鎌倉みやげの新定番!「丸七商店」のほっこり和カヌレ
鎌倉駅東口から徒歩2分の場所に「丸七商店街」というレトロな商店街があるのをご存知でしょうか?昭和33年(1958)から続く商店街で、当時の面影を今に残しつつ、15店ほどのユニークな店が軒を連ねています。そこに2023年2月にオープンしたのが、話題のカヌレ専門店「丸七商店」。無添加にこだわった和テイストのカヌレは、新しい鎌倉みやげにぴったりですよ!
丸七商店街にオープンした小さなカヌレ専門店
戦後の闇市を発端としているという「丸七商店街」は、昭和レトロな雰囲気を楽しめる商店街。鎌倉駅東口に隣接する東急ストアを過ぎると、アーケード街の入口があります。目的がないとなかなか通らない場所ですが、駅からすぐの便利なロケーションです。
商店街のアーケードを入るとレトロなポストが見えてきます。そこがカヌレ専門店「丸七商店 鎌倉店」。鎌倉らしい和の雰囲気のかわいい店構えなので商店街の中でも目立ちます。
小さな店舗に入ると、木の番重があり、その中に6種類のカヌレがずらり。和テイストのカヌレのお店を増やしたいという思いで、ここ鎌倉店を1号店としてオープンしたそうです。
自慢のカヌレは現在6種類♪
ここのカヌレは、見た目はシンプルな円柱型。味はプレーン、バニラ、カカオ、ほうじ茶、コーヒー、紅茶の6種類。今後抹茶と黒糖が増える予定だそう!
カヌレを一時的なブームで終わらせたくないと、千年経っても愛されるようカヌレの名前を「ちよのか(千世ノ菓)」と名付けたそうです。
プレーンはラム酒を使う本場を思わせるシンプルなカヌレ。ラム酒の香りがよく甘さは控えめ。中のしっとりむちっと感が最高です!
バニラは見た目もカットした断面もプレーンと似ています。カラメルの苦みとバニラの香り高い甘みのバランスがよい一品です。
カカオは断面がチョコレート色。ビターなチョコレートとむっちり食感が、新しいチョコレート菓子を食べている感覚でおすすめです!
お店イチオシのほうじ茶は京都・祇園の「北川半兵衛」から仕入れる香り高い茶葉を使用。断面は黒くて驚きましたが、ほうじ茶とカヌレがとてもマッチしていて、つい「おいしい」と声が出てしまう味!
コーヒーは断面もコーヒー色です。カフェラテをイメージして作られており、やさしいコーヒーの風味。こちらもおいしい!
紅茶はコーヒーより少し薄めの色合いの断面。アールグレイを使っています。紅茶好きの方への手みやげはこれをチョイスしたいですね。
どれも一つ一つ手作りされているのが分かるほっこりできるカヌレでした。賞味期限は常温で3日間。お持たせにもぴったりです♪
カヌレ型のフィナンシェも新登場
この夏に新商品として登場したのが、カヌレよりさらにひと回り小さなカヌレ型で焼いたフィナンシェ「COREMO」です。「これも味わってほしい」という思いから名付けたそうです。
「COREMO」には兵庫県で生産されるブランド卵「夢王」が使われています。味はカカオ、コーヒー、抹茶、紅茶、ほうじ茶、プレーン、ごま、シナモンの8種類。「夢王」の味を最大限に楽しめるのが「プレーン」です。
ほかのフレーバーは、生地に食感のある食材が使われているため、小さいのに満足感があります。「カカオ」には固形チョコレートの粒、「コーヒー」にはコーヒー豆とナッツ、「抹茶」にはあずき、「紅茶」には茶葉、「ほうじ茶」には白花豆、「ごま」にはゴマ、「シナモン」にはナッツ。どれも相性抜群!
「COREMO」は個包装されており、常温で3週間もつので、日持ちする小さなカヌレの感覚で買えるのもうれしいです♪
「丸七商店」のカヌレとカヌレ型フィナンシェは、新しい鎌倉みやげにぴったり!鎌倉駅からもすぐなので、ぜひ立ち寄ってみてください。
Text & Photo:関いつこ(NATOMICS)
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