「代官山のんき」で天然氷でおなじみ・中町氷菓店のかき氷が期間限定で味わえる!
代官山駅から徒歩7分、路地裏にたたずむ居酒屋「代官山のんき」で、南アルプス八ヶ岳の氷屋「蔵元 八義(くらもと やつよし)」の天然氷を使用した「中町氷菓店(なかまちひょうかてん)」のかき氷が2023年9月まで味わえると聞いて、訪れてみました。ふわふわに削られた天然氷と新鮮なフルーツのシロップ…。それはもう絶品で天にも昇る心地です!
居酒屋「代官山のんき」で16時まで提供する「中町氷菓店」のかき氷とは?
2022年11月にオープンした「代官山のんき」。もつ焼きとナチュールワインが楽しめる居酒屋ですが、12時から16時の間は天然氷と旬の食材で作る「中町氷菓店」のかき氷を2023年9月までの期間限定で提供します。「中町氷菓店」は、山梨県の八ヶ岳南麓で作る氷屋「蔵元 八義」の天然氷を使用した、長野県松本市に本店を構えるかき氷専門店で、鎌倉と吉祥寺に直営店があります。
年々人気が高まるかき氷ですが、そのなかでも“天然氷”は、自然環境下でゆっくりと凍結した氷を切り出して、「氷室」とよばれる貯蔵庫で保管する、手間と時間をかけた貴重なもの。かつては全国に100軒近くあった氷室ですが、現在残るのはごくわずかで、そのひとつが山梨県北杜市にある「蔵元 八義」です。時間をかけて凍らせることで、不純物を含まない天然氷ができあがります。この純度の高さが、極上のふわふわ食感と、食べたときに頭がキーンとならない正体といえます。
看板氷の「完熟生苺とメレンゲ」を実食
「代官山 のんき」で提供する「中町氷菓店」のかき氷は常時6種類。季節のフルーツをメインに、抹茶クリームや黒蜜ほうじ茶などのメニューもありますが、まずは看板氷の「完熟生苺とメレンゲ」1700円をいただきます。天然氷を削り、練乳、そして生イチゴシロップをかける、この盛り付けを手際よく進めていくと、こんもりボリューム満点の「完熟生苺とメレンゲ」が完成!
こちらが天然氷×生イチゴの「完熟生苺とメレンゲ」。天然氷のふわふわ食感と口溶けのよさ、生イチゴ本来の甘酸っぱさが感じられる非加熱のイチゴシロップ、そして練乳の甘さは最高のコンビネーション。お店で作る特製メレンゲのサクサク食感も楽しめます。
アジサイをイメージしたかき氷「代官山〜Ajisai〜」
初夏のアジサイをイメージした「代官山〜Ajisai〜」1800円というかき氷も気になったので、こちらもいただきます。シンプルでさわやかなビジュアルの「代官山〜Ajisai〜」。薄い青色は、バタフライピーという、青い花を咲かせるマメ科の植物のハーブティーとレモングラスを合わせたもの。シロップのほどよい甘さとさわやかな香りが蒸し暑さを忘れさせてくれます。
別添えの特製レモンシロップをかけていくと、ブルーから紫色に変化します。アジサイのイメージそのもので、色の変化を動画におさめたくなりました。
「代官山のんき」にて期間限定で提供する「中町氷菓店」のかき氷。14〜15時頃は混雑するので、オープンと同時が狙い目です。代官山散策の休憩にもぜひ訪れてみてください。
※「中町氷菓店」のかき氷の提供は12〜16時
Text:木村秋子(editorial team Flone)
Photo:日高奈々子
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