サンフランシスコで行きたい観光地10選！シーフードに中華街、大自然の世界遺産まで

おでかけ 2023.09.03

サンフランシスコで行きたい観光地10選！シーフードに中華街、大自然の世界遺産まで

るるぶ&more.編集部るるぶ情報版（海外）編集部アメリカベイエリアが好き島海鮮料理

アメリカ西海岸のサンフランシスコは、美しい景観と穏やかな気候で、世界中から観光客が訪れる人気の街。ランドマークであるゴールデン・ゲート・ブリッジやフィッシャーマンズ・ワーフ、ヨセミテ国立公園など、マストで押さえておきたい観光スポットをご紹介します！

Summary

サンフランシスコ随一のランドマーク「ゴールデン・ゲート・ブリッジ」
海に浮かぶ伝説の刑務所「アルカトラズ島」
見・食・買が揃うベイエリア「フィッシャーマンズ・ワーフ」
フィッシャーマンズ・ワーフの中心スポット「ピア39」
ブランドショップが並ぶSFの中心部「ユニオン・スクエア」
丘に立つゴシック様式の聖堂「グレース大聖堂」
街並みが一望できる絶景スポット「ツイン・ピークス」
アメリカ最大規模のエキゾチックな中華街「チャイナタウン」
オーガニックライフに触れる「ファーマーズマーケット」
大自然がもたらす雄大な景観「ヨセミテ国立公園」

サンフランシスコ随一のランドマーク「ゴールデン・ゲート・ブリッジ」

サンフランシスコ湾の入口に架かるランドマーク。1937年の完成から2027年で90年を迎えます。全長2737mあり、1日の交通量は約11万台。独特の色は「インターナショナル・オレンジ」とよばれ、世界で最も写真を撮られた橋ともいわれているんですよ。陸や海から橋を眺めて、歩いて渡って、その大きさを実感しましょう。

全長約3kmのブリッジウォーク。橋の東側の歩道を歩いて渡ることができます。橋の下を行き交うクルーズ船や港に入る貨物船を眺めたり、小高い丘になったサンフランシスコ市街の街並みも一望できますよ。橋の上はかなり風が強いのでご注意を。

橋の下をくぐることができる湾内クルーズも運行。フェリーの先頭が、眺めも良く写真を撮るにもベストなのでおすすめです。波の高い日は橋の手前で引き返すこともあります。

■ゴールデン・ゲート・ブリッジ
交通：フィッシャーマンズ・ワーフから車で5分（フォート・ポイント）
料金：通行$7.50（対岸からサンフランシスコ市内に入るときのみ支払う。現金の支払いは廃止。）※レンタカーを借りる際には事前に有料道路「フォストラック」利用の申し出（要追加料金）が必要。後日、料金$8.40がレンタカー会社から請求される

海に浮かぶ伝説の刑務所「アルカトラズ島」

街から約2.4kmの沖合に浮かぶアルカトラズ島には、かつてアメリカで札付きの犯罪者を収容していた連邦刑務所がありました。1963年に刑務所は閉鎖され、現在は建物をそのまま利用し、博物館として一般公開しています。島へ渡る唯一の手段は、ピア33から出ているアルカトラズ・クルーズのフェリーによるツアー。霧が出て風が強い日が多いので、暖かい服装で訪れましょう。

■アルカトラズ島（フェリー乗り場）
交通：ミュニメトロF線 The Embarcadero& Bay St.から徒歩3分
住所：Hornblower Alcatraz Landing, Pier33
料金：デイツアー$53.25、ナイトツアー$64.30
電話番号：415-981-7625
営業時間：8時40分〜15時50分、17時55分～18時30分
休み：なし

