食・グルメ
2023.08.09
吉祥寺「台湾屋台飯・小吃 祥福堂」で台湾のローカルフードを味わう
吉祥寺にある「台湾屋台飯・小吃 祥福堂（たいわんやたいめし・しゃおちー・ しょうふくどう）」は、台湾のローカルフードが楽しめるお店。今やおなじみの魯肉飯（ルーローハン）や鶏肉飯（チーローハン）などの日替わり弁当に加えて、日本ではなかなか食べられないご当地メニューが味わえます。
日本ではあまり食べられない、台湾の家庭料理が楽しめる
吉祥寺駅から高井戸方面へ、井の頭通り沿いを徒歩で約10分。
「台湾屋台飯・小吃 祥福堂」は、台湾にルーツを持つオーナーが、日本ではなかなか食べられない台湾の家庭料理を楽しんでもらいたいと始めたお店です。
看板メニューは、日替わりで「鶏肉飯（チーローハン）」、「魯肉飯（ルーローハン）」、「炒米粉（焼きビーフン）」、「油飯（台湾おこわ）」を詰めたお弁当。
このほかにも、店頭のケースには台湾のローカルフードが並びます。
テイクアウトがメインですが、店内にはイートインスペースも。
井の頭公園も徒歩圏内なので、気持ちがいい季節は公園で食べるのも楽しそうです。
「魯肉飯」や「肉圓」は一度食べたらくせになるおいしさ！
取材で訪れた日のお弁当は人気の「魯肉飯」。
ごはんの上には、やわらかく煮込んだ豚肉と、炒めたキャベツ、パクチー。
八角などを使った独特の香り、甘辛い味付けの豚肉は、どんどんごはんが進みます。
台湾製の団子を使っているという「団子スープ」もいただいてみました。
団子は豚肉かイカの日替わりで、この日は「豚肉」。
まるで、あらびきソーセージのようなプリッとした食感にびっくり！
スープそのものはあっさりとした味わいで、毎日飲んでも飽きのこないおいしさです。
オーナーがお店を始めるうえで、どうしても作りたかったのが「肉圓（バーワン）」。
タピオカ粉や米粉で作った生地で豚肉やタケノコなどを包んだ、台湾ではおなじみのローカルフードです。
地域によって蒸したり、カリカリになるまで揚げたりと調理法が異なるほか、味付けにも地域差があるのですが、こちらでは一度蒸した肉圓を低温で揚げて、甘めの白いあんと醤油ダレをかけていただきます。
半透明の生地は揚げているとは思えないほどモチモチ、ぷるぷるとした独特の食感。
シャキシャキとしたタケノコなどの具材や、甘いタレとの相性も良く、なんだかくせになりそうな味わいです。
おやつにぴったりの「蛋餅」や、日本でも大人気の「豆花」も
こちらは台湾式の甘くないクレープ「蛋餅（タンピン）」。
具材はシンプルにネギのみ。
タピオカ粉入りの生地と薄焼き卵を重ねてくるくると巻いたら、ほんのりニンニクを利かせた台湾の醤油ダレをかけていただきます。
おやつにも、おつまみにもぴったりですよ！
「豆花（トーファ）」はシロップが豆乳ときび砂糖から選べるほか、紅豆（あずき）、緑豆、花生（ピーナッツ）など、5種類のトッピングから2種、4種、全種の3通りで自由に組み合わせて楽しむことも可能。
今回は、むっちりとしたタロイモだんご「芋圓（ユーユェン）」、タピオカをトッピングしました。
なめらかな食感にこだわったという豆花は、口に入れた瞬間にとろけるようなやわらかさ！
お腹がいっぱいだったはずなのに、あっという間に完食してしまいました。
肉圓や蛋餅をはじめとするこちらのメニューは、現地のお店を食べ歩いたり、何度も試作を繰り返しながらレシピを開発したのだとか。
日本人はもちろん、台湾人のお客様が多く訪れるというのも納得のおいしさです。
吉祥寺散策の合間に、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
■台湾屋台飯・小吃 祥福堂（たいわんやたいめし・しゃおちー・しょうふくどう）
住所：東京都武蔵野市吉祥寺南町4-4-12
TEL：0422-26-9280
営業時間：11～14時、16時30分～19時
定休日：土・日曜、祝日
Text・Photo：タナカイチカ （vivace）
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●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
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