【岩手】絶景スポットを探して! 北三陸ドライブコース
北三陸のリアス海岸の絶景をじっくり楽しむなら、ドライブ旅がおすすめ! 名所を1日で巡るおすすめコースをご紹介。ダイナミックな断崖や神秘的な鍾乳洞など、ここでしか味わえない景色をたっぷり堪能してみて。
Summary
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宮古駅から出発!
約6㎞/15分
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極楽浄土のごとき、宮古を代表する景勝地/浄土ヶ浜
三陸復興国立公園・三陸ジオパークの中心に位置し、林立する白い流紋岩のつくる海岸線は一見の価値あり。「快水浴場百選」では、全国で12カ所しか選ばれていない海の部特選に選定されている名所です。
一番のみどころである奥浄土ヶ浜付近までは、駐車場から徒歩15分ほど。
林立する流紋岩が防波堤の役割を果たしており、 入り江は波もなくとても穏やかです。
浄土浜を遊覧船で巡るのもおすすめ。遊覧船「宮古うみねこ丸」は、三陸ジオパーク・ジオサイトを間近に走ります。船体デザインの緑色は浄土ヶ浜の海の色とリンクし、船前方へ伸びるラインは市民の復興への思いが込められているのだとか。浄土ヶ浜、出崎ふ頭の2つの発着所があります。
■宮古うみねこ丸(みやこうみねこまる)
住所:岩手県宮古市臨港通1-20シートピアなあど内
TEL:0193-65-8856
料金:湾内周遊/大人1500円
営業時間・定休日:夏期は毎日運行、9月以降は火曜休、冬期間は特別ダイヤ(整備運休有)
約33㎞/40分
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波の浸食により削られた、珍しい形の岬/熊の鼻
小本海岸にある景勝地・熊の鼻。原地山層という白亜紀前期の地層が、波の浸食により形成された珍しい風景を見ることができます。熊の鼻展望台からの眺望がおすすめで、休憩できるベンチも。
■熊の鼻展望台(くまのはなてんぼうだい)
住所:岩手県小本茂師
TEL:0194-22-2111(岩泉町経済観光交流課)
営業時間・定休日・料金:散策自由
約22㎞/30分
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日本三大鍾乳洞のひとつ、神秘的な世界へ/龍泉洞
全容は5000mに達するといわれている龍泉洞。その内観光ルートは700mほど。洞内の気温は一年中10度前後なので、夏場に訪れる際は服装に注意しましょう。
奥では水が湧き出て地底湖を形成しており、その湧き水はドラゴンブルーとよばれ世界有数の透明度を誇ります。神秘的な美しさに感動すること間違いなし!
約18㎞/25分
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古民家の宿泊施設もある、田野畑村の道の駅/道の駅 たのはた
食堂やファストフードでは地元の食材を使用したオリジナルメニューが味わえる道の駅。産直では村でとれた旬の野菜や特産物、惣菜などを販売しており、2階の休憩スペースで食べることもできます。
ドライブの休憩がてら、地元食材を使ったソフトクリームやフランクフルトを楽しみましょう!
■道の駅 たのはた(みちのえき たのはた)
住所:岩手県田野畑村菅窪151-6
TEL:0194-32-3555
営業時間:9~17時(食堂11~14時(土・日曜、祝日は~15時)、ファストフード9時30分~17時、売店9~17時)
定休日:無休
約17㎞/25分
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200mの断崖が連なる自然美/北山崎
自然が織りなすダイナミックな海岸線が8㎞続く北山崎。迫力ある絶景を味わいましょう。展望台からは海面際まで下りることができる階段が設置されており、展望台とはひと味違った景色が楽しめます。
北山崎ビジターセンターの近くには展望台が3カ所ありますが、北山崎第一展望台が便利でおすすめ。
約38㎞/55分
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洞穴が特徴的な、久慈海岸を代表する奇岩/つりがね洞
白亜紀に活動したマグマが固まった岩礁が連なる久慈海岸。太平洋の波によって浸食されたことにより大小さまざまな岩礁が多い場所ですが、その中でも特徴的な形をしているのがつりがね洞。
昔は洞穴の天井から岩がつり下がっており、その姿が名前の由来となりました。明治時代の津波により、現在は空洞となっています。
夏至の早朝には、神秘的な日の出の光景を見ることができます。
■つりがね洞(つりがねどう)
住所:岩手県久慈市長内町
TEL:0194-52-2123(久慈市商工観光課)
営業時間・定休日・料金:見学自由
約7㎞/15分
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GOAL
久慈駅
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
●この記事は『るるぶ岩手 盛岡 花巻 平泉 八幡平 '24』に掲載した記事をもとに作成しています。