ショッピング 2023.10.23

【台湾現地レポ】台湾茶、茶器、セレクト雑貨の「清山寶珠」で癒しのひと時を！

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台湾おみやげの定番の台湾茶ですが、いれ方や茶道具についてなど、もっと知りたいという人は少なくないはず。そんな人にぴったりなのが、お茶、茶器、セレクト雑貨のお店「清山寶珠（チンサンバオズー）」。お茶農家二代目の女性がオーナーで、趣のあるカウンターで丁寧に入れたお茶を試飲させてもらえます。取り扱っている茶器やセレクト雑貨もセンスが素晴らしく、こんなお茶屋さんに出合いたかった！そう思えるお店です。

Summary

お茶の試飲を体験。不定期でカフェもやっています
オーナーご実家のお茶や、台湾人作家のセレクト雑貨たち
居心地がよくて…ついつい長居してしまう素敵な店内

お茶の試飲を体験。不定期でカフェもやっています

「清山寶珠」は、台北市坪林のお茶農家の二代目、Rubyさんが開いたお店。以前は海外で五つ星ホテルの室内設計などを手掛けていましたが、台湾へ戻ってきてお店を始めました。店名の「清山」はお父さんの、「寶珠」はお母さんの名前だそうで、お店でも一部ご実家で栽培しているお茶を扱っています。カウンターには、街の喧騒から切り離された穏やかな空気が流れていて、ここでお茶を飲むのが好きな常連さんがいるというのもうなずけます。

Rubyさんにとってお茶は子どもの頃から親しんできたものであり、生活の一部。だからこそ、茶道具もシンプルに、不要なものは使わないというこだわりがあるそうです。目の前で丁寧にお茶をいれてくれる試飲は、音、香り、温度…と五感が刺激され、なんだかうっとり。心が癒される時間です。

お店では不定期でカフェもやっていて、お茶とスイーツを提供しています。カフェを利用できる日はお店のFacebookやInstagramで告知するのと、電話でも確認できるそうなので、気になる方はチェックしてみてくださいね。

オーナーご実家のお茶や、台湾人作家のセレクト雑貨たち

高級感のある美しい包装で、良心的な値段の「清山寶珠」のお茶。「お茶にも色々あって、高すぎたり、安くても体に良くないものだったり。毎日飲むものだから、健康で買い求めやすいお茶を提供したい」というのもオーナーのポリシーです。

写真は文山包種茶（ウェンサンバオゾンチャー）と、熟香包種茶（ソウシャンバオゾンチャー）。包種茶は発酵度合いが低い、緑茶にも似た日本人にもなじみやすい爽やかな味。熟香包種茶は文山包種茶より発酵、焙煎の度合いが高いので、飲み比べてみるのも楽しいです。このほか、東方美人茶や高山茶、凍頂烏龍茶などもあります。

蜜香紅茶はお手軽なティーバッグ10個入り。しっかりしたパッケージで持ち帰る時の心配もなさそう。お店の人に聞いてみたら、美味しいいれ方もアドバイスしてくれますよ。お店ではお茶の教室も行っているほどで、「自分でもお茶を美味しくいれられるようになってほしい」というオーナーの思いがあります。

オーナー自らが集めたという茶器の数々。現代的なデザインのものが多く、これなら自宅でも使いやすそう、と思えるものばかり。全て台湾人デザイナーによる作品で、一点ものも多いそう。左から、「茶倉」NT$1600、「茶壷」NT$4800、「茶壷」NT$6800、「茶海」NT$1800、「茶盒」NT$1600。両サイドはお茶の葉を入れる容器で、真ん中3つはお茶をいれる際に使う茶器です。織物も作家さんの作品で、ピンクの織物はNT$1600、クリーム色はNT$2500。