吉祥寺の週末カフェ「らむね堂」で手話&ふわふわのかき氷を楽しむ
吉祥寺に2023年7月にオープンした「らむね堂」は、耳が聞こえる人も聞こえない人もボーダーレスに楽しめる週末限定カフェ。お店の人気メニューは、クリームたっぷりの数量限定かき氷と、素材にこだわったドリンクです。温かい雰囲気漂うカフェの魅力をご紹介します。
手話にふれるきっかけに!笑顔があふれるボーダーレスなカフェ
お店は金、土、日曜の週末のみオープン。不定期でお休みになることもあるので公式サイトやSNSでの確認がおすすめです。
「らむね堂」という店名も、「しゅわしゅわ」弾けるラムネに「手話」が掛かっていて、“耳が聞こえる人と聞こえない人が自然と交流できる空間になるように”との思いが密かに込められています。
取材時もろうのスタッフさんに指文字(※手話で表現する50音)を教えてもらい、「聞こえる人も気軽に話しかけてほしいし、ここにきて手話に興味を持ってもらえたらうれしい」と思いを語ってくれました。
数量限定!ふわっふわのエスプーマ系かき氷に舌つづみ
味は2種類から選べ、季節のフルーツを使用したものや、通年メニューの「河越(かわごえ)抹茶のエスプーマ氷」、「ティラミスマスカルポーネ」など、メニューは日替わりです。
氷は舌触りにこだわり、冷凍庫から出した後1時間ほどかけて温度を上げ、ベストな状態で削るようにしているそう。氷はまるで生き物のように扱うのが難しく、時にはお客さんを待たせてしまうこともあるそうですが、その分ふわふわのかき氷に。
味の決め手となる練乳シロップとコーヒーシロップは、まごころを込めてお店で手作りしたもの。コーヒーにもこだわり、国分寺のコーヒー店「ろばや」の有機栽培コーヒーを使用しています。自家製かつ、オーガニックで体にやさしいのがうれしいですね。
食べるときは、氷とクリームを一緒に上からそっとすくうのがポイント。口当たりの軽いエスプーマが、ふわふわな氷と見事にマッチします。ほんのり酸味のあるマスカルポーネと、ほろ苦いエスプレッソがアクセントになっていくらでも食べられそうです!
一番下にはココアビスケットクランチとキャラメルクランチを忍ばせ、異なる食感をプラスしています。クランチに氷が染みて少しやわらかくなり、本物のティラミスのような味わいに。
さらに濃い味が好みの人は、別添えのエスプレッソをかけるのがおすすめです。
こちらもコーヒーと同じく「ろばや」の有機栽培の茶葉を使用。渋みがなくさっぱりとした味わいで、主役のかき氷のおいしさを引き立ててくれる上、温かいドリンクは体を冷やしすぎない効果も◎。
素材にこだわったふわふわクリーミーな「河越抹茶のエスプーマラテ」
今回ご紹介するのは、見た目もかわいい「河越抹茶のエスプーマラテ」。抹茶ラテの上に抹茶味のエスプーマをのせ、仕上げに最中を添えた和スイーツ感覚のドリンクです。たっぷりのクリームとラテを混ぜ合わせながら飲むと、濃厚でクリーミーな味わいを堪能できます。
甘党の人は好みに合わせて甘さを調整できるそうなので、スタッフさんに相談してみてくださいね。
なお、お店の営業日やかき氷の提供日、メニューなどは変わることもあるので、詳細は公式サイトや公式SNSで確認をしてからおでかけください。
■らむね堂(らむねどう)
住所:東京都武蔵野市吉祥寺東町1-12-20
TEL:なし ※問い合わせは公式サイトの問い合わせフォームへ
営業時間:11〜17時(16時30分LO)(土・日曜は13~18時(17時30分LO))
定休日:月〜木曜 ※営業日は公式サイトや公式SNSで確認を
Photo・Text:土井彩寧(vivace)
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