リロ珈琲喫茶

コーヒーの世界が広がる大阪・心斎橋「リロ珈琲喫茶」へ。創作ドリンクも楽しい!

大阪府 大阪のカフェ コーヒー スぺシャルティコーヒー クリームソーダ フロート
るるぶ公式Twitter るるぶ公式Facebook るるぶ公式LINE はてなブックマーク Pocket

純喫茶やスペシャリティコーヒーのブームはまだまだ続いていますが、その二つが同時に楽しめると人気なのが「リロ珈琲喫茶」。コーヒーを使ったオリジナルドリンクが充実しているほか、夜限定のカフェメニューも。ゆっくりとした時間が流れる店内や、こだわりが詰まったメニューなど、その魅力をたっぷりご紹介します。

Summary

46年愛された喫茶店を継承した素敵な空間

リロ珈琲喫茶

地下鉄心斎橋駅から徒歩4分、「リロ珈琲喫茶」は賑やかな街なかにあります。自家焙煎のスペシャリティコーヒーを手がける「LiLo Coffee Roasters(リロ コーヒーロースターズ)」 が、“ 純喫茶の空間でしっとりとコーヒーの奥深さを感じる体験を”とオープンさせた2号店で、2018年の開店以来、続々とファンが増えている名店です。お店は46年続いた喫茶店を継承し、レトロな空間はまるで昔の映画の世界に迷い込んだよう。

リロ珈琲喫茶
リロ珈琲喫茶

心斎橋筋商店街と大通りである御堂筋の間に立つ ビルの2階にあり、オレンジの看板が目印。外の喧噪を遮断する静かな空間をぜひ感じてみてください。

イチオシはコーヒーフロート!スイーツも要チェック

リロ珈琲喫茶
「コーヒーフロートラム(アイス)」750円

おすすめは、自家焙煎の香り高いコーヒーを使ったドリンクやスイーツ。他店では味わえない、オリジナリティあふれるメニューばかりです。

なかでも人気が高いのが「コーヒーフロートラム」。ブルーベリーのような風味をもつエチオピア産の豆を使ったアイスコーヒーに、ラムレーズン入りのアイスクリームをオン。フルーティで軽やかなコーヒーに、ラムレーズンから手作りするという自家製の濃厚なアイスクリームがよく合います。フォトジェニックなオリジナルグラスもかわいい!

リロ珈琲喫茶
「ティラミス」650円

「ここが一番おいしい」というファンも多い「ティラミス」もぜひ。味もビジュアルもセンス抜群と名高い、河内長野市の「西村洋菓子店」が手がけたもので、「リロ珈琲喫茶」のフルーティーなエスプレッソが使われています。エスプレッソのほろ苦さは少なめで、マスカルポーネチーズのクリームも優しくて軽やか。「何個でも食べられる」という声が多いのも納得です。

リロ珈琲喫茶
「コーヒージェリー」750円/©リロ珈琲喫茶

「コーヒージェリー」も、ひと味違います。程よい苦味をもつ深煎りのコーヒーとなめらかなクリーム、キャラメリゼした香ばしいナッツ、鼻に抜ける香りが優しいレモンピールがマッチ。初めて出合う斬新なおいしさにハマる人も多いそう。

夜限定のカフェメニューにもうっとり

リロ珈琲喫茶
「夜のクリームソーダ」1200円

18時からは夜限定メニュー6種も加わります。すべてカクテルをイメージしたノンアルコールドリンクで、美しいビジュアルが素敵な夜のカフェタイムを演出してくれます。

写真は「夜のクリームソーダ」。エチオピア産のフルーティーなコーヒー、シトラス風味のブルーキュラソー、トニックウォーター、手作りのバニラアイスを重ねたもので、飲む層によって甘かったり、さっぱりしていたり、全く違う味が楽しめます。ナイトプールをイメージしたビジュアルにもキュンとします。

リロ珈琲喫茶
「カフアミルク」1200円/©リロ珈琲喫茶

「カフアミルク」は、コーヒー味のお酒「カルアミルク」をノンアルコールで再現したもの。やや甘めで、エレガントなビジュアルにもグッときます。ほかにも爽快なのど越しの「珈琲ビア」1200円や、シェイカーで急冷した濃厚なエスプレッソ「シェケラート」1500円など、試してみたいメニューばかり。

豆や淹れ方を選ぶ過程も楽しい、コーヒーの奥深い世界へ

リロ珈琲喫茶

コーヒーの世界へもう一歩足を踏み込めるスペシャルティコーヒーもおすすめです。農園や生産者が記された単一の豆は3種から、淹れ方は手だてやアメリカンプレスなど5種から選ベるのが特徴です。同じ豆でも淹れる器具で味はまったく変わるそう!

