【2023年12月最新情報】日本一の高層ビル「麻布台ヒルズ」の気になる見どころを紹介

【2023年12月最新情報】日本一の高層ビル「麻布台ヒルズ」の気になる見どころを紹介

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「六本木ヒルズ」や「虎ノ門ヒルズ」など数々のプロジェクトでおなじみ、森ビル株式会社が手がける新しい複合施設「麻布台ヒルズ」が2023年11月24日(金)に開業しました。約8.1haの広大な土地には、日用品から「Hermès(エルメス)」などの高級ブランドまでが揃う商業施設のほか、レストラン、食品マーケット、ホテル、住宅、さらに「ブリティッシュ・スクール・イン 東京」など、さまざまな施設がオープン。また、「Green&Wellness」をコンセプトに敷地内には広大な緑地が。国内外の一流デザイナーと森ビルがタッグを組んで作り上げた美しい建築や、パブリックアート、「森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス」など街全体がミュージアムのようにもなっています。1989年より約35年をかけて造られたコンパクトシティの気になるみどころをご紹介します!

Summary

まるでひとつの街のよう!話題の複合施設「麻布台ヒルズ」ってどんなところ?

© DBOX for Mori Building Co.,Ltd.-Azabudai Hills
© DBOX for Mori Building Co.,Ltd.-Azabudai Hills

「麻布台ヒルズ」は”Modern Urban Village〜緑に包まれ、人と人をつなぐ「広場」のような街〜”をコンセプトに作られた複合施設。コンセプトの通り、商業施設だけでなくホテルや住宅、オフィス、インターナショナルスクールなどさまざまなコミュニティが一堂に集い、まるでひとつの街のような造りとなっています。
最寄り駅は六本木一丁目駅と神谷町駅。「六本木ヒルズ」や「虎ノ門ヒルズ」も近い、話題のエリアです。

© DBOX for Mori Building Co.,Ltd.-Azabudai Hills

敷地内は、3棟の超高層タワー「麻布台ヒルズ森JPタワー」「麻布台ヒルズレジデンスA/B」と、「ガーデンプラザ」エリアで構成されています。
タワーの内のひとつである「麻布台ヒルズ森JPタワー」は、就業者数を約2万人も抱えるオフィスエリアの一部。高さは約330mを誇ります。200mを超えるほかの2棟とあわせて存在感を示す一方で、注目したいのは施設全体の緑の多さ。都心にありながら圧倒的な緑に包まれており、最先端の流行と癒やしを両立した今までにない空間を生み出しています。

ユニークなデザインの建物とパブリックアートが並ぶ!低層階エリアは写真映え間違いなし

ガーデンプラザ

そんな緑に包まれた低層階は写真映えするスポットがたくさん!低層部のユニークな建築とランドスケープは、ロンドンオリンピックの聖火台などを手がけてきたイギリスのトーマス・ヘザウィック氏がデザインしました。そのほか世界中の超一流デザイナーがデザインした建物の数々にぜひ注目してくださいね。ユニークで洗練されていながら街の自然になじむ温かなデザインが魅力です。

©︎DBOX for Mori Building Co., Ltd. - Azabudai Hills
©︎DBOX for Mori Building Co., Ltd. - Azabudai Hills

中央広場は広大な緑を感じられる憩いの場所。四季ごとに表情を変える植栽が約320種も!

さらに、高低差のある地形を利用した菜園と果樹園を設置。今後、リンゴやレモン、温州みかんなど数多くの植物を生育させていくそう。都心にいながら緑に囲まれる、自然と調和した街づくりに心が癒やされます!

