嵐山の特等席へ。「翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都」で特別な宿泊体験【すみずみ宿泊ルポ】
日本を代表する景勝地の一つである、京都・嵐山に位置する「翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都(すいらん らぐじゅありーこれくしょんほてる きょうと)」。いつかは泊まってみたい、憧れのホテルの露天風呂付き客室ステイをご紹介します。
京都・嵐山の特等席、自然美を望む「翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都」
今回は京都・嵐山にある「翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都」をご紹介します。門構えからも京都らしい風情を感じますね。
まずは特別な場所に立つこのホテルの立地をご紹介します。
嵐山は、歴史ある京都のなかでも平安貴族の避暑地・別荘地として栄えてきました。特に「翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都」のある場所は、嵐山の緑色に連なる山々が保津川越しに一望できる最高のロケーションで、古くから人々に愛されてきました。
ホテルのある場所は、14世紀ごろには隣接する世界文化遺産「天龍寺」の敷地の一部となっていた時期もあります。また明治32年(1899)には神戸川崎財閥創始者である川崎正蔵の別荘として「延命閣」が、明治43年(1910)には「八賞軒」が建設され、名士の別荘や社交の場として愛されていました。現代においても、千年の間変わらぬ風光明媚な土地として、世界中の旅行者の心をとらえているんですよ。
人力車によるお出迎えサービスでホテルへ到着!
チェックインまでの特徴的なサービスもご紹介しますね!
なんと人力車による無料送迎サービスがあるんです。人力車はJR嵯峨嵐山駅と京福電鉄嵐山駅から乗ることができ、15分ほどでホテルに到着!せっかくなら人力車でたっぷり京都気分を味わってみませんか。
なお、JR京都駅から直接ホテルに向かう場合はタクシーを選ぶこともできます。
露天風呂付きの客室でぜいたくなひとときを
では、気になる客室をご紹介しましょう。
今回ご紹介する部屋は「柚葉(ゆずのは)」デラックスツインです。こちらのお部屋は38~47㎡の広さがあり、ゆったりと過ごすことができます。
部屋の手前はフローリングですが、奥には畳のスペースがあり、和と洋のコンビネーションでより快適な空間に。庭を眺めながらくつろぐことができます。
そして、なんと部屋には露天風呂が付いており、バスタイムを過ごすことができるんです。熱くなったらバルコニーで涼むことも。とろみのあるお湯はアルカリ性で、美肌効果が期待できるのだそう。一体、滞在中に何度入ってしまうのか…これは長風呂必至です。
アメニティーにもこだわりが。
朱色のお椀にのっているのは、ホテルオリジナルの「翠嵐のせっけん」。「柚子ひのき」の香りに癒やされます。また、3本のボトルは、洗練された香りとパッケージが人気の香水ブランド「BYREDO(ばいれーど)」のもの。写真に写っているのは、シャンプー・コンディショナー・ボディウォッシュですが、ほかにもボディローションや石けんもあります。
ゆったりとお茶の時間を過ごすのも忘れずに。京都府産の茶葉を使用し、ホテルオリジナルでブレンドした「翠嵐の煎茶」や、柚子の香りが楽しめる「翠嵐の紅茶」など、こだわりのお茶が部屋で楽しめます。
シャンパンサービスや朝食など、充実のホスピタリティを満喫
毎日17~19時には、「茶寮 八翠」にて、宿泊者限定のシャンパンフリーフローサービス「嵐山ディライト」が楽しめます。嵐山の自然美を眺めながらシャンパンをいただく時間は格別です。ホテルのコンセプトになっている「嵐山の特等席」という言葉がぴったりのロケーション!人気のテラス席に座ることができたらラッキーですよ。
そして、ホテルステイの楽しみの一つといえば朝食! 和朝食とアメリカンブレックファストから好きな方を選べます。今回はホテルの雰囲気によりマッチした、和朝食をご紹介します。窓から美しい庭園を眺めながら朝食をいただけば、清々しい気持ちで一日を始められそう。
朝食会場のレストラン「京 翠嵐」は、冒頭でもご紹介したとおり、神戸川崎財閥の創始者である川崎正蔵の別荘だった場所。畳は床の間になり、ゲストが快適に過ごせる空間に生まれ変わっていますが、修復・復元された川崎家の家紋入りの針隠や、組みひもをイメージしたシャンデリアなど、当時の雰囲気もしっかりと感じられる空間です。伝統とモダンが融合した雰囲気をぜひ楽しんでください。
この日のお品書きは、「4種のジュース(トマト・オレンジ・キャロット・グリーンスムージー)」、「鴨 キャロットラペ」、「焼き魚(この日はブリの味噌漬け)」、「焼豆腐」、「シリアル」、「ヨーグルト」など。朝からこんなにたくさんの品数をいただける機会は普段ではなかなかありません。旬味や地元の食材を生かした品々には、細部にまでこだわりが詰まっています。
ランチやディナーはビジターの利用も可能です。予約がベターなので、気になった方はぜひチェックしてみてくださいね。
■京 翠嵐(きょう すいらん)
TEL:075-872-1555
時間:朝食7~10時、ランチ11時30分~14時30分、ディナー17時30分~21時
宿泊してもしなくても楽しめる。庭園を眺めながらティータイム♪
「茶寮 八翠」はビジターの利用も可能です。すぐそばを流れる保津川と四季折々の美しい景色を眺められる空間は、どこを切り取っても絵になります。一番人気は「和のアフタヌーンティー」ですが、今回は「八翠のおさんじ」をいただきました。
「八翠のおさんじ」は、「ガトーショコラ(上段左)」「焼きカカオ(上段右)」「翡翠もち(中段)」「抹茶とクリームチーズの大福(下段)」とフリーフロードリンクが楽しめます。抹茶と葛で作られた「翡翠もち」は「茶寮 八翠」オリジナルで、抹茶の風味とプルンとした食感がたまりません。左に写っている黄色と青色の器には黒蜜ときな粉が入っているので、お好みでかけてみて。ドリンクは「孫右ヱ門(まごえもん)早摘み煎茶『晴嵐』」など全24種類。フリーフローで楽しめます。
海外の有名ティーブランドの紅茶なども味わうことができますよ。
「DAMMANN FRÈRES」は、1692年にルイ14世からフランス国内での紅茶の独占販売権を与えられた、 伝統あるティーブランドだそう。ベルガモット、無花果などの果実と花のハーモニーが楽しめる「7パフューム」や、緑茶・矢車菊・オレンジの花びら・フルーツの香りの「ヴェルサイユの夜」などが気になるフレーバーティーも。
ラグジュアリーなホテルのカフェラウンジは敷居が高いイメージですが、宿泊しなくても比較的手軽に利用できます。桜や紅葉のシーズンは予約がベターですが、嵐山観光の際にはぜひ訪れてみてください。
■茶寮 八翠(さりょう はっすい)
TEL:075-872-1222
業時間:11~17時 ※「八翠の営おさんじ」は15時30分~のみ提供
ホテルから徒歩で行ける、周辺のおすすめ観光スポット3選
【ホテルから徒歩約5分】福田美術館

