【一関】猊鼻渓&厳美渓 絶景の2大渓谷へ!
世界遺産に登録された寺院や史跡のある観光エリア・平泉からひと足延ばして一関へ。一ノ関駅の東にある猊鼻渓(げいびけい)、西にある厳美渓(げんびけい)は、四季の美しさを感じられる雄大な渓谷。それぞれ特徴的な景観をもつ、岩手の2大渓谷の絶景を満喫しましょう。
大迫力の岸壁を見上げながら舟下りを/猊鼻渓
約2㎞にわたって続く深山幽谷の風景を、1時間30分ほどの舟旅で堪能できる舟下り。あたりはしんと静かで、川面を渡る風の音や鳥のさえずりがよく聞こえ、絶景の中で聴く船頭さんの舟歌に心も癒やされます。
渓流を進む舟上から見上げる大岩壁は迫力満点。川の両側には100mを超える断崖絶壁が続きます。
秋は紅葉に彩られる猊鼻渓。白い岩肌と赤や黄に色づいた木々のコントラストが美しく映えます。見頃は10月下旬~11月上旬。
11月21日~3月31日には屋形舟が運航。12月1 日~2月末日はこたつ付きになり、前日までに予約すれば郷土料理「木流し鍋」も味わえます。
渓谷沿いを散策して四季を体感/厳美渓
磐井川(いわいがわ)の急流が岩肌を削り、変化のある景色をつくり出しています。国の天然記念物にも指定されており、川岸には大小の滝や怪岩、奇岩が連なります。
渓谷沿いには往復約45分の散策路が整備されているので、紅葉や桜など、四季折々の自然が彩る渓谷美を楽しみましょう。
厳美渓に来たら、名物・空飛ぶ団子もぜひ! 磐井川にかかる天工橋(てんぐばし)たもとの休憩所で、籠にお金を入れて木板を叩くと、対岸の茶屋からケーブル伝いに名物の「かっこうだんご」が飛んできます。
だんごは、あんこ・ゴマ・みたらしの3本セットで500円。散策の休憩がてら楽しみましょう。
■郭公屋(かっこうや)
住所:岩手県一関市厳美町滝の上211
TEL:0191-29-2031
営業時間:3~11月の9~16時(売り切れ次第終了)
定休日:期間中無休(詳細は要問合せ)
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
●この記事は『るるぶ岩手 盛岡 花巻 平泉 八幡平 '24』に掲載した記事をもとに作成しています。