこだわったひと品。新しい鎌倉みやげにおすすめの逸品をぜひチェックしてみて!
こだわりバスクチーズケーキの人気のヒミツ
「香りのいいバスクチーズケーキを作りたかった」と須々田シェフ。ほかの店で見るバスクチーズケーキと比べて、表面は焦げているのかな?と思うほど真っ黒。でもこの黒さがこのケーキの繊細な香りのヒミツでした。「オーブンの中で焼かれている最中に焼けた香りがケーキに移るので、理想の香りになるよう、糖類だけでも3種類、それぞれ溶ける速さの異なるものを使っています。食材はごくごく一般的なもので、語るまでもないですが、このような小さな積み重ねで、うちのバスクチーズケーキはできています」とのこと。
バスクチーズケーキは4分の1にカットされたサイズも販売されているので、気軽に自宅用にも買えるのがうれしいですね。食感は硬くもなく軟らかくもなく、このケーキにぴったりの絶妙な食感。小さく見えるのですが、ずっしりと重みがあり満足感も高いです。
保存している間に水分が抜けて味が変わっていってしまうのを避けるために、冷凍の状態で販売されています。冷蔵庫でお好みの固さに解凍して楽しんでください。
見た目よりも甘さは控えめなので、クセのないアカシアの蜂蜜などをかけて味の変化をつけるのもおすすめです。
パン好きも大満足の焼きたてパンも!おすすめをご紹介♪
ご近所さんに人気なのが、パティシエが焼くパン。もともとはバスクチーズケーキ専門店の予定だったところ、パンを焼いてほしいという声が多くスタートしたといいます。現在パンはもう一人の職人・濵野煇(はまのひかる)さんが担当しています。
ラインアップはカレーパンやクリームパン、あんパン、惣菜パン、サンドイッチと、毎日食べたくなるような食事系から甘い系までが揃います。職人気質のパティシエたちのレシピは、小麦粉や発酵時間、加水率などに変化をつけ、おなじみの味に新しい発見をさせてくれるものばかり!
高加水&長時間発酵のもっちり食パンに、たっぷりの玉子フィリングをロースハムでサンドしたサンドイッチ。この内容でこの価格にもびっくり!
ボリュームたっぷりのサンドイッチは、ほかに「スモークチキンとフレッシュトマト」や「ポテサラショルダーハム」各330円など種類豊富です。
自慢のクロックムッシュは、自家製ホワイトソースが絶品。なめらかな舌ざわりで、飲めてしまうのでは?と思うほどです。
バゲット生地を使ったベーコンエピもおすすめ。長時間発酵の生地は、外はパリパリ、中はモチモチで本当においしい!
カスタードクリームたっぷりのクリームパンも外せません。もっちり生地と、軽い食感のクリームが相性抜群。
トロトロとろけるテリーヌショコラもおすすめ!
小麦粉を使わず、常温で溶けるギリギリの口どけにこだわったテリーヌショコラもおみやげにぴったりの新商品です。フランス産の2種類のチョコレートをブレンドし、チョコレート以外の食材の匂いが残らないような製法で作っています。
愛知県南山園の抹茶の風味が豊かな抹茶味もあります。どちらも冷たい状態と常温の両方で楽しんでみてくださいね。
バスクチーズケーキとテリーヌショコラはオンラインでも販売していますが、店頭で購入すると価格もお得です!場所柄あまり知られていない絶品ケーキ、新しい鎌倉みやげにいかがでしょうか?
Text:関いつこ(NATOMICS)
Photo:森山祐子
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