「界 日光」で開催!現役伝統工芸士から学べる「日光彩色体験」

「界 日光」で開催!現役伝統工芸士から学べる「日光彩色体験」

星野リゾート 体験 文化体験 栃木県 るるぶ&more.編集部
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中禅寺湖畔にたたずむ温泉旅館「界 日光」では、2024年2月29日(木)までの平日限定で「社寺の修復に携わる伝統工芸士と日光彩色体験」を開催中。日光東照宮などの歴史的建造物を修復している伝統工芸士を講師に迎え、岩絵具(いわえのぐ)などの 伝統的な絵の具を使った絵付け体験が楽しめます。

summary

各地の「界」で開催!「手業のひととき」とは?

星野リゾートが全国に展開する温泉旅館ブランドの「界」は、「王道なのに、あたらしい。」をテーマに心地よい和にこだわった快適な空間で、ホスピタリティあふれるスタッフが旅の醍醐味である「地域」や「季節」にこだわり、その土地ならではの旅の提案をしてくれます。

そんな「界」ならではのおもてなしの一つが「手業(てわざ)のひととき」。
地域の文化を継承する職人や作家、生産者の方々貴重な技を間近で見たり、一緒に体験して舞台裏を知ったりできるご当地文化体験です。

「界 日光」で開催する「手業のひととき」は日光彩色体験♪

日光東照宮をはじめとする多くの文化財や歴史的建造物がある日光。「界 日光」では、それらの修復に携わってきた伝統工芸士・伊原実穂氏の指導のもと、日光の社寺に実際に使われている岩絵具などの希少価値の高い材料を使って工芸品づくりを体験できる「社寺の修復に携わる伝統工芸士と日光彩色体験」を開催しています。

講師を務める伝統工芸士‗伊原実穂氏
講師を務める伝統工芸士伊原実穂氏

体験を通して社寺を彩る彫刻の意味合いや、装飾に施された極彩色の解説を聞くことができます。貴重な文化財を守り、後世に引き継いでいく伝統工芸士の仕事や思いを知るおもしろさもあります。体験後に社寺をめぐると、今までと違った発見があるかもしれません。

彩色体験のほか、特別コースは2種類

体験は彩色のみのほか、中禅寺立木観音での祈祷付きのコースや日光東照宮の参拝付きコースなどもあります。特別な体験ができるコースの魅力をご紹介します。

「宝の小槌」への彩色と1年祈祷「宝槌祈願コース」
世界遺産・日光山輪王寺の別院である中禅寺立木観音の「宝の小槌」へ彩色し、1年間の祈祷を受けられるコース。「宝の小槌」は家庭内の災いを払う縁起物で、伊原氏がデザインを施した白木の小槌に岩絵具や金箔を使って彩色と名入れをします。完成した「宝の小槌」を界 日光から徒歩約10分の中禅寺立木観音へ持参すると、特別祈祷を受けることができます。自宅に持ち帰った後も、1年間毎日、体験者の名前が中禅寺立木観音で読み上げられます。

彩色見取り図
彩色見取り図

日光東照宮で非公開の「彩色見取り図」を見学する「日光東照宮・彩色見学コース」
彩色体験後、伊原氏と一緒に世界遺産・日光東照宮を参拝し、解説を受けながら非公開の「彩色見取り図」を見学するコース。「彩色見取り図」とは、修復に携わる技術者が後世へ向けて残す設計図のようなもので、社寺の装飾、ひとつひとつにどのように配色するかが絵や言葉で示されています。伊原氏の説明を受け、実際の装飾と「彩色見取り図」を見比べることで、修復作業がいかに精巧で緻密に行われているかを知ることができます。

日光にある社寺の荘厳な意匠を身近に感じられる機会。界 日光で体験してみてはいかがでしょうか?

■界 日光「社寺の修復に携わる伝統工芸士と日光彩色体験」
期間:2023年3月1日(水)~2024年2月29日(木)の平日
住所:栃木県日光市中宮祠2482−1
TEL: 050-3134-8092(界予約センター)
時間: 宿泊翌日の10~12時
料金: 彩色体験のみ5000円~、「宝槌祈願コース」1万2800円、「日光東照宮・彩色見学コース」1万8200円。いずれも1名分の料金
定員:1日2組(1組1~6名)最大8名まで
予約:宿泊予約した後、体験希望日の4日前までに専用サイト https://www.hoshinoresorts.com/sp/tewaza/ から要予約。

●使用する絵具の種類や作成する作品により料金が異なります。
●日光東照宮での彩色見取り図見学は現地集合になります。
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

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