リロ珈琲喫茶

「豆や淹れ方を選ぶなんて難しい…」という方もご安心を。メニュー表にどんな味になるか細かく説明されているほか、希望者にはスタッフが丁寧に説明してくれます。好みや今の気分を話したり、豆の香りを嗅いでみたり…。知らなかったコーヒーの世界へ、自然に足を踏み入れています。

リロ珈琲喫茶

今回はライチやピーチを感じさせる「コロンビア ココナッツレモネード」というをチョイス。淹れ方は酸味が抑えられ、味に丸みがでるというサイフォンをセレクト。「ジャパンブリュワーズカップ2023」全国第7位の実力をもつバリスタ・鹿庭紘奈さんに、サイフォンの仕組みを説明してもらいながら、煎れる過程も楽しみました。

リロ珈琲喫茶

「コーヒーを何度もグラスに注ぎ直すことで70度まで下げます。お客様の口に運ばれるころ、一番おいしい50度になるように」と山本さん。知識が増えると、興味がさらに湧いてきます。

リロ珈琲喫茶
「コロンビア ココナッツレモネード」1000円

コーヒーはライチをしっかり感じるほどフルーティーで、別の飲み物みたい!酸味はまったくなく、まろやかでほのかな甘味が感じられます。コーヒーが苦手な方でも飲めそう。

コーヒーにはバリスタの名刺と、風味が手書きされたカードが添えられます。オーダーの参考に、次の訪問でそのカードを持参される方もいるのだそう。

遊び心あふれるグッズやインテリアも必見

リロ珈琲喫茶
「ピンバッチ」700円、「キーホルダー」800円

オリジナルグッズも充実していて、ピンバッチは16種、キーホルダーは6種も!お店で使っているものと同じ、ロゴがキュートな「グラス」3080円や、純金が絵付けされた美濃焼の「コーヒーカップ」6600円の購入も可能。10種ある「ドリップパック」1袋150円や、豆のお菓子「リロ珈琲BEANS」1缶1200円は、おみやげにも最適です。

リロ珈琲喫茶

店内にはコーヒーに関するさまざまな仕掛けがあり、それを探すのも楽しいです。まずは木製の世界地図をチェック。今日飲めるコーヒーの産地にはピンで印がつけられています。

リロ珈琲喫茶

コースターもこのかわいさ!大阪城や太陽の塔など、大阪らしいさまざまなモチーフが期間限定で登場するそうですよ。観光の記念にもなりそう。

リロ珈琲喫茶

ロゴには「コーヒー」という文字が隠されています。空間を観察すればするほど、コーヒーの世界にハマってしまいそうです。

©リロ珈琲喫茶

夜22までと、比較的遅くまで営業しているので、夜カフェにもおすすめ。独特の落ち着きを感じる時を経た空間で、初めて出合うコーヒーのおいしさをゆっくり味わう…新旧の魅力が絶妙にブレンドされた「リロ珈琲喫茶」で、コーヒーの新しい扉を開く体験をしてみてください。

■リロ珈琲喫茶 (りろこーひーきっさ)
住所:大阪府大阪市中央区心斎橋筋2-7-25 金子ビル2階 
TEL:06-6226-8682
営業時間:13~22時(土曜は11時~、日曜・祝日は11~21時) ※LOは閉店30分前
定休日:無休
アクセス:地下鉄各線心斎橋駅4B番、または5番出口から徒歩4分

Text:こばやしみもざ
Photo:大﨑俊典
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

るるぶ公式Twitter るるぶ公式Facebook るるぶ公式LINE はてなブックマーク Pocket
記事トップに戻る

この記事に関連するタグ

編集部のおすすめ

ページトップへ戻る

検索したいキーワードを入力してください