おでかけ 2023.06.30

オーストラリア・ケアンズの最新おでかけ＆グルメスポット9選＋おすすめホテル2選

オーストラリア世界遺産大自然海食・グルメおでかけ

2023年4月29日から、日本入国時における新型コロナウイルス感染症関連の水際対策が終了となりました。そろそろ海外旅行を検討している人も多いのではないでしょうか。オーストラリアでは、2022年7月からコロナ関連の入国制限が撤廃され、コロナ前と同じように旅行が楽しめます。今回は、オーストラリア・ケアンズ最新情報をお届けします。

Summary

オーストラリアへ出発前の準備

オーストラリアへの渡航には、短期の観光や商用の場合でも、ETA（電子渡航許可）とよばれる電子ビザが必要です。ETAの申請は、スマートフォンから専用アプリ「Australian ETA」をダウンロードしたあと、説明（英語）に従ってパスポートや顔写真などを登録し、いくつかの質問事項に回答すればOK。申請時には、パスポート、メールアドレス、クレジットカード（申請料A$20）を手元に準備しておきましょう。

ケアンズってどんなとこ？

オーストラリア北東部に位置するクイーンズランド州にあるケアンズは、日本から最も近いオーストラリアのゲートシティ。世界最古の熱帯雨林と世界最大級の珊瑚礁群グレート・バリア・リーフの2つの世界遺産があるリゾートタウンです。日本からケアンズまでは、ジェットスター航空（LCC）が毎日1便、直行便を運航しています。夜出発のフライトで所要時間は約7時間30分、時差は+1時間。現地には早朝に到着するので、到着日からまる1日活動できるのもポイントです。

ケアンズでおすすめのおでかけスポット5選

スカイレールで世界最古の熱帯雨林の森を空中散歩

ケアンズの魅力といえば、大自然。ケアンズから約25㎞のアサートン高原に位置するキュランダは、オーストラリア最大の熱帯雨林の森に囲まれた村で、世界遺産にも登録されています。キュランダまでは、ケアンズ郊外のスミスフィールド駅から、スカイレールというロープウェイで行くことができます。

1台のゴンドラに6人まで乗車可能。大人片道$59、往復＄88 — 1台のゴンドラに6人まで乗車可能

スミスフィールド駅からキュランダ駅までは片道35分。途中のレッド・ピーク駅とバロン滝駅でゴンドラを乗り換えます。各駅で降りて、世界最古ともいわれる熱帯雨林の森を散策しましょう。森の中には遊歩道が整備されていて、各所に展望台も設置されています。原生林が生い茂る森は涼しく、展望台から望む渓谷やバロン滝の眺めは迫力満点！

この森には、太古の植物がそのままの姿で生息しています。そんな植物の一つが、カーテン・フィグ・ツリー（絞め殺しのイチジク）。小鳥などが食べたイチジクのタネが木の枝などに付着し、親木に根を絡ませながら成長し、やがて親木を絞め殺してしまうため、こうよばれているのだそう。森についての詳しい解説が聞きたい場合は、レンジャーのガイドツアーに参加するのもおすすめです。

キュランダ駅からキュランダ村までは徒歩10分ほど。キュランダ村はアートや工芸品、アクセサリーなどの個性的なショップが軒を連ねています。

■スカイレール・レインフォレスト・ケーブルウェイ
住所：6 Skyrail Drive, Smithfield
TEL：+61 7 4038 5555
営業時間：8時30分～16時45分（キュランダ駅最終発15時30分）
料金：片道A＄59（往復A$88）
定休日：無休（メンテナンス休業あり）

グレート・バリア・リーフ上空を遊覧飛行

2300㎞以上にわたって広がる世界最大級の珊瑚礁群、グレート・バリア・リーフ観光の拠点でもあるケアンズ。ノーチラス・アヴィエーションでは、そのグレート・バリア・リーフ上空をヘリコプターで遊覧する各種ツアーを催行しています。30分の「シーニック・フライト」は、A$399～（催行は2名～）。ヘリポートを出発して、大小約900の島々が浮かぶアウターリーフ上空へ。

エメラルドグリーンに輝く美しい海は、海底まで透き通って見えるほど透明度抜群！　上空から眺めると、珊瑚礁でできた白い島（ケイ）が点在しているのがわかります。干潮時には、ブラッソフ・ケイ（写真）にヘリコプターで上陸することもできるそう。

■ノーチラス・アヴィエーション
住所：2 Pier Point Road, Marina, Cairns Esplanade
TEL：+61 7 4034 9000
営業時間：ツアーにより異なる
定休日：無休

世界遺産の海に浮かぶリゾートアイランド・グリーン島

グリーン島は、「ケアンズの宝石」ともよばれる、島全体が珊瑚礁でできたリゾートアイランド。ケアンズのリーフ・フリート・ターミナルからグリーン島までは、グレート・アドベンチャーズの高速船で約45分。毎日往復3便ずつ運航しています。高速船往復券に、グリーン島のスノーケルセットレンタル、グラスボトムボート乗船などがセットになった「グリーン島ディスカバリーツアー」などお得なツアーも。

島は歩いて30~40分で一周できます。島の北側には白砂のビーチが広がり、エメラルドグリーンの海でマリンスポーツやシュノーケリングなどを楽しめます。日帰りで訪れる人が多いですが、島内には宿泊施設も。全46室のスイートルームを備えたグリーン・アイランド・リゾートは、静かな森林に囲まれており、宿泊客は無料でカヤックやカヌーなどのアクティビティを体験できます。夕方以降のグリーン島では、昼間とはまた違う光景に出合えるはず。