三軒茶屋「YAYOI TOKYO」はジェラートとカクテルのペアリングを楽しめる新感覚のスイーツ店

三軒茶屋「YAYOI TOKYO」はジェラートとカクテルのペアリングを楽しめる新感覚のスイーツ店

るるぶ&more.編集部 東京都 食・グルメ スイーツ ジェラート ミルフィーユ
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東京・三軒茶屋の閑静な住宅街に、ジェラート&スイーツショップ「YAYOI TOKYO(やよい とうきょう)」が2023年7月、オープンしました。イタリア生まれのジェラートですが、同店が提案するジェラートは“ジャパニーズニュークラシック”。カクテルとのペアリングで、新しいスタイルのジェラートを楽しんでみませんか?

Summary

日常に幸せなひと時をもたらすジェラート&スイーツショップ

東急田園都市線・三軒茶屋駅から徒歩4分のところにある「YAYOI TOKYO」。ジェラートのほか、ボンボンショコラやミルフィーユ、焼き菓子などがいただけます。草花が芽吹き、日本らしい繊細と力強さを感じられる3月「弥生(やよい)」からお店の名前を付けたそう。

そんなお店の名前のとおり、店内はカラフルな花で装飾されています。これらはフラワークリエイターの篠崎恵美さんが手がけるクリエイティブスタジオ「edenworks」によるブランド「PAPER EDEN」の紙でできた花。ピンクのグラデーションがかかった壁面など、春らしさを感じさせる華やかな空間です。

同店のスイーツを手がけるのは、世界的なコンテストで多数の受賞経験があるパティシエの大塚陽介さん。これまでチョコレートや焼き菓子、水菓子などさまざまなスイーツを作ってきた大塚さんがジェラートを中心としたお店をオープンさせたのは、日本人にとってアイスクリームが日常に浸透したものだから。ジェラートが対話のツールになってほしいという思いを込めて、「日常に幸せなひと時を」をコンセプトに掲げています。そんな大塚さんによる、“ジャパニーズニュークラシック”なジェラートとは?


週末限定のお楽しみ。ジェラート×カクテルのペアリング

ジェラート(ダブルサイズのみ、650円)は全10種類。大人から子供まで人気の「ミルク」「苺」「桃」「ショコラ」をはじめ、「屋久島たんかん×オレンジ」「マンゴー×パッション」、プレミアム(プラス100円)となる「グレープフルーツ×金木犀」「バニラキャラメル」、プレミアム plus+(プラス200円)となる「加賀棒茶×ミルク」「グランピスタチオ」。季節ごとにラインアップも一部変わります。

素材の味をしっかりと感じるのに、後味がとてもすっきりしているというのが特徴です。会席料理などのデザートで出される水菓子やフルーツのように、甘ったるくなく、お腹いっぱいでも、するすると食べられるような味を目指したそう。

楽しみ方の一つとして提案しているのが、ジェラートとカクテルのペアリングです。渋谷のバー「石の華」のオーナーバーテンダー、石垣忍さんが考案したジェラートと合うカクテル2種類を、金~日曜限定で提供しています。今回は「ジントニック」900円を、ジェラート「グレープフルーツ×金木犀」「桃」と一緒にいただきました。

上が「グレープフルーツ×金木犀」、下が「桃」
上が「グレープフルーツ×金木犀」、下が「桃」

「グレープフルーツ×金木犀」は、さわやかなグレープフルーツに金木犀の花のお茶「桂花茶」が上品に香ります。「桃」は国産の桃そのもののおいしさがストレートに伝わってくる濃厚さ。すっきりした後味と素材の良さを際立たせるため、ジェラートはすべて卵不使用、屋久島の水が使われています。

お花と相性がいいという「プリマス・ジン」で作るジントニックは、バラ科の「桃」などと相性ぴったり。ジントニックには果汁が入っていないので、ジェラートのフルーツの酸味をさらに引き立たせてくれます。もう一つのカクテル「モスコミュール」900円は、上にミントがのっていて、「ショコラ」などと一緒にいただくのがおすすめなのだとか。ナチュールワインも楽しめるので、どのジェラートと合うのか、おすすめを聞きながら自分好みの組み合わせを探してみてはいかがでしょうか。

世界一に輝いたボンボンショコラやミルフィーユもおすすめ!

洋菓子の世界大会「The World Trophy of Pastry Ice Cream and Chocolate」のボンボンショコラ部門で世界一に輝いた「ボンボンショコラ」400円も食べることができます。とても繊細なチョコレートなのでイートイン限定。周りのチョコレートが薄く、噛んだ瞬間に、オレンジとヘーゼルナッツのみずみずしいフィリングが、チョコレートの香りとともに広がります。

「おいしいミルフィーユ」900円もおすすめ。ミルフィーユにのるのは、フランボワーズ……ではなく、フランボワーズの形をしたフランボワーズムースです。ムースの酸味、カスタードクリームに生クリームを合わせたディプロマットクリーム、それにサクサクのパイの調和が絶妙な一品です。クリームが柔らかく、パイのサクサク感が損なわれないように、こちらもイートイン限定。8月からはジェラートやフランボワーズムースなどを組み合わせたパフェの提供もスタートします。

そのほか、ケーク(パウンドケーキ)にオレンジジュレやドライフルーツ、ナッツなどをかけ合わせた「KYUKYOKU NO CAKE」2400円といった焼き菓子も。ジェラートと「KYUKYOKU NO CAKE」はテイクアウト可。ニュージーランド在住のイラストレーター湯浅望さんによるイラストがあしらわれた包装も可愛いので手みやげにもぴったりです。

8月下旬からジェラートの全国配送を始めるそうなので、お店に行けない人もおうちでジェラートをいただくことができますよ。こだわり抜いた絶品ジェラートをお気に入りのお酒とともに楽しんでみてくださいね。

■YAYOI TOKYO(やよい とうきょう)

住所:東京都世田谷区太子堂2-23-10
TEL:なし
営業時間:公式インスタグラムで要確認
定休日:無休
アクセス:東急田園都市三軒茶屋駅北口Bから徒歩約4分

text&photo:伊藤めぐみ(エフェクト)

●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

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