レトロだけれど新しい!下北沢「KISSA 092」の真っ白なプリンが話題
2023年6月、下北沢にオープンした「KISSA 092(きっさ ぜろきゅーに)」。無骨でスタイリッシュな空間と、レトロな喫茶メニューとのギャップが楽しい!とSNSで話題を集めています。看板メニューの「白い喫茶プリン」は、ミルキーな甘さに癒やされますよ。
下北沢の住宅街にオープンしたスタイリッシュなカフェ
下北沢駅から徒歩5分、「下北沢一番街商店街」を抜けた住宅街に位置する「KISSA 092」。
ユニークな店名は、オーナーの故郷、福岡県の市外局番に由来するのだとか。
コンクリート打ちっぱなしの店内は、クールで無骨な雰囲気。
ギャラリーとしての一面もあり、不定期でさまざまなアーティストの作品を展示しています。
取材時は、オーナーの知人が海外で撮影したスナップが展示されていました。
内装がシンプルだからこそ、展示作品に合わせてお店の雰囲気もがらりと変わりそう!
「KISSA092」で味わえるのは、オーナーが自ら焙煎する豆でいれる「ハンドドリップコーヒー」700円~や「カフェラテ」650円に加え、「ブラウニー」550円や「バナナブレッド」550円などのコーヒーに合うスイーツ。
なかでもSNSを中心に人気を集めているのが、ちょっとレトロな喫茶メニューなんです。
カラメルソースまで白い!看板メニューの「白い喫茶プリン」
いちばん人気は「白い喫茶プリン」。
生クリームとチェリー、お店のロゴがデザインされた旗のデコレーションがかわいいですね。
一般的なプリンよりも、卵白や牛乳をふんだんに使用し、“ふるふる”食感に仕上げられた白いプリンは、ミルキーでまろやかな味わい。
プリンに合わせるのは、低温で焦がさないように煮詰めた“白い“キャラメルソース。
色が付いていないのに、しっかり濃厚なキャラメルの香りにびっくり!
レシピの詳細は秘密ですが、プリンもソースも白くするために、試行錯誤を重ねたのだそう。
世代を超えて愛される、昔ながらの喫茶メニューも
喫茶メニューといえば、外せないのが「クリームソーダ」。
メロンソーダにバニラアイスクリーム、チェリーをのせた定番メニューは、子どもから大人までファンが多い一品です。
グラスの中で2層に分かれた牛乳とコーヒーが美しい、昭和生まれには懐かしいドリンク「オレグラッセ」も、若い世代に人気があるのだとか。
濃くいれたコーヒーのほろ苦さや香りを、シロップで甘みをつけたミルクが引き立てます。
氷を入れないのも特徴で、最後まで味が薄まることがありません。
このほか、オーナーがおすすめする「クラフトビール」950円なども販売しています。
今後は“夜喫茶”として、おつまみ系メニューの提供も始める予定だそう。
また、界隈には愛犬家も多いことからペット同伴も可能で、ペット用のおやつもあります。
オーナーが目指しているのは、性別や年齢に関わらず、さまざまな人が集まり、おいしいコーヒーやスイーツとともにコミュニケーションを楽しむ場所。
ショッピングの合間や、愛犬とお散歩がてら、ひとりで、友人と…ふらっと立ち寄ってみて。
■KISSA 092(きっさ ぜろきゅーに)
住所:東京都世田谷区代田6-12-31 HOUSING下北沢ビル 1F
TEL:なし
営業時間:10~21時
定休日:不定休
Text・Photo:タナカイチカ (vivace)
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。