「東京の森の子」/奈良美智
中央広場 HERMES(エルメス)付近「東京の森の子」/奈良美智

中央広場や森JPタワーに点在する4つのパブリックアートもみどころのひとつ!奈良美智氏など世界的アーティストによるアートを身近に楽しめる豊かな空間となっています。

「相互に繋がりあう瞬間が協和する周期」/オラファー・エリアソン
森JPタワー1F「相互に繋がりあう瞬間が協和する周期」/オラファー・エリアソン
「石器時代の最後の夜」/曽根裕
中央広場 森JPタワー入口付近「石器時代の最後の夜」/曽根裕
「Artificial Rock.No.109」ジャン・ワン
中央広場 レジデンスA入口付近「Artificial Rock.No.109」/ジャン・ワン

森美術館のキュレーションによる作品の数々は、人間と宇宙の繋がりを感じられ、「麻布台ヒルズ」で生成される”自然界のエネルギーを可視化する”というテーマで選定。四季折々の自然とアートの融合が見られ、ヒルズ内を散歩するだけでも充実したひとときを過ごせますよ。

オフィスフロア最上階52階へ最速潜入!東京タワーを見下ろす絶景にうっとり

続いて普段はオフィス利用者しか立ち入れない特別フロア、「麻布台ヒルズ森JPタワー」のオフィス最上階52階におじゃましてきました!360度関東の景色を眺められる広々としたフロアはほかの高層ビルを眼下に望むほどの高さ。北方面には虎ノ門ヒルズと東京スカイツリーが見えます。

東京タワー全体を見下ろす体験はなかなかないのでは?!景色とともに今回のプロジェクトの壮大さを感じました。

お台場の「チームラボボーダレス」が移転!充実した文化・アートエリアが登場!

チームラボ《Bubble Universe: 実体光、光のシャボン玉、ぷるんぷるんの光、環境によって生み出される光》© チームラボ
チームラボ《Bubble Universe: 実体光、光のシャボン玉、ぷるんぷるんの光、環境によって生み出される光》© チームラボ

「ガーデンプラザB」地下1階に登場するのは、お台場から移転した「森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス」。新たな作品や日本未発表作品も多数加わり、世界中の人々をより魅了する空間が誕生します。
※2024年2月上旬開業予定

麻布台ヒルズギャラリー(展示イメージ)
麻布台ヒルズギャラリー(展示イメージ)

「ガーデンプラザA」には美術館仕様の施設・設備を備えた「麻布台ヒルズギャラリー」がオープン。アート、ファッション、エンターテイメントなど、さまざまなジャンルの文化を発信します。

併設施設として、アート鑑賞の前後に立ち寄れるカフェおよびイベントスペース「麻布台ヒルズギャラリー カフェ」も誕生。展示会やイベントとコラボレーションした特別なカフェとして営業します。神谷町駅前にも設置される販売カウンターではドリンクのテイクアウトもできるので、美術館に行けない方もぜひチェックしてみてくださいね。

ギャラリーの幕切りとなるのは、パブリックアートでも作品が展示されている「オラファー・エリアソン展:相互に繋がりあう瞬間が協和する周期」です(2024年3月31日(日)まで)。
ジャンルを超える多様な作品だけでなく、環境問題などの社会的課題への積極的な取り組みでも世界的に注目されているアーティスト、オラファー・エリアソン。本展では、光や水、風など自然現象の要素を用いて、幾何学や物理学、色彩学に関する研究に基づいた知覚に訴えかける作品が紹介されます。
スタジオ・オラファー・エリアソン キッチンの様子(2023年)
©︎Shinji Minegishi
スタジオ・オラファー・エリアソン キッチンの様子(2023年) ©︎Shinji Minegishi
展覧会の会期中は、ベルリンにあるスタジオ・オラファー・エリアソン キッチンとのコラボカフェもオープン。
本展のためにスタジオと日本シェフが共同開発オリジナルメニューが提供されます!スタジオの創作的な家庭料理を楽しみながら、彼らの姿勢や環境に対する考え方に触れることができますよ。

日本の食文化を代表する34店舗が集った巨大フードマーケット

©︎DBOX for Mori Building Co., Ltd. - Azabudai Hills
©︎DBOX for Mori Building Co., Ltd. - Azabudai Hills

「ガーデンプラザC」1階から地下1階にかけて「麻布台ヒルズ マーケット」がオープンします。広々とした空間には、「食の本当のおいしさや豊かさを伝えたい」、「食を通して暮らしと未来を豊かにしたい」という思いに共感した34の専門店が集結しています。生鮮食材から惣菜、グロッサリー、ワイン・リカー、ベーカリースイーツ、フラワーなど、日々の暮らしを豊かにする食材や丁寧に作られた商品が並びます。なかには、名店にしか流通しない希少な食材も。日本をはじめとした世界中の質の高い品物を購入することができます。
※2024年1月開業予定。ただし一部先行オープン店舗あり

麻布台ヒルズマーケット注目の3店舗をご紹介!

