「モロゾフ 神戸本店」限定メニューで堪能するスイーツ&カフェタイム
関西人にとってはおみやげの定番としてお馴染みのモロゾフの洋菓子。ショップはデパ地下などで全国展開されていますが、カフェも関西では有名なんです。なかでも神戸三宮の本店では、こちらでしか食べられないメニューが豊富に用意され、スイーツファンの間で注目の店舗として知られています。今回はそのモロゾフ 神戸本店のカフェメニューの魅力をたっぷり紹介します。
Summary
1931年創業。神戸で愛されるチョコレートの名店
モロゾフは1931年、神戸トアロードで「神戸モロゾフ製菓株式会社」として創業しました。社名は初代社長である葛野友槌氏と共に同社を創業したロシア人の実業家、フィヨドル・ドミトリー・モロゾフ氏にちなんで付けられました。当時、チョコレートがまだ珍しい存在だった日本でフィヨドル氏の技術を用いて作られたチョコレートは、ギフトとしての高級スイーツというスタイルを生み出しました。
現在に至るまで、「カスタードプリン」や「デンマークチーズケーキ」などヒット商品が続き軌道に乗ったモロゾフは関西を中心に店舗数を拡大。今回、紹介する神戸本店は1971年に旗艦店「モロゾフ センター街ショップ店」としてオープン、何度かの改装を経て、2019年のリニューアルの際に「神戸本店」に改名されました。チョコレートはもちろん、焼き菓子やクッキーなど豊富な商品を揃え、関西の洋菓子ファンにとっては聖地の一つとなっています。入り口を入ってすぐ目の前に現れるチョコレートの滝もビジュアル的にもインパクト抜群で思わず見とれてしまいます。
開放感あふれるカフェスペースで優雅なひとときを
モロゾフの出来立てスイーツをイートインできる「カフェ モロゾフ」は全国に20以上もの店舗を構えています。なかでも神戸本店に併設されたカフェはステンドグラスの鮮やかさと間接照明を用いた意匠が落ち着いた雰囲気を醸し出し、高い天井の42席を擁する広々した空間で優雅なカフェタイムを楽しむことができます。
大定番の一品なら「カスタードプリン」
今回は、数ある神戸本店のカフェメニューの中から、ぜひ食べておきたい3品を紹介します。
まずは、「カスタードプリンとお飲み物」1320円。どこか懐かしいビジュアルのプリンは一口含めばカスタードの風味が口いっぱいに広がり、ほどよい弾力と食感がやみつきになります。横に添えられたバニラアイスクリームとホイップクリームで二度、三度と味の変化が楽しめます。
神戸本店限定メニュー「神戸本店チョコレートパフェ」
チョコレートの名店たるモロゾフの実力を余すことなく堪能できるのが、「神戸本店チョコレートパフェ」1210円。優雅なシルエットのグラスの中には、チョコレートムース、バニラ&チョコのアイスクリームなどがたっぷり。濃厚かつなめらかな口当たりを楽しめます。砕いたクッキーもアクセントになり、最後まで楽しく食べ進めることができますよ。
カフェ限定メニュー「アーモンドワッフル」
カフェのメニューの中でも定番として長年愛されているのが「アーモンドワッフル(ホール)とお飲み物」1375円。絶妙な火加減で焼き上げられたワッフルは、カリッとした表面とふんわりした中の食感のコントラストが抜群です。アーモンドの香りも食欲をかきたて、メープルシロップ&バターをかければホールでも瞬く間に食べ終えてしまいます。
焼き菓子やクッキーを自由に詰め合わせておみやげに
カフェメニューをたっぷり味わった後は、おみやげ選びの時間。神戸本店では店頭の商品を自由に選び、箱に詰め合わせるサービスを行っています。チョコレートをクッキーでサンドしたファヤージュやオデット、ミニケーキのブロードランドなど、好きなお菓子を眺めながら何を買うか悩む時間は至福のひととき。心のこもった詰合せはギフトとしても喜ばれること間違いありません。
箱はスライド式とボックス式が用意され、用途に応じて選ぶことができます。
関西を代表する洋菓子店の一つであるモロゾフ。今回、紹介したカフェメニューは本店を訪れた人だけが食べることができ、スイーツファンならお店がある三宮センター街を目指さずにはいられません。昭和・平成・令和と長い間人々を魅了し続けるモロゾフのスイーツをぜひ、現地で味わってください。
■モロゾフ 神戸本店(もろぞふ こうべほんてん)
住所:兵庫県神戸市中央区三宮町1-8-1
TEL:078-391-8718
営業時間:11〜20時(カフェ19時30分LO)
定休日:元日
Text:伊東孝晃
Photo:久保秀臣
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