「OMO5金沢片町(おも) by 星野リゾート」に加賀水引をテーマにした夜カフェ「水引夜灯りカフェ」が誕生
石川県金沢市にある「OMO5金沢片町(おも) by 星野リゾート」の1階にあるOMOカフェがナイトタイム限定で、金沢の伝統工芸・加賀水引に彩られた空間に変身。幻想的な装飾のほか、夜限定スイーツの提供やアクティビティも開催するなど、宿泊者はもちろん、ビジターも楽しめるスポットに。そんな「水引夜灯りカフェ」の魅力をご紹介します。
summary
金沢の中心地に立つOMO5金沢片町
金沢駅からバスで約10分。「OMO5金沢片町(おも) by 星野リゾート」は、北陸随⼀のグルメタウン・金沢市⽚町に立つホテルです。金沢の中心地、香林坊(こうりんぼう)も近く、コンセプトは、「あっぱれ!味のかたまち」。「おいしい」はもちろんのこと、⾷にまつわる歴史や⽂化など、知的好奇⼼をくすぐる⾷体験を通して、⽚町の魅⼒にふれる滞在を提案してくれます。
客室はカップルやビジネス利用に最適なダブルルームのほか、2~3名で快適に過ごせるスーペリアルーム、最大5名まで宿泊でき、キッチンやドラム式洗濯乾燥機付きで長期滞在もできるOMOハウスなど、目的に合わせて選べます。
また、金箔を使ったレター作りや伝統菓子のらくがん作り、加賀棒茶の飲み比べなど、金沢の魅力をさまざまな角度から楽しめる体験も用意。泊まるだけではない楽しみがいっぱい詰まったホテルです。
金沢の伝統工芸「加賀水引」とは?
「相⼿を⼤切に思う⼼」を形にした水引。慶事や弔事で目にすることも多いですよね。
水引の本質を守りながら、美しいデザインへと昇華させた「加賀⽔引 津⽥⽔引折型」は金沢の伝統工芸品の一つ。もともと平⾯的だったデザインから、ふっくらとした和紙の折型や⽴体的な結び方を初代の津⽥左右吉(つだそうきち)が創案。100年以上経った現在も、「伝統の中での現代⽣活に⽣きる『なじみ親しむ⽔引折型』」として現代の⽣活に合った形で提案しつつ、「相手を大切に思う心」を表現した水引文化の魅力を発信しています。
水引で演出した幻想的な空間にうっとり
OMO5金沢片町の1階にあるOMOカフェでは、19~23時の夜間限定で、加賀水引に彩られた「水引夜灯りカフェ」をスタート。「加賀⽔引 津⽥⽔引折型」の職⼈がひとつひとつ⼿作業で製作した装飾に灯りがともり、幻想的な空間に変身します。
天井には、松⽵梅をモチーフに、⽔引の影が美しく映し出されるように結び⽅を⼯夫したくす⽟を吊り下げ、テーブル上には、あわじ結びを連ねたデザインで、あかりの揺らめきも感じられる⾏灯を設置。
また、床にも⾏灯を配置して、⾜元や壁⾯の低い位置にも⽔引の影がくっきりと映るよう演出されています。⽔引を飾るだけでなくあかりで灯すことで、空間全体に⽔引の影が映し出され、まるでOMOカフェが⽔引で包まれ結ばれているよう。
しっとりと落ち着いた雰囲気の中、古都・金沢の夜を楽しめます。
夜限定!ご近所さんとのコラボスイーツ
幻想的な「水引夜灯りカフェ」では、ナイトタイム限定のスイーツも用意されています。
OMO5金沢片町のご近所にある、⾦沢の街の⼈に⻑く愛されてきた⽼舗和菓⼦店や茶店、⻘果店などの味を⼀度に楽しむことができる、オリジナルのスイーツ「⽔引OMO(おも)なか」を開発。
「桶川住吉商店」提供の⽔引柄があしらわれた紅⽩のもなか⽪に、それぞれ異なるもなか種が詰まっています。
紅⾊は、和菓⼦に洋の要素を盛り込んだ新感覚の菓⼦を製作する「茶菓⼯房たろう」と、⽯川の特産野菜や果物を扱う⽼舗の青果店「堀他」の協力のもと、ホワイトチョコようかん、あんこを加えたホイップクリーム、季節のフルーツを組み合わせた、かわいらしいもなか種に。
⽩⾊は、安政6年(1859)創業の⽼舗⽇本茶専⾨店「野⽥屋茶店」特製の加賀棒茶®のアイスクリームに、ナッツ、オレンジピール、加賀伝統野菜の一つ「五郎島⾦時」のクリームを合わせ、どこか和の雰囲気漂うもなか種に仕上げています。
飾り付けには、⽇本で初めて⾦沢箔⼯芸品を⽣み出した「箔⼀」の⾷⽤⾦箔を使い、華やかさを演出。
「⽔引OMOなか」に合わせるドリンクは、野⽥屋茶店の和紅茶。渋み成分が少ない⾃然の⽢みが特徴で、もなかとの相性が抜群。アイスかホットを選べます。「水引夜灯りカフェ」限定のスイーツをぜひ味わってみて。
カフェでも使える!水引カトラリーレスト作り
さまざまなアクティビティが揃うOMO5金沢片町。加賀⽔引の特徴である⽴体的な結びを実体験し、その場で使って楽しめる「加賀⽔引 津⽥⽔引折型」監修のアクティビティ「水引カトラリーレスト作り」も体験できます。
難易度が⾼いと思われる⽔引結びですが、このアクティビティの製作⽅法は簡単で、好きな⾊の⽔引を選び⾃分好みの位置で結ぶだけ。
⼀般的な箸置きよりも⼤きいサイズのため作りやすく、箸だけでなくスプーンやフォークを乗せて使うこともできます。完成したものは、OMOのオリジナルロゴ入りの箱に⼊れて持ち帰ったり、そのままOMOカフェのスイーツと一緒に使ったりして楽しめます。予約は不要なうえ、24時間フロントで受け付けているので気軽に体験できるアクティビティです。宿泊者もビジターも1セット700円で楽しめます。
金沢の伝統文化を見て、食べて、体験できる「水引夜灯りカフェ」。ぜひ立ち寄ってその美しさを体感してみてください。
■OMO5金沢片町(おも) by 星野リゾート 「水引夜灯りカフェ」
期間:2023年6月24日(土)~通年
場所:OMO5金沢片町(おも) by 星野リゾート1F OMOカフェ
住所:⽯川県⾦沢市⽚町1-4-23
電話:050-3134-8095(OMO予約センター)
時間:19~23時(22時30分LO)
料金:入場無料
対象:宿泊者、ビジターともに利用可能
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。