思わず立ち寄りたくなるお店が盛りだくさんの麻布台ヒルズマーケット。なかでも、注目のお店を3つ紹介します。 
150年以上の歴史を持つフランス産キャビアの老舗ブランド「プルニエ」の専門店「プルニエ アール デュ キャビア フランセ」。外観は、パリの歴史的建造物として登録されているプルニエ本店のターコイズ色の外壁をイメージ。時代を超えて愛されてきたキャビア専門店の雰囲気を味わうことができます。

スプーン一杯からキャビアを楽しめるカウンターバーでは、キャビアをさまざまな方法で楽しむことができ、オイスターと共に味わうシンプルなメニューや和の食材とフレンチが融合した特別なメニューなどを提供。メニューはパリの名門レストラン出身のシェフが監修しており、素敵な体験になること間違いなしです。
※カウンター利用は原則2時間の予約制(1月中旬頃までを予定)

2010年11月1日、紅茶の日に誕生した紅茶専門店「TEAPOND(ティーポンド)」。選び抜いた上質な紅茶の銘柄、茶器を販売しています。高級感あふれるシックな店内には、紅茶をベースとしたオリジナルのフレーバーティーや果物をブレンドしたフルーツティーなどの魅力的なラインアップがすみずみまで並んでいます。

テイクアウトドリンクの販売も行っており、スタッフと相談をしながら注文することが可能。お気に入りの紅茶を見つけて、特別なティータイムを過ごしてみては。
※ドリンク18時30分LO

フレンチレストラン出身のシェフ、田村浩二氏が手掛けるチーズケーキブランド「Mr. CHEESECAKE」。これまではオンラインストアのみでの販売でしたが、麻布台ヒルズにて期間限定ながら初の長期店舗をオープンします。内装は店名のようにシンプルで、白を基調に。ショーケースには、口溶けや香り、濃厚さにおいて豊富なこだわりの詰まったチーズケーキが並びます。

写真左上から時計回りに「キャラメル」、「パンプキン」、「レモン」、「抹茶」、「クラシック」、「ストロベリー」
写真左上から時計回りに「キャラメル」、「パンプキン」、「レモン」、「グリーンティー」、「クラシック」、「ストロベリー」

おすすめは麻布台ヒルズ店限定「Mr. CHEESECAKE Petit」972円~。カップタイプのチーズケーキとなっており、定番のクラシック、キャラメル、グリーンティーなど全6種類のフレーバーから選べます。今後、季節限定のフレーバーも登場予定です。
単品商品ではテイクアウトはもちろん、イートインスペースが設けられているためその場で楽しむことも可能。手みやげにもぴったりなセット商品もお見逃しなく。

アマンが手がける日本初進出のラグジュアリーホテル「ジャヌ東京」も

高層ビルのひとつ「レジデンスA」の1階〜13階にはアマンの姉妹ブランド「Janu(ジャヌ)」の世界初となるホテル「ジャヌ東京」がオープンします。緑豊かな中央広場に面した絶好のロケーションに位置する122室のホテルは都内最大級となる広さを誇るウェルネス施設や、8つのレストラン、バーを備えています。
ラグジュアリーな空間で心も体も満たされること間違いなしですよ。
※2024年2月開業予定

ショッピング、ランチやディナー、アート鑑賞、宿泊、お散歩などさまざまな楽しみ方ができる「麻布台ヒルズ」は、2023年11月より各施設順次オープン。ぜひ新しくできる注目スポットに遊びに行ってみてください。

text:霜越緑、小杉環太(エフェクト)

●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

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