食・グルメ 2023.09.06

【麻布十番】茶房 HISAYA LOUNGEで極上モンブランを♪おばんざいも楽しめる！

食・グルメモンブランスイーツ茶房カフェランチ

京都に本店を置く、焼き栗専門店「比沙家」のカフェ「茶房 HISAYA LOUNGE（さぼうひさやらうんじ）」が麻布十番にあると聞いて、訪れてみました。丹波栗をぜいたくに使ったモンブランなどスイーツはもちろん、おばんざいまで味わえます。高級感漂うくつろぎ空間で、ちょっとリッチなランチやカフェ休憩はいかがでしょうか。

Summary

関東初進出の高級和栗にこだわる茶房とショップ
絶対食べたい！丹波栗の京都モンブラン
ランチならおばんざいはいかが？モンブランもセットになる！
1階のショップも立ち寄ってみよう

関東初進出の高級和栗にこだわる茶房とショップ

地下鉄麻布十番駅から徒歩約4分、雑式通りに大きなのれんがかかる、モダンな建物を発見。こちらが2021年にオープンした「比沙家」の茶房とショップを構えた「HISAYA KYOTO 麻布十番店」です。1階は栗を使った和洋菓子の販売、2階はカフェ「茶房 HISAYA LOUNGE」となっています。「比沙家」の焼き栗スタンドは都内の駅構内などに5店舗ありますが、カフェは京都の清水坂本店と麻布十番店のみ。さらに、食事メニューまで揃うのはこちらの店舗だけなんですよ。

「比沙家」の焼き栗スタンドは、厳選された日本品種の栗を使用していますが、「茶房 HISAYA LOUNGE」を代表するモンブランは、最高級の和栗のおいしさを堪能してほしいと、京都府産丹波栗を厳選しています。

さっそく階段を上って2階へ。落ち着いた色合いでまとめられた店内は、打ちっぱなしのコンクリート壁に、アーチ型の大きな窓、低めの椅子を使用するなど、モダンなスタイルに和のエッセンスを織り交ぜた、大人の空間が広がっています。客席のスペースもゆとりをもってレイアウトされているため、居心地満点。カウンター席では目の前でモンブランを絞る様子を見ることができます。

絶対食べたい！丹波栗の京都モンブラン

「茶房 HISAYA LOUNGE」を代表するスイーツ、「丹波栗の京都モンブラン」単品1800円・お茶セット2500円は、大粒の丹波栗をぜいたくに使った極上スイーツ。丹波栗は甘さもさることながら風味も強く、スイーツに最適な和栗です。

できあがりまでの工程をチェック！まずは、カダイフという、小麦粉を焼き上げた麺状の生地を敷き、抹茶アイスクリームをのせて生クリームで覆っていきます。

モンブランの要となるマロンクリームの登場です！丹波栗をたっぷり使ったマロンクリームを小田巻（和菓子の練り切りで使用する筒型の道具）で細く絞り出していきます。ちなみに、丹波栗の旬は9・10月頃ですが、年間を通じて栗のおいしさを保つために、独自の方法で熟成させ、ペースト状にして保存するそう。

仕上げに凍らせた栗を削って、ふりかければできあがり！凍らせることで丹波栗の味わいや風味が高まり、粉雪のような見た目の美しさも際立ちます。

ひとさじすくって口へ運ぶと、丹波栗の芳醇な香りと栗本来の自然な甘さが感じられます。口当たりのいいマロンペーストは、白餡と生クリームを加えることで、滑らかさがアップ。抹茶アイスクリームとカダイフのサクサク食感も合わさり、濃厚なのにさっぱりとした味わいです。

このほか、熊本産の利平栗のモンブランペーストを絞った「利平栗のモンブランパンケーキ」単品2000円、お茶セット2700円や、「栗どら焼き」単品300円・お茶セット1000円、季節限定でモンブランパフェも登場します。

ランチならおばんざいはいかが？モンブランもセットになる！

クラシックな大人の空間で、ゆっくりランチも楽しみたい！なんて思った方、「茶房 HISAYA LOUNGE」は食事メニューも充実しているのでご紹介します。こちらは、栗おこわと季節の食材を使った4・5品のおばんざいが付く「京都のおばんざい」1380円。訪れた日は、ホウレンソウのゴマ和え、赤こんにゃく、ナスのおひたし、大根の煮物でした。どれも素材本来の風味やうま味を感じられるおばんざいで、味わい深さにほっこり。

栗カレーや、冷やしすだちうどんなど、新登場・季節限定のメニューも登場するので、いつ訪れても新しい味に出合えます。また、ワインやシャンパンとのペアリングも楽しめますよ。

「京都のおばんざい」はデザートに「丹波栗の京都モンブラン」とドリンクを付けることもできます。通常のハーフサイズなので、食後にちょうどいいですね。常連のお客さんのなかには、モンブランの魅力に惹かれ、おばんざい（単品）にプラスして、通常サイズを注文する人もいるそう。たしかに、濃厚なのにさっぱりとした味わいで、ペロリと食べられます！