「那須どうぶつ王国」の楽しみ方!マヌルネコ、スナネコ、大人気のバードショーまで|栃木
雄大な自然のなか、約600頭羽の動物たちがのびのび暮らす「那須どうぶつ王国」。マヌルネコやスナネコといった人気アニマルと大接近できるだけでなく、ヒツジやアルパカなどの動物たちとふれあうことができます。迫力満点のアニマルパフォーマンスも必見です!
Summary
「那須どうぶつ王国」ってどんなところ?
那須塩原駅から車で50分の「那須どうぶつ王国」。ここでは、約600頭羽の動物たちを見ることができます。園内はとても広く、雨でも楽しめる全天候型回廊の「王国タウン」と、牧場のような広大な敷地に動物が暮らす「王国ファーム」の2つのエリアに分かれています。2つのエリアは離れているため、エリア間の移動には無料のワンニャンバスがおすすめ。
園では、エサやりイベント、パフォーマンスショーが盛りだくさん!まず、自分のお目当てのイベントを決めて、どこで行われるかマップで確認しましょう。大人気のバードショー「BROAD」は「王国ファーム」で行われるので、ペンギンビレッジ横のバス停から、ワンニャンバスに乗って場所取りに向かうのがおすすめ。
リスやカピバラに大接近!ふれあい&エサやりも
「那須どうぶつ王国」では、動物たちと大接近できるのが魅力のひとつ。「リスの森」(王国タウン)は、二ホンリスが生息する森を再現しており、ウォークスルー形式で中に入ることができます。
おすすめの時間は、開園直後でエサが残っているタイミング。エサをもぐもぐしていたり、森を自由自在に走り回っていたり、と活発なリスたちを見ることができますよ。施設内は一方通行ですが、周回できるので、さまざまな姿を見せてくれるリスを存分に観察しましょう!
次の大接近アニマルはカピバラ!広い「カピバラの森」(王国タウン)には、10頭近くが住んでいて、実際に中に入ることができます。まったりと日向ぼっこしていたり、のそのそと歩いていたりする姿に癒やされます…!
中ではカピバラ用のエサ(100円)が販売されていて、お客さん自身でエサやりを行うことができます。目の前でもぐもぐしているお顔が見られて、癒やされる…たくさんエサをあげたくなっちゃいますね。
11月下旬ごろからの冬には、温泉でぬくぬく温まっているカピバラを見ることができます!
カピバラと同様に、アルパカやヒツジにもエサ(各100円)を購入してあげられます。アルパカに会いに行くのは、毛刈り前で一番ふわもこになる4~5月がおすすめ。ほかにも、ペンギン・アザラシのエサやりイベント(ペンギン100円、アザラシ200円のエサ代要)もあるので、訪れたらイベントの時間をしっかりチェックしましょう。
大迫力のパフォーマンス!頭上を飛び交うバードショー
「那須どうぶつ王国」の最大の魅力であるバードショー「BROAD」。広大な土地を利用して、大空を滑空する鳥たちのパフォーマンスです。ショーはスカイスタジアム(王国ファーム)で1日数回行われるので、スケジュールを当日確認しましょう。(雨天中止)
さまざまな鳥が、お客さんの頭上すれすれを飛び交います。あまりにも近いので、飛んできた瞬間に思わず首をすくめてしまいます。特に、ハヤブサの飛ぶ速度は速すぎて見失ってしまうほどでした。
ショーには、かっこいい猛禽類だけでなく美しい羽根を持ったインコたちも登場。鳥たちの華麗なパフォーマンスを見ながら、その驚くべき能力を知ることができますよ。
ほかにも猫本来の能力を間近で見ることができる「ザ・キャッツ」(王国タウン/アニマルスタジアム)や、オットセイのダイナミックなパフォーマンスを楽しめる「フリッパーズ」(王国タウン/アクアステージ)など、動物の魅力に迫れるショーやトークイベントが盛りだくさん!ぜひお目当てのイベント時間をチェックして、予定を立ててみて。
マヌルネコやスナネコなど、もふもふアニマルは必見!
