爽やかブルーベリーのパンケーキで夏の朝ごはん【kyoko_plusのレシピ&テーブルコーデvol.58】
照りつける陽ざしに夏バテしそうな今日この頃。それでもしっかり朝ごはんは食べたい!今回は、ご自宅で簡単に作れる、ブルーベリーコンフィチュールを添えたパンケーキのレシピをご紹介します。今が旬のブルーベリーで作ったコンフィチュールは、甘酸っぱくてパンケーキにぴったり!ちなみに「コンフィチュール」とは、煮詰めた果汁に果物を加えて作ったもの。果物の形がゴロッとしているのが特徴です。対して「ジャム」は、果物の形状がなくなるまで煮詰めて作ったものになります。夏の朝ごはん、フルーツたっぷりのパンケーキにしませんか?
太陽の恵みがたっぷり!和歌山産ブルーベリー
今回は和歌山産のブルーベリーを使用しました。和歌山県は温暖な気候で、さまざまなフルーツ狩りが楽しめます。
夏場に収穫できるブルーベリーは、海南の陽ざしをたっぷり浴びて、樹上で完熟させているので、とても甘いのが特徴です。
爽やかで甘酸っぱい生のブルーベリーが食べられるのは、1年のうちでも今の時期だけ!
生のブルーベリーは鮮度が命。冷蔵庫に入れると甘味が落ちてしまうので、なるべく早く食べるのがおすすめ。一度に食べきれない場合は、野菜室で乾燥しないように保存し、コンフィチュールにしてしまうと、長く楽しめます。
ブルーベリーには、目に良い成分とされるアントシアニンが豊富に含まれていることもよく知られています。アントシアニンは熱にも強い成分なので、コンフィチュールで積極的に取り入れたいものですね。
【レシピ】ブルーベリーのコンフィチュールとパンケーキ
材料/
【ブルーベリーのコンフィチュールとふかふかしっとりパンケーキ】8枚分
【ブルーベリーのコンフィチュール】 ブルーベリー…200g グラニュー糖…60g レモン汁…大さじ1 【ふかふかしっとりパンケーキ】 卵…1個 グラニュー糖…大さじ2 サラダ油…大さじ1 無糖ヨーグルト…大さじ2 牛乳…130ml 薄力粉…150g ベーキングパウダー…小さじ1 ベーキングソーダ…小さじ1 【トッピング】 ブルーベリー、バナナ、生クリーム、アイスクリーム、メープルシロップ、 ミント、粉糖ete… |
1.(ブルーベリーのコンフィチュール)
①ブルーベリーとグラニュー糖、レモン汁を鍋に入れてひと混ぜして、水分が出るまで30分ほどおきます。
②弱火にかけ、ひと煮立ちしたら、ブルーベリーの実を取り分けます。あくは取り除きます。
③残ったシロップを、とろみがつくまで煮詰めます。
④ブルーベリーの実を戻して、コンフィチュールの完成です。
2.(ふかふかしっとりパンケーキ)
①ボウルに卵とグラニュー糖、サラダ油と無糖ヨーグルトを入れ、ホイッパーでよく混ぜます。
②牛乳を加え、さらに混ぜます。
③薄力粉、ベーキングパウダー、ベーキングソーダを合わせて振るい入れます。
④ホイッパーで粉っぽさがなくなるまで、さっと混ぜ、室温で10分ほど寝かしておきます。
⑤熱したフライパンにサラダ油(分量外)を薄く塗り広げ、濡らしてしぼった布巾の上に、フライパンの底をあてて粗熱をとり、火(弱火に設定)に戻します。
おたま1杯弱ほどの生地を20cmの高さから流し入れます。
⑥表面がふつふつとしてきたら、フライ返しで裏返します。
⑦パンケーキの真ん中が盛り上がり、指で軽く押すと戻ってくるぐらいが焼き上がりのサインです。
⑧焼きあがったパンケーキは、水でぬらして固く絞った布巾で包んでおきます。(重要ポイント)
お好きなトッピングをのせて完成!
ホイップクリームまたはアイスにブルーベリーのコンフィチュールをこんもりとのせるのがポイントです。
夏のテーブルコーデワンポイント
とにかく涼し気にしたい、夏のテーブルコーディネート。
今回は、ブルーベリーの紫を基調に、ブルーのストライプのリネン(実はエプロンです)を使いました。
ほかの季節であれば、テーブルや、足場板などの上にのせて、ブラウンの量を多くするのですが、今回は見た目の涼しさを重視して、タイル調のシートを下に敷いています(100円ショップで手に入るシール式の壁紙を使用しています)。
暖色は、パンケーキとバナナのみですが、お皿の全体に散らして、ベージュ色の分量を多くすることでバランスをとるようにしています。
市販のパンケーキミックスで作るよりもおいしくできる自慢のパンケーキレシピ。
自家製コンフィチュールをたっぷりのせて、めしあがれ♪
photo:kyoko_plus
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