交番をリノベした「Coffee KOBAN」で低糖質スイーツやこだわりのコーヒーを【2024年2月27日更新】
2023年4月、横浜の反町にオープンした「Coffee KOBAN(こーひー こうばん)」は、交番だった建物をリノベしたユニークなカフェ。ここではこだわりの自家焙煎コーヒーや低糖質スイーツなどが楽しめます。交番の雰囲気を残しつつ、スタイリッシュに変身したカフェに潜入捜査してきました!
本物の交番の跡地カフェ「Coffee KOBAN」
東急東横線で横浜から1駅。反町駅から徒歩10分ほどの坂の上にある「Coffee KOBAN」は、なんと交番として実際に使われていた建物をリノベしたカフェ。外観は今でも本物の交番のよう。
店内は交番の名残を留めつつ、1階は注文カウンター、2階はイートインスペースに改装されています。白を基調とした、シンプルながらも温かみのある空間です。
2階はこぢんまりとしていますが、窓から光が差し込みご覧のとおりの開放感。元は警察官の仮眠室で、畳部屋だったそう。シャワー室もトイレに生まれ変わっています。
自家焙煎のスペシャルティコーヒーとヘルシースイーツ
「Coffee KOBAN」では、交番の雰囲気を味わいながら、スペシャルティコーヒーをこだわりのスイーツともに楽しめます。
コーヒーは焙煎したての新鮮な豆で丁寧に一杯ずつハンドドリップしてくれるため、おいしさも格別です。
オーナーおすすめの「ドリップコーヒー エチオピア ゲイシャ」浅煎りをチョイスしてみました。ジャスミンのような豊かな風味とストロベリーを思わせる酸味で、紅茶にも似たさわやかな口当たりです。
ダブルウォールカップで提供してくれるので持ったときに熱くなく、コーヒーが浮いているように見えるビジュアルもスタイリッシュ。
「低糖質・低カロリー チーズケーキ」は、最近ダイエットに成功したというオーナーが健康のことを考え、何度も試作を重ねて完成させた自家製ケーキ。
砂糖を使用していないので甘さ控えめな分、チーズの存在感をしっかり堪能できるのがポイント。添えられたナッツもいいアクセントになっています。
日替わりの自家製マフィンも人気メニューのひとつ。取材した日はブラックココアクッキーがふんだんに使用されていました。サイズは2種類用意されていて、こちらはミニサイズ。大きいサイズは400円です。
表面はサクッ、中はふっくらとしたマフィンは、店内で毎日焼き上げているそう。程よく上品な甘さで、コーヒーとの相性もGOOD。添えられた塩麹のホイップが、濃厚なアイスクリームのようなクセになるおいしさで、ファンが多いというのもうなずけます。
「コールドブリューアイスコーヒー」は、中深煎りのブラジル豆をじっくり水出ししたもの。ナッツのような香ばしさがグッと引き立ちます。
ステンレスタンブラーで提供されるので、持った時に冷たさをダイレクトに感じられますよ。五感で味わえるアイスコーヒーは、これからの季節にぴったりです。
数量限定のランチも見逃せない
「Coffee KOBAN」では、11〜14時のランチタイムに提供されるフードメニューも人気。
「欧風黒カレーと3種DELIのカレープレート」は、チアシードやキヌアなど22種の雑穀がブレンドされた雑穀米と、程よい辛さの黒カレーがマッチした人気プレート。キャロットラペや紫キャベツのマリネが色鮮やかで気分も上がります。
天然酵母のパンを使用したサンドイッチも。
「自家製の低温調理パストラミとキャロットラペのサンド」は、低温調理したパストラミと自家製のザワークラフト&ピクルスを、全粒粉パンでサンドしたもの。ヘルシーなのにボリューミーで食べごたえも抜群です。
自家製のマヨネーズを使ったタルタルソースをたっぷりサンドした「自家製タルタル特製たまごサンド」も、ぜひ味わいたいメニュー。使用している「チャバタ」は、バターや牛乳を使用しないため、通常のパンよりもヘルシーだとして話題のイタリアの食事パン。罪悪感少なめで楽しめるのがうれしいですね。
ランチメニューはいずれも数量限定なので、ランチタイムは早めの来店がおすすめです。
交番の跡地に誕生したユニークなカフェ「Coffee KOBAN」をご紹介しました。かつての交番に思いを馳せつつ、おいしいコーヒーやヘルシーフードを楽しんでみては。
■Coffee KOBAN(こーひー こうばん)
住所:神奈川県横浜市神奈川区栗田谷10-1
TEL:050-3749-2603
営業時間:9〜16時(ランチは11〜14時)
定休日:水曜、隔週土曜
Text・Photo:小山亮子(vivace)
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