見・食・買が揃うベイエリア「フィッシャーマンズ・ワーフ」

もとは漁船員や魚屋さんが集まる港だった、サンフランシスコ北東部の海沿いに広がるエリア。中心はピア45からピア39周辺で、漁民だったイタリア人の子孫たちが経営するシーフードレストランが並んでいます。サンフランシスコ名物ダンジネス・クラブやクラムチャウダーが自慢のシーフード屋台が集まる屋台村では、新鮮なシーフードを気軽に味わえますよ。目の前で豪快に茹でてくれるカニは必食です！

シーフード屋台の看板メニュー、「ボイルド・ダンジネス・クラブ」。生きたままのカニを大鍋で茹でる様子を目の前で見られます。殻を割ってくれるので、盛大に手づかみで楽しみましょう。レモンやソースはお好みで。

カラマリとはイカのこと。新鮮なイカをマリネしたカクテルは、酸味と香辛料が利いています。ほかにフリットでも食べられますよ。

■フィッシャーマンズ・ワーフ
交通：ケーブルカーのパウエル・ハイド線Hyde st. & Beach St.から徒歩7分。ミュニメトロF線 Beach St. & Stockton St.から徒歩1分など。

フィッシャーマンズ・ワーフの中心スポット「ピア39」

1978年に古い桟橋や建物の木材を利用して造られた、フィッシャーマンズ・ワーフで一番賑わうスポット。みやげ物や工芸品などを扱うショップ、シーフードレストランが並ぶほか、メリーゴーラウンドなどもあります。

■ピア39
交通：ミュニメトロF線The Embarcadero & Stockton St.からすぐ
住所：Beach St.&The Embarcadero
電話番号：415-705-5500
営業時間：10～21時（店により異なる）
休み：なし

ブランドショップが並ぶSFの中心部「ユニオン・スクエア」

ブランドショップが並ぶ、サンフランシスコの中心部エリア。ホテルやショップが集まるほか、ケーブルカーの発着所もあるので、観光の拠点になっています。

2004年から始まった地元の病院を支援する「ハート・イン・サンフランシスコ」というプロジェクトの一環で、地元アーティストが制作したハートの彫刻が街中に展示されています。1年間展示された後は競売にかけられるため、デザインは毎年変わります。エリア周辺にもたくさんあるので、見つけたらぜひ記念撮影を！

■ユニオン・スクエア
交通：最寄り駅はバートのパウエル・ストリート駅、ケーブルカーのパウエル・ハイド線、パウエル・メイソン線のパウエル=ハイド駅。ミュニメトロF・T線、ミュニバス2・6・7・8・9・38番など。

丘に立つゴシック様式の聖堂「グレース大聖堂」

1964年に再建されたプロテスタント系の大聖堂。建築様式はパリのノートルダム大聖堂を、ブロンズの扉はフィレンツェの大聖堂を模しています。内部のステンドグラスやバラ窓は見逃せない！

■グレース大聖堂
交通：ケーブルカーカリフォルニア線California St. & Taylor St.からすぐ
住所：1100 California St.
電話番号：415-749-6300
営業時間：10〜17時
休み：なし

街並みが一望できる絶景スポット「ツイン・ピークス」

サンフランシスコのほぼ中央に位置する標高約300mの丘。晴れた日には、市内はもちろん対岸のバークレーまで一望できます。夕暮れどきに訪れるのもおすすめです。

■ツイン・ピークス
交通：ミュニバス37番74 Crestine Dr.から徒歩6分

アメリカ最大規模のエキゾチックな中華街「チャイナタウン」

アメリカの広さを感じさせる大規模なチャイナタウン。目抜き通りのグラント・アべニューの両側には中国みやげの店が軒を連ね、漢字の看板や極彩色のペイントが中国らしい雰囲気です。本場の中国料理を供するレストランやテイクアウト店など、さまざまな店がグラント・ストリートとストックトン・ストリートの間に集まっています。食べ歩きを楽しんで。

■チャイナ・タウン
交通：ミュニバス1番でSacrament St.& Grant Ave.で下車、45番でStock-ton St.& Pacific Ave.で下車するのが便利。