京都・嵯峨嵐山に開館した美術館。江戸時代から近代にかけての主要な日本画家の作品約1500点を所蔵。美術館の内装には「蔵」をイメージした展示室や「縁側」風の廊下があり、庭園では四季折々の草花を楽しめます。館内には、大堰川と渡月橋を見渡せるカフェ(来館者のみ利用可)も併設されていて、嵐山の景色を180度パノラマで見ながら美術鑑賞の余韻に浸ることができます。
【ホテルから徒歩約8分】渡月橋

大堰川(おおいがわ)に架かる全長155mの橋。亀山上皇が「くまなき月の渡るに似る」として、渡月橋と命名したという風情ある橋で、嵐山の景観にとけ込んでいます。鵜飼などの川遊びも渡月橋を中心に行われます。当初、橋は現在より100mほど上流にあったと考えられますが、慶長11年(1606)に角倉了以(すみのくらりょうい)が大堰川上流の保津川開削工事を行った際、今の場所に移されました。
【ホテルから徒歩約15分 竹林の小径】

野宮神社から天龍寺の北側を通って大河内山荘庭園へ通じる長さ400mほどの見事な竹林の小径。青々とした竹は空を覆うほど高く、晴れた日は竹林からもれる日差しを浴びて、気持ちよく散策できます。天気が悪いと昼でもほの暗いがそれもまた趣が◎。夕暮れ時も幻想的で、まるで異次元に迷い込んだかのよう。京を代表する風景であり、テレビドラマなどにもよく登場する場所です。
リアルなおすすめタイムスケジュール
【1日目】
14:45 京福電鉄嵐山駅から人力車でホテルへ
15:00 チェックイン
15:30 茶寮 八翠で「八翠のおさんじ」を体験
17:00 「嵐山ディライト」でシャンパンを片手に、暮れゆく嵐山の風景を楽しむ
18:00 「京 翆嵐」で会席料理の技法にフランス料理の技法と美意識を融合させた、ディナー会席に舌鼓
20:30 客室露天風呂で温泉を堪能
21:00 お茶を飲んだり、本を読んだり…。客室でゆったりと過ごす贅沢時間を満喫
22:30 就寝
【2日目】
6:00 早起きしてホテルの庭や周辺を散策。人のいない嵐山を歩いてみる
7:00 「京 翆嵐」で和朝食をいただく
8:00 部屋に戻って、もう一度温泉に浸かってリフレッシュ
10:00 1階のスーベニアショップでおみやげ探し
12:00 チェックアウト後、荷物を預け、嵐山・嵯峨野エリアを観光
17:00 ホテルに戻って荷物を受け取り、帰路へ

いかがでしたか? いつもとは違った京都ステイが楽しめる「翆嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都」をご紹介しました。朝の静かな嵐山を体験することもできる好立地ホテル♪
ぜひお泊りしてみてくださいね!
■翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都
(すいらん らぐじゅありーこれくしょんほてる きょうと)
住所:京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町 12
TEL:075-872-0101
料金:ツイン/12万175円~「柚葉(ゆずのは)」デラックスツイン/15万1800円~ ※1室2名利用の場合。税・サービス料込、宿泊税・京都府入湯税別
チェックイン:15時
チェックアウト:12時
Text:萩野奈津子
Photo:猪股純一
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