大阪・土佐堀│ガレット専門店「Galette et Cidre」でおしゃれな本場スタイルを満喫
大阪・土佐堀に2023年1月にオープンした「Galette et Cidre(ガレット エ シードル)」。食事系からスイーツ系まで多彩に揃うガレットと、りんごのお酒・シードルを一緒に楽しめる、本場スタイルのガレット専門店の魅力を、早速ご紹介します。
Summary
「Galette et Cidre」の卵がのった王道ガレットでフランス気分
「Galette et Cidre(ガレット エ シードル)」は、大阪・本町で20年近く年愛されるギャラリーカフェ「chef-d'oeuvre(シェ・ドゥーヴル )」の姉妹店。「chef-d'oeuvre」で人気のメニュー・ガレットの専門店として、おしゃれな飲食店が増えている土佐堀エリアに誕生しました。
そば粉を使ったクレープ・ガレットは、フランス・ブルターニュ地方の郷土料理。「Galette et Cidre」で人気なのは、生地にチーズ、ハム、卵をのせて焼き上げた大定番の「コンプレ」。王道の食材3つを“コンプリート”した“完全”なおいしさとよばれるガレットです。
生地はそば粉のみを使い、グルテンフリー。周りはカリッとしながらもモチモチした食感に焼き上がるよう、試行錯誤したと店主の小谷廣代さん。大阪・泉佐野市にある戸野養鶏場の新鮮で濃厚な卵など上質な具材をのせ、1枚ずつじっくりと焼き上げていきます。
「Galette et Cidre」では、本場フランスのスタイルで楽しんでほしいと、食事系ガレットはりんごの発泡酒・シードルのグラスとセットで提供しています。アルコール度数は低めなので、気軽に楽しめますよ。ほかに、フランスの無添加りんごジュースを選ぶこともできます。
香ばしく焼き上げた生地に半熟卵を絡めてボナペティ!粗挽きにした国産そば粉の香りと、とろけるチーズやハムのうま味に、さわやかなシードルは相性抜群です。
食事系のガレットは、ほかにもスモークサーモンや長崎の手造りソーセージ、ヤギのチーズをのせたものなど、約8種があります。ランチタイムは設けず、17時まで一日中、セットで提供しているので、好きな時間に味わえるのもうれしいですね。狙い目は14時以降です。
スイーツ系のガレットも見逃せない
約6種用意されているスイーツ系のガレットも必食です。両面焼いた生地に無塩バターを塗って、風味の高い茶色いシュガー・カソナードを敷いて折り、キャラメルソースと粗塩をかけた「キャラメルサレ」は、バターやキャラメルのコクと塩味が絶妙にマッチします。
ほかにも、カスタード&フルーツコンポートや、チョコ&ナッツなど魅力的な組み合わせのガレットがスタンバイしており、食事系とスイーツ系、両方オーダーする人もいるそう。ぜひ存分に味わってみてください。
ほかにも、姉妹店の「chef-d'oeuvre」で評判の「マドレーヌ」を販売している日もあります。すこし小ぶりでいくつでも食べられそうです。
おしゃれな壁紙や調度品などステキな店内にも注目
店内は、2人掛けのテーブルが5卓と広過ぎず、落ち着ける空間が広がります。以前は、ティールームとして営業されていた場所をペイントし直したそう。
さらに、レースのカーテンやかわいらしい壁紙、アンティークの調度品などを配して、洗練されたな空間に。
床のタイルやカトラリー、器などもストックしていたものを生かしているそう。銅版画やドローイングなどのアーティストとしても活躍する店主・小谷さんのセンスが光る空間自体も満喫できます。
「Galette et Cidre」へのアクセスは?
「Galette et Cidre」があるのは、地下鉄阿波座駅から徒歩6分、肥後橋駅からは徒歩16分の場所。土佐堀川のそばに立つ倉庫を利用しており、さわやかなグリーンの外観が目印です。
靭公園や大阪中之島美術館、国立国際美術館、大阪市立科学館なども徒歩圏内なので、合わせて巡るのもおすすめです。
フランスのカフェのような空間で、伝統的なガレット&シードルのクラシックな組み合わせを堪能できる「Galette et Cidre」へ、とっておきの時間を過ごしに出かけてみませんか。
■Galette et Cidre(がれっと え しーどる)
住所:大阪府大阪市西区土佐堀3-4-18
TEL:なし
営業時間:12~17時
定休日:日曜(祝日は不定休)
アクセス:地下鉄阿波座駅9番出口から徒歩6分、または大阪シティバス停土佐堀三丁目から徒歩2分
Text:林檎林
Photo:沖本明
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