Z&Yの「鴨肉のスモーク」$28.95。＋$10でネギ・ソース・ペッパーを追加できる

チャイナタウンのほぼ中心に位置する人気レストラン「Z&Y」は、ミシュランガイド2016年でビブグルマンに選ばれ、オバマ元大統領も訪れた人気店。おすすめは坦々麺、クミンラムなど。夕食時は混み合うので早い夕方が狙い目です。伝統四川料理で香辛料たっぷりなので、辛いものが苦手な人には不向き。要予約。

■Z&Y
交通：ポーツマス・スクエアから徒歩2分
住所：655Jackson St.
電話番号：415-981-8988
営業時間：11時30分～15時、16時30分〜21時
定休日：なし

中国料理店で食後に出される、おみくじが入ったクッキー、フォーチューン・クッキーを製造販売する「ミー・ミー・ベーカリー」。ちょっとしたおみやげにぴったり！

■ミー・ミー・ベーカリー
交通：ポーツマス・スクエアから徒歩8分
住所：1328 Stockton St.
電話番号：415-362-3204
営業時間：8～18時（日曜は～17時）
定休日：なし

オーガニックライフに触れる「ファーマーズマーケット」

地産地消にこだわる食文化が根付くサンフランシスコでは、オーガニック野菜や果物を中心に販売するファーマーズマーケットが人気。地元の人たちに混ざってオーガニックライフをのぞき見しよう。「フェリー・プラザ・ファーマーズ・マーケット」では、フェリー・ビルディングを取り囲むように近隣農家やレストランが軒を連ねる青空市が週3回開催されています。果物や野菜だけでなく、手作りの加工品やジュース、食べ歩きにぴったりなグルメもいっぱい。

■フェリー・プラザ・ファーマーズ・マーケット
交通：ミュニメトロF線The Embarcadero & Ferry Buildingからすぐ
住所：Ferry Building前
電話番号：415-291-3276
時間：火・木・土曜10～14時（土曜８時～） ※火・木曜は季節により規模はかなり小さめ。土曜は100店舗近い出店があるのでおすすめ

大自然がもたらす雄大な景観「ヨセミテ国立公園」

1984年にユネスコ世界遺産に登録されたこの国立公園は、年間400万人を超える観光客が訪れるアメリカ西海岸有数の人気スポット。美しさと迫力を兼ね備えた雄大な景観が広がる公園内には、かつての氷河活動がもたらした大自然の造形物が数多く点在しています。一番人気は公園中央部のヨセミテ・バレー。

広大な園内には名所が点在しているので、みどころを押さえておくことが重要。ヨセミテ・バレー南にある断崖上の絶景スポット、グレイシャー・ポイントからはシェラネバダ山脈を一望できます。なお園内ではハイキング、サイクリング、ラフティングなどのアクティビティも楽しめますよ。

■ヨセミテ国立公園
交通：車で行く場合は、サンフランシスコから国道80号、580号、205号、州道99号を経由して約4時間でマーセドへ。マーセドからは州道140号を東に進み、約1時間30分で公園西部のアーチ・ロック・エントランスに到着。公園はアーチ・ロック、またはビッグ・オーク・フラットといった公園西部のエントランスから入園するのが一般的。
バスを利用する場合は、公園の西に位置する町マーセドが拠点となり、サンフランシスコからマーセドまではグレイハウンド・バス（1-214-849-8966、www.greyhound.com）で約4時間、片道$22.99〜。マーセドからヨセミテ・バレーまではY A R T S 1-877-989-2787、www.yarts.com）のバスで約2時間30分、往復$25。冬期は一部道路・エリアが閉鎖するので事前に要確認。
営業時間：24時間
定休日：なし
駐車場：車1台$35、バイク1台$30、徒歩＆自転車$20(15歳以下は無料) ※いずれも7日間有効

Text：るるぶ編集部

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