「那須どうぶつ王国」には、大人気のアイドルアニマルや、ほかの園ではあまりいない珍しい動物たちにたくさん出会うことができます。なかでも、絶対に見ておきたいもふもふアニマルを紹介!
●マヌルネコ(王国タウン/マヌル・アマルハン)
「マヌルネコの歌」で一躍有名に。まあるい耳と、もふもふした毛が愛くるしい…!世界最古の猫とよばれ、自然界では過酷な環境に暮らす動物なので、ボリュームたっぷりな毛が欠かせないのです。不定期でスタッフによるエサやりの時間があるので、タイミングが合えばエサを食べる姿をを見ることができます。
●スナネコ(王国タウン/保全の森)
お次はスナネコ!世界最小級の野生ネコで、小柄な姿にくりっとした目がかわいらしい…!砂漠に生息するので、砂漠に溶け込むような見た目をしています。その愛らしさから「砂漠の天使」ともよばれていますが、実はどう猛なんだそう。
●ヴァレーブラックノーズシープ(王国ファーム/ヴァレーブラックノーズシープ施設)
黒い顔にモフモフの毛のコントラストが特徴的なヴァレーブラックノーズシープ。2024年5月には赤ちゃんが生まれ、小さくて愛らしい姿を見ることができます。エサ(100円)も販売されているので、ぜひエサやりしてみて。
●二ホンライチョウ(王国タウン/保全の森)
高山に住んでいて国の特別天然記念物である二ホンライチョウ。絶滅のおそれがある二ホンライチョウを、「那須どうぶつ王国」では繁殖させて野生に返すプロジェクトに参加しています。ここで生態を学んで、動物たちと自然を守る意識を持ちたいですね。
●サーバルキャット(王国タウン/サーバル展示場)
2023年に「那須どうぶつ王国」に仲間入りしたサーバルキャット。小さい頭に大きな耳、すらっとした手足が特徴で、凛とした姿がかっこいいです。大きいものだと体長1mにもなるそう。
●ケア(王国タウン/ケア繫殖展示場)
いままでバックヤードにいたケアが2023年7月から展示されています。ケアは、世界で最も賢いと評される鳥の一種。羽が、オレンジ、緑や青のグラデーションになっていて美しいのが特徴ですが、なぜ美しい色をしているのかははっきりわかっていないそう。
動物たちのかわいらしさが詰まったグルメとおみやげ
広い園内で歩き疲れたら、「王国ファーム」内のレストラン「BOCCA」(ぼっか)で休憩!かわいい「アルパカレー」がおすすめです。ほかにもBBQが楽しめる「バーベキューガーデン」(王国タウン)や展望抜群の「ヤマネコテラス」(王国タウン)など、2つのエリア共にレストランがあるので、好きなエリアで休憩ができます。
帰る前にかわいいおみやげをゲット!人気は動物たちの写真を使ったオリジナルステーショナリーや、お菓子など。お気に入りの動物のグッズを探してみましょう。
「マヌルネコのパイ&クッキー」1382円は、那須どうぶつ王国公式YouTubeに公開されている「マヌルネコのうた」のサムネイルをデザインした缶に、パイ&クッキーが入っています。「樽入りチョコインクッキーホッキョクオオカミ」1430円は、間伐財を使用した樽の中に個包装でチョコインクッキーが入っています。食べた後もペン立てなどに利用することができます。マヌルネコの形になっている「マヌルネコ型クリームロール」800円 もかわいいですね。
アクセス・チケット情報
●東京からのアクセス
【電車の場合】
東京駅からJR東北新幹線で約75分の那須塩原駅で下車、無料シャトルバス(予約制)またはタクシー・レンタカーで約50分
【車の場合】
東京(川口JCT)から東北自動車道で約160km/約1時間50分の「那須高原スマートIC」を出て、県道349号・305号経由で約12km/約15分
●チケット情報
【入園料(王国パスポート)】
通常営業:大人(中学生以上)2600円、子ども(3歳~小学生)1200円、3歳未満無料
冬季期間:大人(中学生以上)1600円、子ども(3歳~小学生)900円、3歳未満無料
【年間パスポート】
大人(中学生以上)1万円、子ども(3歳~小学生)5000円
※発行日から1年間有効
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