泊まる
2023.08.04
「箱根ホテル小涌園」グランドオープン！この夏リニューアルの「箱根小涌園ユネッサン」も入り放題！
2018年に一時閉館した「箱根ホテル小涌園」が建て替えを終え、2023年7月にグランドオープン。長年親しまれた名前を受け継ぎ、多彩な客室を展開するほか、充実したビュッフェレストラン、貸切風呂も設置するなど、より快適に楽しく生まれ変わりました。オープン前の内覧会に参加してきましたので、館内の様子など詳細をご紹介します！
Summary
箱根小涌園一帯を楽しめる施設に進化！
箱根小涌園とは、日帰り温泉施設「箱根小涌園ユネッサン」を中心に、箱根ホテル小涌園をはじめ、周りにある3つの宿泊施設（「箱根小涌園 天悠」、「箱根小涌園 三河屋旅館」、「箱根小涌園 美山楓林」）と2つのレストランからなるエリアの総称。
新たな「箱根ホテル小涌園」のコンセプトは“ユネッサンと一体的に「温泉」「自然」「食事」を体験できるホテル”。建物を丸ごと建て替えたことで、洗練されたカジュアルな空間に進化。自然の美しさや文化に触れる体験など、より快適な癒やしの時間が過ごせそうです。
エントランスロビーは4階。目の前の吹き抜け窓からは絵画のような箱根外輪山の景色や庭園が一望できます。春にはしだれ桜も咲きます。
柱には神奈川県産の杉を使い、箱根旧街道の杉並木をイメージ。
ロビー脇にはセルフのドリンクバーもあるので、ベランダやソファに腰掛けて一服できます。
原則全館キャッシュレス。セルフチェックイン・アウトで、カードキーを受け取ってお部屋へ。荷物預かりも専用の機械にてセルフで行うことができます。PASMOやSuicaなどの交通系ICカードにも対応しているのが便利です。
客室はカジュアルなツインから6人対応のデラックスルームまで
客室数は全6タイプ150室。もっともリーズナブルなカジュアルツインルームはシングルベッド2台のシンプルな造りながら、温かみがありくつろげる空間。バスタブはなくシャワーブースのみですが、お風呂は館内の大浴場や、隣接の日帰り温泉「元湯 森の湯」が利用できるので問題ナシ！
和室。ベッド2台のほか、ふとん2セットを追加して最大4名まで利用可能。
スタンダードルーム（TypeA）。ダブルベッド2台を備え、和室ではないもののこの部屋では靴を脱いでくつろげます。
デラックスルーム。定員6名ですが、2人で広々優雅に使うのもOK。リビング機能を備えているのでグループやファミリーにもおすすめです。
デラックスルームや車いす対応のユニバーサルデザインルームにはバスタブが設置されています。
オリジナルの作務衣もあります。
売店は館内にありませんが、ホテルの隣にコンビニが開店予定。また、おみやげはユネッサンで販売しています。
3階にあるコミュニティスペース。テーブルにはUSBコンセントが完備され、コワーキングスペースとして利用可能です。ほかにもソファが置かれていて、マガジンラックにある本を読んだりして過ごせます。
食事はオープンキッチンのバイキング！あの名物も
館内のレストランは1階ビュッフェレストラン「フォンテンブロー」1カ所。夕食・朝食ともに和洋中のメニューがズラリと並び、ライブキッチンで作られたできたての料理が味わえます。ディナーではローストビーフやお寿司なども提供。
こちらも旧ホテルのメインダイニングの名称を受け継いでおり、懐かしの名物メニュー「小涌園ラーメン」「小涌園チキンカレー」が味わえます。
しかも2023年12月29日（金）までは開業記念でディナーはアルコールも飲み放題！
「小涌園ラーメン」は、セルフで麺をゆがく→スープを入れる→餡を入れる→唐揚げをのせれば完成♪
ランチは宿泊者以外も利用可能です。
ランチ利用開始日：2023年7月13日（木）～
料金：大人3800円、子ども2400円、幼児（3歳～6歳）1200円
営業時間：11時～14時30分（最終入場14時）※90分制
また、食後は4階のフロントロビーと同じフロアにあるバー「1959」でゆったりお酒をいただくのもステキ。カウンター上には芦ノ湖と富士山が寄木細工風にデザインされています。バーの名前「1959」は、前身の箱根ホテル小涌園の開業年をネーミング。営業時間は20～22時です。
最上階の露天風呂・大浴場のほか、貸切風呂も！
最上階に位置する温泉大浴場と貸切風呂からは、箱根では珍しく、雄大な箱根外輪山を一望できます。開放感たっぷり。
露天風呂付き大浴場は男女入れ替え制。「せんげんの湯」（写真）からは浅間山が見られます。「みょうじょうの湯」からは8月に箱根大文字焼きが行われる明星ケ岳が見えます。
ドライサウナは神奈川県産のヒノキを使用。
貸切風呂は予約制2500円（1時間）。ヒノキ風呂3室、石風呂4室があります。
ユネッサンもエリア拡張！流れるプール新設に、ラグジュアリーな貸切露天風呂がオープン
宿泊者は水着で遊べる温泉「箱根小涌園ユネッサン」と日帰り入浴施設「元湯 森の湯」に無料で入り放題。箱根ホテル小涌園と道を挟んだ向かいにあり、宿のチェックインの際にリストバンドを渡されるため、行き来が自由で受付もスムーズです。
「箱根小涌園ユネッサン」では、2023年7月12日（水）の「箱根ホテル小涌園」グランドオープンに合わせて、開業以来最大規模のリニューアルを実施。箱根初の屋内の「流れるプール」がオープンしたほか、休憩スペースには「箱根の森」をテーマに緑を基調にしたデザインとさまざまなくつろぎの家具を配置。さらに、ショップ＆アミューズ「たまて箱」では地域の名産品や箱根みやげのショッピングや縁日、最新のARデジタルゲームなどの体験コンテンツが登場しました。
■箱根ホテル小涌園（はこねほてるこわきえん）
住所：神奈川県足柄下郡箱根町二ノ平1297
TEL： 0465-22-5489（予約センター 10～18時）
チェックイン：15時～
チェックアウト：～10時
料金：カジュアルツイン1万8300円～（1泊夕朝食1室2名利用時の1名）ほか（※2023年7月現在）
アクセス：箱根登山鉄道小涌谷駅からバス2分「小涌園」下車すぐ。（または小田急・JR小田原駅からバスで45分）
＜デジタル箱根フリーパスが便利＞
箱根小涌園エリアは、箱根登山電車や箱根登山バスなどを使いこなすと便利。小田急電鉄のデジタル箱根フリーパスは、スマホのQRコードをかざしたり、画面を見せたりするだけなので、きっぷの出し入れがなくてラク。専用アプリをインストールしなくても利用できます。
2日間有効で、新宿発は6100円。別途特急券を買えばロマンスカーも利用可能。
さらにロマンスカーに乗車する場合、別途電子特急券を購入しておけば、発車時刻まで同じ乗車日・乗車区間・人数で空席があれば何度でも変更可能なので、急な予定変更や乗り遅れそうになったときでも安心です。
購入・詳細は「EMotオンラインチケット」にて。
Text＆Photo：星裕水
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